ソニーへのインタビュー
APS-Cを見捨てたのではないかとソニーにインタビューをしている記事が公開されています。この記事では、この質問に対するソニーの返答について詳しくお伝えします。
一方で、APS-Cカメラのユーザの中には、少し見捨てられたのではないかと感じる人もいる。去年のα6700を除けば、あまり新しい選択肢がないのが現実だ。例えば、α6400はすでに古くなりつつある。これはソニーが見捨てたセグメントなのだろうか?
いいえ、ここは依然として重要なセグメントだ。フルサイズのラインナップは、現在より多くの新製品が登場しているが、APS-Cのラインも負けてはいない。α6700の発表はその例であり、フルサイズの技術を取り入れたもので、AIチップや新しいメニュー、デュアルBionz XRプロセッサを搭載している。
より手頃な価格でα6400は非常に優れたオプションのままであり、瞳や顔に対するオートフォーカス機能を備えている。フランスでは、その手頃な価格のおかげでキットとしてもよく売れている。従ってAPS-Cはまったく見捨てておらず、活気づいており、適切な価格帯に位置づけられている。
APS-Cを見捨ててはいないソニー
ソニーのインタビュー記事が掲載されています。この他にも興味深い内容がありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、インタビューでは、ソニーはAPS-C市場を見捨ててしまったのではないかと聞いていますが、ソニーは明確にそれを否定しています。そのため今後もAPS-Cのカメラが発売されることになるのだと思いますね。
ただ、これは広報の人が言っているだけだと思いますので、自分からわざわざAPS-C市場を見捨てたとか、軽視しているなどと言うわけがありません。そのため、こういう答え方になってしまうのも無理はないという感じがします。
確かに、ソニーは現在、フルサイズのラインナップに力を入れていて、APS-Cは少し手を抜いているというか、そこまで力を入れていられないという状況にはありそうです。いまがキヤノン、ニコンとの勝負の時でしょうから、まずはフルサイズでプロフェッショナルとハイアマチュアを取り込むのが急務と考えることができそうです。
最近の販売ランキングをみると、やはり数が売れているのはAPS-Cなどの価格が安いカメラなので、ユーザを増やしたり、取り込みたい場合には価格の安いAPS-Cにも力を入れないといけないとは思いますね。ただ、ソニーもAPS-Cのキットレンズに少し力を入れたほうがいいのではないかと思います。
というわけで、今後はソニーのAPS-Cの新製品はどのような製品になるのか、手頃な価格の製品も発売されるのか期待ですね。
(via)Photorend
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コメント
コメント一覧 (3件)
(エントリーラインとして)見捨ててないということでしょう。APS-Cで動体や本格的な撮影をしたい人にとって期待しているような返答ではないと思います。
それをいったらニコンはどうなってしまうのか。
Z50の後継機など出るのか出ないのか、APS-C用レンズも充実させるのかどうか、この質問はニコンにこそ聞いてほしいですね。
ソニーはα6700やZV-E10IIも出しましたしAPS-C用レンズもニコンやキヤノンに比べて豊富で充実しているほうだと思います。
ソニーのAPS-Cをかつて使用していましたが、現在のラインナップは寂しい限りですね。
レンズはNEX時代の10年前のもの、売れ筋のα6400は放置、廉価なα6100やα5000シリーズは消滅。
ニコンの場合、レンズの性能が高く、D7500相当がまだなので、いくらか期待出来ると思っています。