Z 35mm f/1.4の噂は正しかったのか検証
ニコンから35mm f/1.4が発表されました。このレンズは非S-Lineのレンズで、しかもf/1.4と大口径、価格が安く、作例ではかなり画質も良いのではないかという評価があり期待が高まっています。このレンズの噂が正しかったのかどうか検証していきます。
それでは、まずはこれまでの噂を見てみましょう。日付のリンクからその噂の詳細を閲覧することが可能です。
- ロードマップに35mmレンズが掲載
- 85mm f/1.2 Sの印字のある保証書が見つかる
- 2023年8月か9月に35mm f/1.2が発売される
- 35mm f/1.2と言われる製品画像が流出
- 35mm f/1.2は設計が変更され開放絞り値が異なるレンズが登場する可能性がある
- 35mm f/1.2の価格やサイズが懸念になったと伝えられた
- 35mm f/1.2はZ 6IIIと同時か直後に発表されることを示唆している
- 35mm f/1.4 Sが来週にも発表
というわけで、ロードマップに掲載されていたためか長らく発売が期待されていましたが、実は製品に関する噂はあまり多くはありませんでした。
噂を検証する
まずは噂の検証の前に、このレンズは本当にロードマップに記載されていた35mmレンズと同じものなのか、それとも違うものなのかというところで評価が変わってきます。もし同じレンズであるとすると、これまで噂されていた仕様の35mm f/1.2 Sは間違いだったか、途中で設計が変更されたことになります。もし違うレンズだとすると、今後、まだ35mm f/1.2 Sが発売される可能性があり、この場合は噂は正しかったということになります。
35mm f/1.2 Sが本当に発表されるかどうかは現在のところ不明なため、評価のしようがありません。なので、とりあえず35mm f/1.2 Sについては?マークをつけて対応しようと思います。
- ロードマップに35mmレンズが掲載
- ニコンが掲載したものなので間違いということはない
- 85mm f/1.2 Sの印字のある保証書が見つかる
- フェイクの可能性もあるが現時点では判断不能
- 2023年8月か9月に35mm f/1.2が発売される
- これは明らかに間違い
- 35mm f/1.2と言われる製品画像が流出
- フェイクの可能性もあるが現時点では判断不能
- 35mm f/1.2は設計が変更され開放絞り値が異なるレンズが登場する可能性がある
- 設計が変更されたかどうかは不明だが、異なる開放f値の35mmが発表されたことは正しい
- 35mm f/1.2の価格やサイズが懸念になったと伝えられた
- 現時点では不明
- 35mm f/1.2はZ 6IIIと同時か直後に発表されることを示唆している
- f/1.2ではないが、35mm f/1.4はZ 6IIIの発表直後に発表された
- 35mm f/1.4 Sが来週にも発表
- 発表されたことは正しいが非S-Lineだったので半分正しい
それぞれ見てみましょう。35mm f/1.2からf/1.4に変更されたなどという噂もありますが、これは35mm f/1.4が開発/発表されているのを知った人が、35mm f/1.2ではなくf/1.4になったことで設計が変更になったと考えただけかもしれません。従って、まだ実際には35mm f/1.2が発表される可能性もあり、判定が難しいです。
またフランスのニコンもインスタに35m f/1.2 Sというレンズ名を記載していたことから、35mm f/1.2 Sが発売される予定か、今後発売される可能性はあったのだろうと思います。このあたりも判断が難しいところですね。
さらに6月22日に35mm f/1.4 Sが来週にも発表という噂がありましたが、これも実際に発表されましたが非S-Lineでしたので半分正解という感じです。通常、f/1.4という大口径ならばS-Lineのレンズになるだろうと考えるのは普通で、噂が伝わる段階で誰かがあとからS-Lineにしてしまった可能性もあり、ここら辺はよくわかりません。
というわけですが、なかなか何が正しくて何が間違いなのかよくわからないわけですが、最終結果は皆さんのご判断にお任せしたいと思います。
さらに「ニコンの認証済み未発売カメラは2機種 発売の可能性のあるカメラは何か」ではニコンの新製品の可能性について詳しくお伝えします。
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