ソニーの躍進に海外で驚きの声
ソニーのカメラの存在感が国際的にも高まってきているようです。いずれキヤノンを逆転するときがやってくるのでしょうか?
先月、ソニーが日本の主要なミラーレスカメラ市場でキヤノンを追い越したということを報告したが、小売りアナリストのBCNの最新月次データによれば、両者の間の差はさらに広がっている。
以下は日本のカメラ市場の最新統計だ。
- ソニーは7月に日本のミラーレスカメラ市場で49.7%のシェアを獲得し、市場のリーダーとなった
- これは6月の33.3%からの大幅な増加だ
- キヤノンは再び2位で、今回は20.2%のシェアだった
- 6月にはキヤノンは25.7%だったので減少している
- ニコンは7月に12.6%の市場シェアで3位に入り、これも6月の17.4%から減少している
- 富士フイルムはX100VIへの関心が大きいにも関わらず、パナソニックやOMシステムとともに5%以下のシェアに留まった
これらの結果は驚くべきことではない。キヤノンは今年前半に日本でのカメラの売上げが減少したことをすでに報告しているが、これはEOS R5 Mark IIやEOS R1の発表前のものだ。
実際、最新の財務報告ではキヤノンはカメラ部門の今後の結果について強気な姿勢を示しており、市場シェアを簡単に諦めるつもりはないようだ。
BCNのデータをさらに掘り下げると、初心者のブロガーやスマホからのアップグレードを目指すエントリークラスのカメラであるZV-E10が7月に日本のミラーレスカメラのベストセラーになったことが明らかになっている(イギリスのソニーの情報筋も、このカメラが国際的にも非常によく売れていることを確認した)。
元々のレビューではZV-E10はソニーのEマウントシステムへの優れた入門機種であり、ブロガーやカジュアルに動画を撮影するユーザにとって素晴らしい機能、優れたオートフォーカスなどを提供すると賞賛した。
Statistica.comによれば、2023年に世界全体でキヤノンは国際デジカメ市場でほぼ半分を占め、ソニーが2位(26%)、ニコンが3位(12%)だった。従ってソニーの国内での成功が国際的にも転換していくのかどうかは興味深いところだ。
キヤノンは世界マーケットでは好調
先日、2024年7月のミラーレスカメラのメーカ別シェアが発表されました。そのシェアではミラーレスカメラでソニーが約50%を占め、キヤノンを大幅にシェアで超えていることが明らかになりました。この記事は海外にも伝わり、ソニーが大躍進していることに驚いている人もいるようです。
この記事ではキヤノンのシェアに関してはEOS R1やEOS R5 Mark IIの発表前の統計ということで冷静な見方をしていることがわかります。つまり新製品発表前に買い控えがあったのではないかと示唆しているわけですが、BCNランキングではフルサイズの買い控えがあっても、さほど数字には影響しないのかなとも思います。
しかし海外では一眼レフなどを含むデータのようですがキヤノンは十分にシェアを獲得しているとしていて、日本でのソニーの成功が世界でも見られるのかといった意見となっていることがわかりますね。
キヤノンはおそらく日本市場というより世界市場をみていて、あまり国内にこだわりを持っていないのではないかと思います。でもイギリスのソニーによれば海外でもZV-E10は成功しているようなので、こういうカメラが1台あってもいいのかもしれません。EOS R100はEVFをなくして、むしろ可動式の背面液晶にしたほうがよかったのかななどとも思っています。
さらに「カメラメーカは画質を犠牲に速度と精度を向上 静止画写真家にとっては不満!?」ではメーカが画質を犠牲にしていることについて詳しくお伝えします。
(記事元)AmateurPhotographer
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コメント
コメント一覧 (1件)
キヤノンのシェアはほぼkissじゃないでしょうか。
R50やR100って売れているんですかね
ZV-E10の売上は動画需要というよりもAFが優秀で安いカメラって部分が
一番大きいような気がして6400の後継が無くなってしまったっぽいのは非常に残念です。
普通の人からすると10万円でも十分に高いお金だと思いますし