ソニーのカメラにはコレが足りない
ソニーのカメラのラインナップには、このようなカメラを発売する余地があるはずだという意見が話題となっています。この記事では、その発売の余地があるカメラについて詳しくお伝えします。
ソニーのEマウントのラインナップは、最も包括的かつ多用途なカメラシステムの一つであり、愛好家とプロフェッショナルの両方のニーズに対応している。ただし、まだいくつかの隙間と、ラインナップをさらに強化できる可能性のあるイノベーション可能な領域がある。何が欠けているか分析しよう。
- 高解像度APS-Cカメラ-α6900R
ソニーのフルサイズカメラのラインナップには、α7Rシリーズのような高解像度の選択肢となるカメラがあるが、APS-Cユーザにはそれに匹敵する高解像度モデルが不足している。3200~3600万画素のAPS-Cカメラは、焦点距離の長さと解像性を重視する野生動物やスポーツ写真家にアピールすることができるだろう。 - 手頃なエントリークラスのカメラ-α5
α7Cはコンパクトだが、その価格と機能は一部の初心者にとって依然として障壁となっている。本当に手頃でシンプルなフルサイズカメラは、新しいユーザを取り込むことができるかもしれない。 - 積層型センサーのプロフェッショナルAPS-Cカメラ-α7000
積層型センサーを搭載したAPS-Cカメラは、超高速の読み出しと高い連写性能を提供し、軽量な機材を好むプロフェッショナルな性能を求めるスポーツや野生動物の写真家に対応することができるだろう。 - 専用のモノクロセンサーカメラ-α7 Bw
ライカの製品に似たモノクロ専用センサーのカメラは、モノクロ写真において高いディテールと階調を求めるニッチな写真家を引きつける可能性がある。
期待の声が強いAPS-C機
様々な製品を発売しているソニーですが、まだまだソニーのラインナップには発売しなければならないカメラがあるという主張が話題となっています。
記事によれば、ソニーには、高解像度のAPS-Cカメラ、積層型のAPS-Cカメラを発売する余地があるとしています。さらに廉価なフルサイズカメラ、そしてモノクロ撮影専用のカメラといったカメラも発売できる余地があるはずだとしています。
APS-Cに関しては、より高速な連写が可能で、トリミングが可能なカメラが欲しいという人は一定数いると思います。記事にもありますが、スポーツ撮影、野生動物の撮影、野鳥の撮影などがその典型となりそうです。高速でトリミングが可能なセンサーということで、積層型センサー、かつ高画素なセンサーが欲しいということになるのだろうと思いますね。
これは、ニコンに多くのユーザが高画素で読み取り速度が速いセンサーを搭載したNikon Z70のようなカメラを発売して欲しいという需要と一致するところがありそうです。
また、ソニーはLUMIX S9のような小型で手頃な価格のカメラを発売する余地があると指摘していますね。最近は、EVFがなく小型軽量で、廉価なカメラが非常に人気がありますので、ソニーがそのようなカメラを発売したら面白くなるのは間違いないと思います。最近の流行に合わせてレトロデザインのカメラとして発売すれば、口径が小さなEマウントですので、かなり小さなフルサイズカメラとして発売できる余地がありそうです。これは人気がでるかもしれません。
モノクロ専用カメラについては微妙なところですが、台数限定モデルとか、重厚でデザイン性の良い部品やパーツ、筐体などを採用したお金持ち様専用モデルを超高価格で発売したら面白いかもしれません。
というわけですが、APS-Cに関しては、結局、積層型で高画素なセンサーを採用すると、フルサイズのカメラと近い価格になり、結局はフルサイズのほうを選択する人が多いのではと各メーカも本当に需要があるのかどうか読めないので、そのような製品そのものを慎重に考えているのだろうと思いますね。APS-Cの積層化、高画素化は結構難しいのではないかと思うのですが、まず誰かが最初に発売して、その結果を受けてなら検討してもいいかなぐらいで考えているのかもしれませんね。
さらに「EOS R1 vs Nikon Z9 vs α1 II フラッグシップモデル対決レビュー」では各社のフラッグシップモデルを対決させてみます。
(Soruce)SonyAlphaRumors
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コメント
コメント一覧 (0件)
ソニーは本当にヤル気がないよな、特にAPSC
とりあえずα7CⅡ売っといて来年α7Ⅴ売っとけば安泰で文句ねーだろ位にしか思ってないから
たから余計にAPSCは手抜きする
ソニーは前機種を併売したり中古市場も豊富なのでα7IIIやα7Cの中古が手頃なエントリー機になってると思います。
ハイエンドなAPS-C機はα7シリーズのようなボディでデュアルカードスロットや高解像EVFやジョイスティック搭載のα7000 (仮) が出ないかとずっと言われていますが全然出ないので望み薄に思います。
ソニーとしてはα7RシリーズのAPS-Cクロップで十分と考えているのかもしれませんね (6100万画素あるとAPS-Cクロップでも2600万画素あるので) 。
ニコン・キヤノンにあってソニーに足りないのは8k60pを撮れる機種だと思います。
ソニーは型落ちしても前機種は併売になりますから、価格での棲み分けはあまり機能していません。リセールバリューの高さがそれを物語っています。
すると下位機種に求めるものは最新機能か、ある部分に特化した機種(レンジファインダースタイル、V-Log機)ということになります。
ソニーにおいてAPS-C機はフルサイズ機へのステップアップする前段階の機種という扱いなので、前段階でユーザーが停滞(満足)してしまうような完成度の高い機種は出ない(出さない)と推察します。
いくらソニーでも、こんなにラインナップを増やしたら利益確保や維持が困難でしょう。
安価ラインは既出通り併売で、APS-Cもボディが小さめなので他社以上にフルサイズ流用を推してそう。用途からしてα9III/α1IIくらいのホールド感など求められるでしょうし。
レトロ系は販促が難しそう。往年の〜とは言いづらいですし。そこを気にしないライトユーザー向けに売るのはありかもですが、それじゃあ利益が見込めない……?
SONYはAPS-Cでラインナップ増やして(6900Rとか)も同じパイの食い合いになるだけで、市場は広がらないと考えているんでしょう。(私もそう思います)
ZV-E10 IIがあるとはいえ、6400の後継機くらいは出て欲しいですが。
フルサイズ用のレンズが軽くなってきたとはいっても、やはりトータル的な意味で価格・大きさ・重量・画質のバランスはAPS-Cのほうが良いと思っております。それでもやはりS/N/C各社がフルサイズを推進してきたので、ユーザーもそれに引っ張られて現在はフルサイズ隆盛とかいう時代になっているように見えます。
とはいえフルサイズで性能を上げていくとソニーですらボディサイズが大きくなる現状、やはり小型化を目指すならフルサイズより小フォーマットを使うしかないと思われるのですが……。
α6700のような気合いの入った機種からZV-E10シリーズのように安価な機種まで用意し、APS-Cレンズもそこそこあるソニーには(現状センサー的な意味で頭打ちになりつつあるフルサイズより)APS-Cに今一度目を向けてもらいたい気がします。