キヤノンが2024年第2四半期の決算を発表
キヤノンが2024年第2四半期の決算関係の資料を公開しました。カメラ販売の業績はどのようになっているのでしょうか?
キヤノンの決算資料(画像タップで拡大します)によれば、レンズ交換式デジタルカメラの売上高は順調に推移したとしています。上記の上側の画像の資料をみると、第1四半期と第2四半期の実績に関して売上高、営業利益とも前年同期比マイナスとなっていますが、これは2023年の第1四半期、第2四半期が新製品を発売した効果で数値があがったもので、その効果がなくなったため見かけ上、前年マイナスということになっているようです。
また下側の画像では、レンズ交換式デジタルカメラの販売台数の実績が記述されています。こちらも前年と比較すると2024年第1四半期、第2四半期はいずれも販売台数がマイナスになっていますが、これも同様に2023年の反動となるようです。
そのためレンズ交換式デジタルカメラはマイナス表記になっていますが、年間計画の1%増加という状態になっているようですね。
上側の資料に戻ると2024年の第3四半期と第4四半期は、2024年第1四半期と第2四半期よりも110億円以上もの売上増加を計画していることがわかります。これはEOS R1とEOS R5 Mark IIや、さらに発売されるだろう次のカメラの売上も含んでいるのかもしれません。
というわけで、前年と比較すると見劣りしてしまうかもしれませんが、計画通りに売れていて、デジタルカメラの販売は順調に推移しているということになりそうです。
さらに「キヤノンの新レンズの特許 APS-C用14-30mm f/4-6.2ほか」ではキヤノンのレンズの新特許について詳しくお伝えします。
(記事元)キヤノン
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昨年はキヤノンの第1四半期の3月にR50、第2四半期の4月にR8とR100出した影響が大きい
今年は上半期に新カメラの発売はない
先日7/17に2台発表
その内、1台は8月下旬なので第3四半期、もう1台は11月下旬なので第4四半期に発売
キヤノンは四半期毎の決算意識して、数字を良く見せようとしてるから、こういう振分けになるとも言える
カメラの場合は新製品効果が大きく、新発売時期が1番数字が伸びる
コロナ禍で供給不足という営業ツールを手に入れたカメラメーカーは、その効果をコスト掛けずに維持するには計画的な生産スケジュールの維持と無駄に無理に頑張って月産計画立てない戦略で効果を維持する手法を身に付けた
それでもR8は割高感あるので影響は限定的
R8が品不足になったとはそんなに聞かないから
その辺は単価の絡みもあるから、生産計画とは無関係かも知れないが、単価とスケジュールのベストミックスで乗り切ってるとは言え、新製品が出ないと数字が伸びないのは確か
逆に言うと新製品出すと今のキヤノンは数字が伸びるのは間違いないので、発売スケジュールを決算の数字を横睨みしながら、微調整はされてるとは思われる
但しR5Ⅱはすぐに月産台数を1.6万から最低でも2万台にはしないとブーイングの嵐だろうね
R1はどれだけ本当に受注入るのか様子見の数字には見えるけど