NIKKOR Z 35mm f/1.4を正式発表
ニコンが新レンズとなるNIKKOR Z 35mm f/1.4を正式発表しました。どのようなレンズなのかみてみましょう。
型式 | ニコン Z マウント |
---|---|
焦点距離 | 35mm |
最大口径比 | 1:1.4 |
レンズ構成 | 9群11枚(非球面レンズ2枚) |
画角 | 63°(撮像範囲 フルサイズ/FXフォーマット) 44°(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) |
ピント合わせ | マルチフォーカス方式、IF(インターナルフォーカス)方式 |
最短撮影距離 | 0.27m |
最大撮影倍率 | 0.18倍 |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/1.4 |
最小絞り | f/16 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 62mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約74.5mm(最大径)×86.5mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約415g |
MTF曲線
レンズ構成図
ニコンがNIKKOR Z 35mm f/1.4を正式発表しました。発売予定は7月19日、予約は6月28日10時より開始をするということです。価格はオープンプライスで、現在のところ店頭予想価格はまだ不明です。
現在のニコンダイレクトでの直販価格は税込みで10万4500円、さらに10%オフクーポンが付いているため、実質、9万4050円になります。基本的に各ショップの売り出し価格はニコンダイレクトの価格の10%引きぐらいになりますので、9万4050円ぐらいの登場が期待されそうです。
(追記)店頭予想価格は税込10万4,500円で、ニコンダイレクトの直販価格と同じようです。
かねてから噂されていた大口径の35mmレンズでしたが、f/1.2ではなくやはりf/1.4として発売されました。そして大口径にも関わらずS-Lineのレンズではないということも驚きかもしれません。しかし非S-Lineということで大口径でも、小型、軽量、安価な製品になる可能性があるのかなと思いますね。
(記事元)ニコン
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コメント
コメント一覧 (4件)
ニコンダイレクトでは104,500円、10%のクーポン付ですね。
その他の焦点距離もSラインでない小型、軽量、安価なF1.4シリーズが出そうです。
ニコンダイレクトにはもう価格が出ていますね。
NIKKOR Z 35mm f/1.4 104,500円です。
ちなみにS-LINEの 35mm f1.8は
NIKKOR Z 35mm f/1.8 S 125,400円です。
また Z 35mm f/1.4 は動画サンプルも有ることから
動画用も重視しているのかもしれません。
f/1.8のレンズが売れなくなりそうな予感がします。
「味のあるレンズ」に振ってきたというところでしょうか。
レンズ構成と描写的に気のせいかH氏の影を感じます(笑)
サンプルを見るに無限遠は1.8Sの方が良さそうです。
最短撮影サンプルのとろみ具合も気になるところ(ナノクリ無のせいか?)。
しかしサイズ感と2リングデザイン、そして価格の安さ(一般的感覚でないことは置いておく)も相まって非常に魅力的なレンズですね。
一先ず購入リスト入りです。
Fマウント純正50mmには、昔ながらの柔らかいf1.4と、シャープなf1.8がありました。f1.4はナノクリではなく、買いやすい値段でした。
その関係とやや似ていますね。
後玉に大きな補正レンズを使う設計思想は、RF35mm f1.8と似ています。