ニコン 4月1日から新体制へ移行
ニコンが1日から新体制へ移行しました。
確固たる経営基盤の構築
ニコンはありたい姿をVision2030に定め、さらなる企業価値の向上を目指しています。
持続的な成長を実現するためには、確固たる経営基盤の構築が必要です。グローバルガバナンスの強化や生産拠点の整備、DXを推進するとともに、事業運営面においては、バランスシートやキャッシュフローを重視し、資本を最適な形で配分する事業ポートフォリオ運営の高度化に取り組みます。
「人的資本」は企業にとって最も重要な資源です。私はニコンを、社員一人ひとりが自らの成長と企業の成長を同時に実感できるような会社、社員が自らの能力を存分に発揮できる組織体にしたいと思っています。国内外の様々な属性・経験・専門性を持った人材が互いに刺激し合い、Diversity, Equity and Inclusionを推進することでイノベーションが生まれる、そうした未来を目指します。
「人と機械が共創する社会の中心企業」というニコンのありたい姿を実現すべく、世界中の2万人の社員と力を合わせ、取り組んでまいります。
ニコンが4月1日から新体制に移行したということで、会長、社長の挨拶を公開しています。
ニコンは4月1日に新社長が就任することを明らかにしていて、新社長は45年ぶりの文系出身ということでちょっとした話題になりました。新社長就任における狙いは以下のように語られています。
(前略)
老舗光学機器メーカーのニコンで、德成旨亮CFO(64)が4月1日付で新社長に就任することになった。馬立稔和社長(68)は代表権のある会長となる。
(中略)
ニコンの社長は長らく技術系の人物が務めており、文系からの登用は45年ぶりとなる。德成氏が銀行出身であることも話題を集めた。
(中略)
德成氏とのより強い連携のもと、新規事業の育成を重点施策とする中期経営計画の推進を図る。「技術に偏重していたアンバランスを変えていく」(馬立氏)ことも狙いだ。
(後略)
SNSなどでは技術系ではなくて大丈夫なのかという声もあるようですが、これをきっかけに新しい製品などが発売されるといいと思いますね。
新社長は挨拶でバランスシートやキャッシュフローを重視して、現在ある資本を最適に配分するとしています。現金や不動産、政策保有株を漠然と持っているだけではなくて、それを積極的に会社の成長のための投資として活用していくという方針なのだと思われますね。これで新しいイノベーションが生まれて新しいカメラが発売されるといいなと思います。
さらに「ニコンが18mm、85mmの2本のチルトシフトレンズを開発中??」ではニコンのチルトシフトの噂について詳しくお伝えします。
(記事元)ニコン
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コメント
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新社長はニコンには入社が4年前とのこと。
社長は全体を見てマネジメントするので、文系理系は関係ないと思いますが、社歴の短さが気になります。
ニコンの事業や社内のキーマンの把握等、十分ではないでしょう。
社内の誰がどういう人で、どんな能力を持っているのか。把握するには10年くらいかかりますので。