α1 IIの新ファームが公開
ソニーがα1 IIの新ファームを公開しています。どのような変更点があるのか、この記事で詳しくお伝えします。
- 画面に表示される撮影情報のレイアウトを、縦横どちらの向きにも対応しました。
- 「撮影モード」、「ドライブモード」、「フォーカスモード」の変更をダイヤルで行うかメニューで行うかを選択できるようになりました。
- メモリーカードのスロット1とスロット2に同時記録された画像を同時に「削除」、「レーティング」できるようになりました。
- 再生時にフォルダー名とファイル名が表示されるようになりました。
- 動画撮影中や撮影後に、クリップにOK/NG/KEEPの3種類のフラグを付けられるようになりました。
- FTP転送中にFTP転送予定の画像を選択して予約転送を中止できるようになりました。
- Transfer & Tagging から以下の設定ができるようになりました。
- 「FTP取り込み」からプロテクトした静止画を自動でFTP転送予約する設定
- 「FTPアップロードプリセット」からプロテクトした静止画・動画を自動でFTP転送予約する設定
- 「FTPアップロードプリセット」からFTP転送した静止画に自動でプロテクトする設定
国や地域によってはサービスを提供していない場合があります。 - Monitor & Control の機能に対応しました。
- フォーカスマップ表示
- アイリス操作バー表示
国や地域によってはサービスを提供していない場合があります。 - 真正性カメラソリューションで「電子署名書き込み」機能が「入」で撮影された画像を再生したときに表示される撮影日時が、サーバー日時からユーザー日時(カメラの内蔵時計)に変更になりました。
- ご利用にはライセンスのインストールが必要です。(有償)
- 一部の報道機関以外のお客様へのライセンス(有償)の提供時期は未定です。
- 国や地域によってはサービスを提供していない場合があります。詳しくはこちら をご覧ください。
- 「WPA」、「WEP」機能に非対応となりました。Wi-Fi接続時に「WPA」、「WEP」の選択ができなくなりました。今後はよりセキュリティ強度の高い「WPA2」または「WPA3」をお使いください。
- 動作安定性を改善しました。
大規模アップデートを実施
ソニーがα1 IIの新ファームを公開したと伝えています。
今回の新ファームは整数部分の数字がインクリメントされているため、メジャーバージョンアップということになります。実際に変更内容をみると、不具合の修正だけでなく、さまざまなアップデートが含まれていることがわかります。
しかし、機能的に大きな追加があったわけではなく、それぞれのモードの細かな選択が可能となったり、セキュリティ対応がメインとなっているようで、AF性能の向上、新たな動画フォーマットの追加といったアップデートはありませんでした。しかし、動作の安定性が向上していることは安心できる内容となりますね。
最近は、新ファームに問題が含まれていて、非公開になったり、新たなファームが公開されたりする事例が増えていますので、適用までは数週間程度は様子を見た方がいいかもしれません。
ソニーの最新ニュース!
- FE 100mm F2.8 Macro GM OSS ソニーの中でも屈指の名レンズ
- ソニー 新製品発表のティザー画像を公開 12月2日23時発表 α7 V登場か
- α7 IV、α7R V 新ファーム公開 メジャーバージョンアップで多数機能が追加
- α7 Vに4K 120p録画に対応 ただしクロップありの新情報
- α7 V メモリカードスロットの新情報
- FE 16mm f/1.8 G 超広角ながら印象的なボケ 開放から卓越した中央の解像性
- α7 V 海外価格が判明か 大幅値上げは避けられない可能性
- α7 Vにプリキャプチャ・30コマ/秒 14bit RAW連写搭載の新情報
- シグマ 35mm/50mm F2 DG | Contemporary 供給不足告知 予約開始後3時間で
- α7 Vに3300万画素部分積層型搭載は確定との情報 30コマ/秒撮影も可能に
–ソニー


コメント
コメント一覧 (1件)
EUのサイバーレジリエンス法関連の項目も
含まれていと思われます。
法規の内容を読んでいるわけではないので
細かいことは分かりませんが同法は
2024年12月10日に発効、猶予期間は
2027年12月11日、脆弱性などの報告義務は
2026年9月11日なのであと約1年以内に
全てのカメラメーカーが対応すると思われます。