ニコンが国内製造から撤退することが報道される
カメラ大手のニコンはデジタル一眼レフカメラ本体の国内生産を年内に終了することが7日、分かった。スマートフォンカメラの性能向上で、デジタルカメラ市場は大幅に縮小している。構造改革の一環として、国内で唯一、カメラ本体を手掛けている宮城県の工場からタイの主力工場に生産を移管する。
-共同通信
共同通信がニコンが一眼レフの国内製造を終了することがわかったと報じています。毎回、なぜか見出しをみるたびにびっくりするのですが、あれそういえば、そんなの以前に報道されてたよねと思い出します。
撤退報道の流れ
この記事が配信されたのは6月7日だそうです。つまり今日ですね。
最初に報道があったのは、2020年の11月8日です。この記事では、国内での生産がすべて終了してしまうということまでは断言できませんが、宮崎県からタイに集約することは明言されているので、国内製造からの撤退が示唆されている内容になっていることがわかります。これが第一報になります。
その後に報道があったのは、2021年4月2日の読売新聞です。ここでは、国内唯一のボディ生産拠点での生産を年内に終了し、国内生産に幕を下ろすと記述されていますので、もうこの時点で国内生産から撤退するんだなということが周知されたことになりますね。
そして、今回の報道です。6月7日に判明したという記述がありますが、実際にはすでに2ヶ月前には明らかになっていますし、実際には半年前ぐらいにはわかっていた内容であることがわかりますね。
何か他の新しい内容がわかったのかと思って記事をみてみましたが、これまで報道されたことの繰り返しのようにみえます。何か意図がある記事なのか、それともただ会社として事実を知らなかったということなのでしょうか。ちょっと気になったので記事にしてみました。
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コメント
コメント一覧 (4件)
フラグシップの機種だけでも Made in Japan であってほしいと思いますが
残念なことです。
これはもう一眼レフでは重要な機種は出ないということでは?
D6やD850やD500の後継機は出さないという表れなのかもと思いました。
Fマウントレンズのディスコンが加速しているように感じます。
直近では「AF-S Micro NIKKOR 60mm f/2.8G ED」が旧製品の仲間入りです。
DSLRの縮小と云うよりは、Fシステムそのものの店終いを感じます。
FマウントDXの標準ズームレンズが全てディスコンになってますね。
これって、=FマウントDXやめます!って事ですよね。