タムロンへのインタビュー
タムロンへのインタビュー記事が掲載されています。今後発売されるレンズ、単焦点レンズ、Zマウントレンズの売れ筋などこの記事では詳しくお伝えします。
90mm f/2.8 Di III Macro VXDの発売はタムロンの単焦点レンズの復活を表している。今後、他の単焦点レンズや大口径レンズには期待できるのだろうか?
90mm f/2.8 Di III Macro VXDの発表はタムロンにとって、ここ数年で最もロマンティックな出来事だったと思う。私たちは最初にf/2.8のコンパクトな単焦点レンズでソニーのミラーレス市場に参入したが、それらはユーザが単焦点レンズの世界に足を踏み入れるための初めてのステップとしてのレンズだった。
現在、私たちはすでにアイコンとなるレンズを発表している。これはブランドの歴史を体現するレンズだ。1979年に発売された90mm f/2.5 SP MACROを思い起こさせ、その光学性能やボケは今も評価されている。この新しい90mmは期待されていたレンズで、納得させる力を持っている。さらに、タムロンは競合他社のレンズよりも低価格に設定したことは非常に賢明だった。
明るい単焦点の開発についてはどうだろうか?
その方向性に関する情報は持っていない。タムロンの戦略は差別化にある。私たちは他にはないズームレンズを提供しており、それが私たちの主要なビジネスだ。これらのレンズはすべての焦点距離で均一にシャープで非常に良いオートフォーカスがある。
もちろん24mm f/1.4、35mm f/1.4、あるいは85mm f/1.2のようなレンズを発表することは非常に興味深いが、現時点では商業的な観点から見ると、この種の光学製品を提供しているプレーヤーがすでに多数存在している。私たちはむしろ機動性を重視して取り組んでいる。従って、ズームレンズにおける私たちの強みに集中している。
ソニーは依然として市場最大のシェアを占めているのか?
正直にいうと、正確な数字はわからないが、おそらくソニーのEマウントレンズの売上げは全体の50%弱を占めているのではないか。しかし、富士フイルムのAPS-Cとニコンを過小評価するべきではない。
例えば、今年発表した50-400mm f/4.5-6.3 Di III VC VXDレンズは、ZマウントのほうがEマウントより10倍売れている。実際、Zマウントの製品数が少ないため、私たちは目立ちやすい。
ズームレンズに注力するタムロン
タムロンへのインタビュー記事が掲載されています。上記は一部を引用して機械翻訳したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて記事によれば、タムロンは90mm f/2.8 Di III Macro VXDを発表したものの、その他の単焦点レンズについては、すでに競合他社が製品を発売しているため、タムロンとしては単焦点レンズをこれ以上、発売しない方向性のようです。その代わり、他社にはない焦点距離などのレンズで差別化することがタムロンの戦略であるとして、この他にもユニークなレンズを発売していく様子がわかりますね。
また、レンズの売れ行きですが、ほぼ半分程度をソニーが占めているがレンズによってはEマウントよりも10倍も売れているレンズがあるとして、他のマウントも過小評価できないとしています。
その10倍売れているというのはZマウント用の50-400mm f/4.5-6.3 Di III VC VXDレンズで、これまでにない焦点距離のレンズなので売れている様子がわかりますね。
また引用外になりますが、Zマウント向けのレンズとしては、これまでEマウント向けとして発売しているレンズのZマウント版が発売されるだろうとしています。今のタムロンレンズで人気のレンズが発売されるでしょうから、Zマウントユーザにとっては嬉しいお知らせになりますね。
さらにタムロン関連記事「タムロンの大口径超広角ズームレンズの特許 16-24mm f/2.8ほか」では新レンズの特許について詳しくお伝えします。
(via)Photorend
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コメント
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マクロ撮影しない人にとっては90mmならF1.8にして欲しい
90mmは屋内で撮影するならフルショットは撮りにくい
4m半離れる必要あるから
背が高い人なら5m離れる必要出て来る
LIVE撮影の同行スタッフなんかにはウケは良さそうだけど
デカ過ぎず重過ぎずだから
または屋外での囲み撮影
一応2m半から100cmのウエストショット撮れるから
広めのフルショットからウエストショットを2.5mから5mのレンジで撮れる90mm
フルショットならF1.8を開放で使えるから、そこまではF値小さいのは活かせる
フルショットでF2.8まで絞れば被写界深度40cmは確保は出来るし、240×160cmみたいな広いフルショットならF1.8のままでも35cmは確保出来るなら、写真として成立する
サードが積極的なのは嬉しいことですが、超望遠のノウハウや歴史はSIGMAの方に分があるので今後積極的に参入してもらいたいですね。