Nikon Z50II発表までのカウントダウン
Nikon Z50II発表までのカウントダウンが迫っています。
理由にはいくつかあります。まず発売日の問題です。Nikon Z50IIはUSB Micro-Bを採用しているため2025年からは欧州で販売することが不可能になります。いくらシェアを追い求めない経営を目指しているとしても欧州という大きな市場をみすみす見逃すことは考えられません。そう考えると少なくとも年内の発表/発売はどうしても行わなければなりません。
そして、経営の観点から考えれば、年末商戦に向けて製品を投入する必要があります。年末商戦というとクリスマスや年末年始のセールを思い浮かべるかもしれません。しかし、海外では、その少し前にアレがありますよね。そうです、ブラックフライデーです。
世界の一部では、本来は感謝祭で販売するプレゼントの売れ残った製品の売り尽くしセールが本来の始まりなわけですが、今ではこの日が商品を特売し販売する日となっていて人気となっています。日本でも何もイベントがない時期なので、時流にのってセールを実施しています。
ブラックフライデーは11月の第4木曜日の翌日に設定されています。もしこの日に合わせてNikon Z50IIを発売しようと考えた場合、2024年10月の発表は絶対に必要な条件になります。
従って発表から発売まで約1ヶ月と考えた場合、もしブラックフライデーまでも考慮して製品を投入する場合には、製品発表のカウントダウンがゼロとなる日は今月末と考えることができると思います。
そもそもZ50IIの発表はあるのか
Nikon Z50IIは現在でも比較的低価格で画質も素晴らしいということで、現在も人気のカメラとなっています。ニコンとしても採算が合う場合にはZ50IIクラスのカメラを販売し続けたいと思うはずです。
しかし、ニコンがAPS-Cの最上位モデルを投入する意思があるかどうかで話は変わってくる可能性はありそうです。さすがにNikon D500クラスのカメラの投入はないとしても、D7x00クラスのカメラの発売は考えているかもしれません。
そうなると、ニコンがフルサイズカメラで行ったように、最上位モデルを投入し、その後に順番に下のクラスにカメラを投入するという戦略を採用する可能性も考えられそうです。
まずは、EXPEED 7プロセッサと積層型とは言わないまでも、それなりの性能のセンサーと組み合わせたNikon Z90/Z70を発売し、その需要が一巡したら非積層型センサーのNikon Z50II、その派生モデルであるNikon ZfcII、Nikon Z30IIを順番に投入するという方法は考えられるかもしれません。
というわけで、いずれにせよUSB Micro-Bを採用しているZ50の更新は待ったなしの状態で、Z50IIが発売されるのか、それとも上位モデルから先に発売されるのかは、今後の1ヶ月で判明するのだろうと思いますね。今後の1ヶ月に注目です。
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コメント
コメント一覧 (13件)
今から年末までに、Z70→Z50IIと立て続けに出すのは(R7/R10のような前例はあるにせよ)厳しいと思います。また、ニコンはZでも上位→下位の前例を大きく崩していません。
となると、やはりZ50IIだけ出すか、Z50を年末までに作り溜めるか(新法施行前からある在庫は施行後もOK)になるのかな、と。
発売戦略は慣例に過ぎず弱い根拠ですが。
Z50はUSB Micro-B端子をUSB-Cに変更するだけの仕様で登場するのでは、と思ったりもしています。
Z50って受注停止じゃなかったですかねえ。
ということは順当に考えると、Z50Ⅱかな?小変更して。
年末に一気にZ50ⅡとZ70?ってのも可能性としてはあるかもですけどね。
Z50Ⅱの方は、ほんとに小変更で、Z70?は気合を入れてEOSR7の対抗機?
