朝鮮日報 “ニコン キヤノンはカメラの競争にとらわれ新事業発掘できず”

光学メーカの業績に明暗

ニコンは今年4-9月期のカメラ事業部の売上高がコロナ以前の19年の同期に比べ20%以上減少し、キヤノンも7-9月期の売上高が対19年同期比で4%減少した。高級デジタルカメラの需要が急激に減少していることが原因として挙げられる。ニコンは業績不振を受け、今年初めにグループ全体の10%に相当する2000人の社員を削減したのに続き、日本国内のカメラ工場2カ所を閉鎖した。キヤノンも今年7月、ブラジルのカメラ工場を閉鎖した。両社はいずれも衰退するカメラ市場での競争ばかりにとらわれ、新事業を発掘できなかった。

朝鮮日報

朝鮮日報が光学メーカの業績の明暗を報じています。記事によれば、オリンパスはカメラ事業から撤退したものの売上高や営業利益が急激に増加しているのに対し、ニコンとキヤノンは逆に業績が落ち込んでいるとしています。

オリンパスはここのところ積極的に医療事業に注力していて、先日は顕微鏡などの事業も売却したことが明らかになっています。

オリンパス カメラ事業に続き顕微鏡などの科学事業の売却を検討へ

確かにカメラ市場の縮小はカメラメーカにとっては非常に問題ですよね。カメラも最近は耐久消費財のようになっていて、以前は新製品がでる度に買い換えるという人も多かったようですが、今では壊れるまで使い続けるという人も多くなっています。もう、ほとんど一般の人が利用するぶんには十分な機能が実現されてしまっているので、わざわざ買い換える必要がないというところだと思います。

最近は動画需要が高く、センサーが大きいほうビデオカメラのほうが映画のようなボケのある動画が得られることや、画質がいいことからミラーレスカメラを選択する人が増えています。そのため動画機能に特化したミラーレスは新しいカメラとして売れていますが、それに続く新機能というのは見いだすところまではできていないように思えます。

オートフォーカスや裏面照射型センサー、そしてミラーレス化に続くような新しいイノベーションがカメラ市場の回復には必要だと思いますが、なかなかそういうものを簡単に開発するのは難しいので厳しい局面ですね。

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