Zoff、JINSが販売を全面的に再開
「Zoff」と「JINS」は一部商品の販売を停止していましたが、十分な在庫を確保できたため、全面的に販売を再開しました。レンズメーカは生産能力を高め対応しています。
一部商品の販売を止めていた「Zoff」は、11日から全面的に再開した。HOYAを含めたレンズメーカー各社から供給を受け、十分な在庫をもつめどが立ったという。「JINS」でも13日に再開する。
一方、納期の遅れは高機能のレンズを中心に続いている。HOYAからの供給減で受注が増えた他のレンズメーカーは、生産能力を高めて対応している。ニコン・エシロールは「生産ラインの稼働時間を延ばし、増員もしている」といい、近く納期の遅れをなくせるという。
機能付きレンズなど一部の製品の販売を停止していたZoff、JINSは、レンズメーカ各社から供給を受けて十分な在庫を確保する目処がたったことで、全面的に製品の販売を開始するそうです。
情報によれば、ニコンなど受注が増えたメーカは稼働時間を延長することで生産能力を向上させていて、人員の増加も行い、製品の供給に必死になっているようです。その結果、近く、納期の遅れをなくせる可能性がでてきたようです。
メガネは必要な人には絶対に必要なものですので、欲しいときに購入できないのは困りますが、とりあえず全面的に販売が開始されるようで安心ですね。
そして、ニコンなど他のメーカはよく生産能力を高めることができるものですね。余力がなかったわけではないのでしょうが、無理して稼働時間を拡大しているようです。
このことから、おそらく多くのレンズメーカはサプライチェーンの見直しを行うはずで、おそらくHOYA以外の納入割合を増やして、1社が供給できなくなっても、とりあえず最低限としてなんとかなるような配分で調達していくようになると思いますね。この結果、HOYAにとってはシェアは下がるかもしれませんが、他のメーカのシェアは増えるかもしれません。
そして、HOYAでは複数の事業のシステムに影響があるようですが、生産や需給の復旧状況を明らかにしていないようです。その理由は「セキュリティ上の理由」としていますが、せめて再開見込みや再開目標ぐらいは提示しないと、販売店のほうはどうしたらいいかわからず、対応もできないので、たまったものではないですよね。いずれにせよ商品の販売再開はよかったですね。
さらに「ニコンがRED社の完全子会社化を完了後任CEOにはニコン社員が就任」ではニコンがRED社を完全子会社化したことについて詳しくお伝えします。
(記事元)朝日新聞
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