でも、それだと受注停止まではしないって気もするんですけどねZ50を。
ま、もうすぐわかるでしょうけど。
DX用レンズを見てみるとズームレンズには全てレンズ内手振れ補正を内蔵しています。
レンズ内手振れ補正を持っていないのは、単焦点レンズはDX24mmf/1.7のみでDXレンズは一応完結しています。
ここからDX用ボディを考えますとZ50シリーズにEXPEED7を搭載して動画機能などを向上させたもの開発発売すると思います。
D500のZ版の登場を希望されるコメントを良く見ますがFX版のZ8あるいはZ6ⅢにDX用レンズを使用すれば十分代替できるので、無理に開発発売する必要はないと思います。
Z50を流用して、Z30、Zfcを作ったワケで、Z50シリーズがAPS-Cのフラッグシップかと。
Z50IIは価格を維持した上で、AFの強化をしておけば、D500に及ばずとも十分な能力がある。
上位APS-C機種は存在するかもしれませんが、最優先は売れ筋のZ50IIでしょうね。
Z50IIに手ぶれ補正さえあれば、一気に売れるんでしょうけどね。
Z50ⅱにしてもZ70orZ90にしても早めに発表していただきたいですね。
特にZ50に関しては販売完了品になっていて店舗では現品限りのところも多い。その為か中古市場も過熱気味で夏からだと2〜3万近く上がってます。
APS-C上位機に関しては何故かニコンでは否定的な声が強いですね。それだけフルサイズ信仰が根付いているのかもしれません。が、現場ではD500から移行できていない(後継が無いため)ユーザーも多いですし(実際にそういった声をよく聞く)、私のように現状はZ9、Z8を使っているが、出来るならAPS-C上位機が欲しいというユーザーもいるため潜在的な需要を測るのは難しいでしょう。
FX機のDXクロップで代用する理論はDX機の性質から考えて、根本的な解決策になっていないためあり得ないですね。
失礼いたします、「FX機のDXクロップで代用する理論はDX機の性質から考えて、根本的な解決策になっていないためあり得ないですね。」この部分をもう少し分かりやすくご説明をお願いいたします。
キヤノンはR7、ソニーはα6700というハイアマ機で”諦めさせた”と感じます。キヤノンはクロップ耐性と連写力を両立したR5IIでもう一手打ってますね。
同様にニコンもZ8で諦めさせようとしたかもですが、それはあり得ないとの理由が私も気になります。
DXクロップで約1936万画素とほぼ同等、サイズもほぼ同じで連写力は遥かに上。ミラーレスの小型化恩恵は確かに無いですが、そこが致命的ではないような。
常用ISOが1段低い(低感度側に寄せた)のは積層由来かもですが、それを嫌う場合メカシャッターは必須ですね。
画質問題は技術進歩で改善しそうですが、それでもなおダメって感じでしょうか?
私もZ8をDXクロップして野鳥撮影に使っています。
概ね満足ですが、Z8 DXクロップのデメリットは、測距点が半分以下になる、1900万画素からのトリミング耐性が低くなる、価格が高く複数台所有が難しい、大型化すると言ったところかと思います。
サブ機に、ニコン版EOS R7が欲しいです。
既にUSB Type-Cでお手軽なZ30、クラシカルなZfcがあります。
ここで立ち位置が微妙なZ50Ⅱを投入してもシェアの奪い合いになるので、Z50Ⅱの発売は無いのではないでしょうか?
もしも、APS-Cサイズのミラーレスを出すとすれば、Z30、Zfcと価格帯が被らないハイエンドモデルのZ70あるいはZ90を投入するのではないでしょうか?
ハイエイドモデルとしてZ8のAPS-Cサイズ版を投入すれば、ちょっと高くしても売れるのではないかと思います。
「Nikon Z90/Z70を発売し、その需要が一巡したら非積層型センサーのNikon Z50II…」
だと、来年のZ50Ⅱ発売が間に合うのでしょうか…うーん。
それをやるとすれば、
Z70orZ90と、Z50のUSB-C変更版のZ50x(一眼レフ時代の銘名法則に当てはめれば)を同時発売
…と言っても、microusbメス部品とUSB-Cメス部品の大きさ、それによる基盤の変更、ガワの端子穴の大きさの変更によるボディ作りなおしなど大変かと思いますが。
現実的なことを考えると、
やはり、ここは今までのスケジュールに拘らず、Z50Ⅱを今年中に発売し、
画素数は変わらずともセンサーは積層化、IBIS搭載やバッファ増設など施したZ70を来年中頃に出すのが無難かな…と思います。
次のニコンの一手が今後のAPSCの進め方を示してるとも言えるので、とても興味深い
生産能力あれば、とっくに出してるんだろうけど、限られた中でナニをどの順番で出すのか
余り期待しないで待ってた方が精神衛生上も良いでしょうね
裏面照射にならないとまた3年は暗黒時代に突入するでしょう
その先の展開が見えてしまうから
ZfみたいなAF能力が備わるだけでも大きな変化にはなるが、また5年間コレが続く可能性高い事を考えるとウンザリしてしまうけど
Z50はZ50としてのポジションを確立していると思うので後継機は必要に思います。ZfcもZ30も筐体に癖があるので代用は効かないのでは?
それはそれとしてZ500みたいな高性能なDX機が欲しいです。仕方なくZ8使ってますけど、ずっとDXクロップして使っているので割高な感じがしてなりません。それならもうちょい安くして欲しい。
フジのX-H2sみたいなカメラがZにあったらめちゃくちゃ売れると思うですけどね(人気が無いのはフジは超望遠ユーザー少なそう)。R7も剛性が足りない、バテグリ使えない、AFが今一つとか、7を冠するには…とか色々言われているのでマーク2ではもうちょいストロングなカメラになるのではと思ってます。