LUMIX S 24-60 mm F2.8 レビュー
化けの皮を剥ぐ方法がいくつあるかって?…いや、その話はやめておこう。要するに、Lマウント用の標準ズームレンズには実に多くの選択肢があるということだ。だからこそ、賢く選ぶ価値がある。このLUMIX S 24-60 mm F2.8は、自分の中でかなり上位にランクインしている。もちろん、望遠側のリーチはほとんどないが、対応するパナソニック製カメラのクロップズームやハイブリッドズーム機能を使えば、その弱点をある程度は補える。それに、自分としてはf/2.8通しの“トリニティ”標準ズームにおいて、広角側をしっかり確保していることの方が重要だ。多くのレンズがその点を犠牲にしてしまう中、このレンズはしっかり24mmからスタートしてくれる。しかも、コンパクトで軽量、価格も比較的手頃。さらに、堅牢な作りと防塵防滴性能、ハイエンドな操作性、そして全体的に優れたパフォーマンスも備えている。総じて言えば、パナソニックはこのレンズで見事にやってのけた。
評決
LUMIX S 24-60 mm F2.8は、他のf/2.8通しの“大三元”標準ズームよりも気に入っている。多くのレンズは28-70mm程度のズーム域で、広角側が物足りなく感じることがあるが、このレンズは24mmの広角をしっかり確保しているのがうれしい。望遠側のリーチは控えめだが、日常使いにはぴったり。 パナソニックのこのレンズは、非常にコンパクトで軽量なのに、堅牢で防塵防滴性能もあり、直感的な操作性と全体的に優れたパフォーマンスを兼ね備えているところが気に入っている。
- 長所
- コンパクトで軽量、かつタフな作り
- 開放F2.8をズーム全域で維持
- 優れた描写性能
- ハイエンドらしい操作性
- 短所
- 望遠側の焦点距離が物足りない
- 絞りリングが非搭載
- やや高価
LUMIX S 24-60 mm F2.8 コンパクトでうれしい価格
LUMIX S 24-60 mm F2.8のレビュー記事をDigitalCameraWorldが伝えています。上記はまとめ部分を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
LUMIX S 24-60 mm F2.8は、フルサイズ用の標準ズームレンズとしては比較的コンパクトな設計が特徴の一本だとされています。従来の 24-70mm F2.8 クラスは大きく重いイメージがありますが、本レンズはその常識を見直した存在として注目されているようです。
LUMIX S 24-60 mm F2.8は、ズーム全域で F2.8 を維持しながらも、サイズと重量を抑えている点が高く評価されているようです。実際、フルサイズ対応の大口径標準ズームとしては軽量な部類に入り、旅行や日常撮影でも負担になりにくいと伝えられています。カメラバッグへの収まりの良さもメリットの一つとされています。
さらに24mmから60mmまで、全域でF2.8が使える点が大きな魅力。低照度下での撮影や、被写体を程よく際立たせたい場面で有利に働くとされています。特にスナップやポートレート、室内撮影などでは、明るさの恩恵を感じやすいレンズのようです。
外装はしっかりとした作りで、防塵防滴にも配慮された設計となっているそうです。そのため、天候が変わりやすい屋外撮影でも安心して使用できると伝えられています。日常用途からフィールド撮影まで、幅広いシーンを想定したレンズと言えそうです。操作性についても概ね良好とされており、コントロールリングのカスタマイズや手ぶれ補正機能など、実用的な機能が備わっている点が評価されています。動画撮影との相性も意識した設計であると見られており、静止画・動画の両方を楽しむユーザーに向いているとの声もあります。
一方で、ズームレンジが60mmまでにとどまっている点は注意点として挙げられています。一般的な24-70mm F2.8と比べると望遠側がやや短く、被写体によっては物足りなさを感じる場面もあるようです。
また、絞りリングが搭載されていない点については、操作性を重視するユーザーにとって好みが分かれる部分だとされています。加えて、価格帯は決して安価ではなく、あくまで性能とサイズのバランスに価値を見出せるかがポイントになりそうです。
このレンズは記事執筆時点の最安値で12万7800円で発売されており、LUMIX S PRO 24-70 mm F2.8よりも6万円ほど安く手に入り、小型軽量となっているため、f/2.8通しのレンズのもう一つの選択肢としては有力なレンズとなるようですね。特にスナップ撮影や広角側をよく利用する人にとっては評価の高いレンズになるのかもしれませんね。
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LUMIX S 24-60mm F2.8の主な仕様
| 品番 | S-E2460 |
| マウント | ライカカメラ社L-Mount規格準拠 |
| レンズ構成 | 12群14枚(非球面レンズ3枚、UEDレンズ1枚、EDレンズ2枚) |
| 焦点距離 | 24-60mm |
| 画角 | 84°~40° |
| 開放絞り | F2.8 |
| 最小絞り | F22 |
| 絞り形式 | 9枚羽根 / 円形虹彩絞り |
| 最短撮影距離 | 0.19m(W端~焦点距離30mm) / 0.33m(T端)(撮像面から) |
| 最大撮影倍率 | 0.30倍(焦点距離30mm) (※焦点距離24mm(W端):0.25倍、60mm(T端):0.22倍) |
| 光学式手ブレ補正 | なし |
| Dual I.S. 対応 | なし |
| フィルター径 | 77mm |
| 最大径×長さ | φ84.0mm×約99.9mm (レンズ先端より、レンズマウント基準面まで) |
| 質量 | 約544g(レンズフード、フロントキャップ、リアキャップは含まず) |
| 対応テレコンバーター | なし |
| 防塵防滴 | あり |
| フッ素コーティング | あり |
| 動作環境(使用可能温度 / 湿度) | -10℃~40℃/10%~80% |





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