SIGMA 17-40mm F1.8があればフルサイズレンズも不要に?
SIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artレンズがあれば、わざわざフルサイズカメラとレンズを購入しなくてもいいケースが出てきたという意見が公開されています。どういうことなのか、この記事で詳しくお伝えします。
(前略)
新しいSIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artが、どれほど驚異的であるかについて、十分に語られていないと感じている。なぜなら、APS-Cユーザーにとって、このレンズは単に複数の単焦点レンズの代替となるだけでなく、フルサイズのカメラシステムそのものの必要性さえも置き換える可能性があるからである。
もし私がまったく何も持っていない状態からカメラを購入するとしたら、フルサイズのEOS R8にRF28mm F2.8、RF35mm F1.8、RF50mm F1.8を組み合わせるのと、APS-CのEOS R10にSIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artを組み合わせるのとでは、どちらが良い選択だろうか。
ほとんどすべての点において、後者の組み合わせのほうが優れている。より小型で軽量、安価でありながら、望遠端ではより長い焦点距離を、広角端ではより明るい開放F値を提供している。そしてもちろん、3本のレンズではなく1本のレンズで済む(しかも、3本では焦点距離の範囲を完全にはカバーできていない)。
もちろん、ボケを追求する者にとっては、同等の画角で同じ被写界深度を得ることはできない。とはいえ、SIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artの40mm F1.8とRF50mm F1.8とでは、決定的な差があるわけではなく、実際のところ大きな違いは感じられない(実質的な焦点距離は64mm相当になる)。
等倍鑑賞を行うのであれば、これらのレンズすべてのテストチャートを比較することも可能であるが、私の実際の撮影体験では、それほどの差は感じられなかった。したがって、少なくともAPS-Cユーザーにとって、このレンズは実際に複数の単焦点レンズの代わりとなり得ると言えるだろう。
単焦点レンズこそが純粋な撮影方法であると信じるような原理主義的な理由で、このレンズを選ばない者もいるかもしれないが、性能面ではF1.4やF1.2といった上位の単焦点レンズと比較しない限り、何も失うものはない。
では、本当にフルサイズの必要性を置き換えることができるのだろうか。正直なところ、一部の者にとっては、それが可能であると思う。多くの人々――その中にはプロの仕事をしている者も含まれる――が、フルサイズのカメラに24-70mm F2.0の標準ズームレンズをほぼ常時装着している。これは、趣味で撮影する人から、結婚式やイベントを撮影する人々まで幅広く当てはまる。
(中略)
個人的にはAPS-Cを選択し、その余分な費用を2台目のカメラや追加のレンズに充てるか、あるいはもっといい方法として、その資金を銀行口座に預けておくべきだと考える。
もちろん、レンズ1本でセンサーフォーマットの違いがすべて解消されるわけではない。しかし、主に標準ズーム域で撮影するタイプのカメラマンにとっては、フルサイズが本当に提供している価値について、従来の常識を改めて見直す必要があるかもしれない。
シグマの新しいレンズは、多くの常識を覆すことになるだろう。APS-Cユーザー、あるいはより大きなセンサーへのアップグレードを検討している者にとっては、大きなセンサーが必ずしも優れているとは限らないことに気づくことになるだろう。
フルサイズが不必要になる?
SIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artは、カメラの常識を覆すかもしれないと主張されています。上記はその一部を引用したもので、中略部分では、フルサイズカメラでF2.8の標準ズームを使用した場合についても検討されています。全文は、本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
さて、センサーサイズの違いや、それに伴うメリット・デメリットは、毎回さまざまな場面で話題になりますが、今回も内容的にはほぼ同じです。ただし、SIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artの登場によって、APS-Cミラーレスカメラの価値が相対的に上昇し、フルサイズに近づいたと述べられています。確かに、SIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artは、APS-Cカメラにとってゲームチェンジャー的なレンズになる可能性がありそうです。
記事では、たとえばフルサイズカメラに50mm F1.8レンズ、または24-70mm F2.8レンズを装着して撮影した場合と、APS-CにSIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artを装着した場合とを比較しています。
フルサイズの50mm F1.8レンズとの比較では、SIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artはクロップファクターの影響で望遠端の35mm換算の焦点距離が長くなるため、50mm F1.8と同等の被写界深度になると主張されています。一方、フルサイズのRF24-70mm F2.8との比較では、シグマのほうが開放F値が明るいレンズであるため、こちらも被写界深度はほぼ同じであるとしています。
また、等倍鑑賞すれば画質の違いが分かりますが、そうでなければそれぞれの画質もさほど気にならないとされており、だからこそSIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artは、フルサイズ+単焦点3本、あるいはフルサイズ+F2.8標準ズームの代替となり得ると述べられています。
一方で、1画素あたりの面積が小さくなることにより、撮影シーンによってはノイズが増える可能性があること、同じ画角で撮影した場合にはフルサイズのほうが被写界深度が浅くなることにも触れており、これらが気にならない場合に限るという条件付きになっています。
SIGMA 17-40mm F1.8 DC|Artは、確かに非常に面白いレンズであり、資金的に余裕があるのであれば、標準ズームとして便利に活用できるレンズになると思います。また、一部のシーンではフルサイズの代替になる可能性もありますが、さすがにそれは想定する撮影シーン次第ということになると思いますね。結局はいつもの使い方、撮影シーン、被写体次第というところに落ち着きます。
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(source)DigitalCameraWorld
| 対応マウント | L マウント、ソニー E マウント、富士フイルム X マウント、キヤノンRFマウント |
| 画角 | L マウント:79.7-39.1° ソニー E マウント:79.7-39.1° 富士フイルム X マウント:79.7-39.1° キヤノンRFマウント:76.5-37.1° |
| 絞り羽根枚数 | 11枚 (円形絞り) |
| 最小絞り | F16 |
| 最短撮影距離 | 28cm |
| 最大撮影倍率 | 1:4.8(焦点距離40mm時) |
| フィルターサイズ | φ67mm |
| 最大径x長さ | L マウント:φ72.9mm x 115.9mm ソニー E マウント:φ72.9mm x 117.9mm 富士フイルム X マウント:φ72.9mm x 118.2mm キヤノンRFマウント:φ72.9mm x 115.9mm |
| 質量 | L マウント:535g ソニー E マウント:525g 富士フイルム X マウント:530g キヤノンRFマウント:560g |
| エディションナンバー | A025 |






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