キヤノン 50mm f/1.4、24mm f/1.4、34mm f/1.4の特許の出願が判明

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キヤノン新レンズの特許

キヤノンが新レンズの特許を出願していることが明らかになりました。どのような特許なのか、この記事で詳しくお伝えします。

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焦点距離 48.50
Fナンバー 1.46
半画角(°) 24.04
像高 21.64
レンズ全長 117.49

焦点距離 24.73
Fナンバー 1.46
半画角(°) 36.99
像高 18.62
レンズ全長 118.38

ズーム比 1.00
焦点距離 33.95
Fナンバー 1.46
半画角(°) 32.51
像高 21.64
レンズ全長 120.42

RF50mm F1.4 L VCMの特許か?

キヤノンが新レンズの特許を出願していることが明らかになりました。

特許では複数の実施例が記載されていますが、似たような仕様のものを除外すると、おおむね上記のようなレンズの特許ということになりそうです。まとめると以下のようになります。

  • 50mm f/1.4
  • 24mm f/1.4
  • 35mm f/1.4

ということで、それぞれ大口径単焦点レンズの特許であることがわかります。また、この特許の目的として、高速なオートフォーカスを実現しながら、各収差を良好に補正したレンズとなっています。

このレンズの構成図から考えると、おそらくこのレンズはRF50mm F1.4 L VCMのもととなった特許であると思われます。以下が、RF50mm F1.4 L VCMのレンズ構成図です。非常に似ていることがわかりますね。

先ほど記述したようにオートフォーカスの高速化を狙った特許なわけですが、RF50mm F1.4 L VCMはボイスコイルモーターを採用していることから、VCMを利用してオートフォーカスの高速化を狙った特許であることがわかります。

また、キヤノンのVCMシリーズでは24mmと35mmレンズも発売されているわけですが、レンズ構成図を見ると非常に似ているため、それらのレンズもこの特許がベースになっている可能性も考えられそうです。

さらにキヤノンのコンデジの最新の情報を「キヤノンが今月にコンパクトデジカメIXYシリーズの新製品を発表との情報」で詳しくお伝えします。

IPForce

RF50mm F1.4 L VCMの主な仕様

主な仕様

画角(水平・垂直・対角線)40°00’・27°00’・46°00’
レンズ構成11群14枚
絞り羽根枚数11枚
最小絞り16
最短撮影距離0.4m
最大撮影倍率0.15倍
フィルター径Φ67mm
最大径×長さ約Φ76.5×99.3mm
質量約580g

MTF曲線

レンズ構成図

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