EOS R Mark IIは登場しない
EOS R Mark IIの登場を待ち望んでいる人がいるようです。どのような理由で発売してほしいのでしょうか?
(前略)
今年のPhotography & Video ShowでキヤノンEMEAのイメージング製品マーケティング責任者と話たあと、彼は何も確認できなかったとしながらも、EOS R Mark IIが登場する可能性は「非常に低い」と考えていた。
今ではEOS R6 Mark IIに「アップグレード」したが、それでも多くの点でEOS Rからダウングレードしたように感じる。
(中略)
オリジナルのEOS Rには、非常に魅力的な機能がいくつかあった。それには設定を表示するための上部LCDスクリーンが含まれていた。これは新しいRFマウントカメラのほとんどが省略しているものだ。次に、非常に優れた3030万画素のフルサイズセンサーがある。これは高い連写速度よりもシャープさと解像度を優先している。最後にその価格は少し予算に優しく、発売時には2299ドルだった。これはEOS R6とEOS R6 Mark IIのそれぞれの発売時よりも200ドル安い。
現時点では、私が思うに、EOS Rの唯一の「本当の」後継機種はEOS R5だ。これはEOS Rにほしいと思うすべての現代的な利便性があるが、発売時に驚くほどの3899ドルという価格で、ほぼ2倍の価格だ。
だから、私たちがEOS Rの適切な名前の後継機種に最も近づけることができるのは、EOS R5だと受け入れる時が来たと思う。
(後略)
EOS R Mark IIの登場を待ち望んでいる人がいるようです。上記は一部の引用になりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、記事では、キヤノンの担当者が、確認することはできないとしながらも、おそらく個人的な感想としてEOS R Mark IIは発売されないだろうと考えていたようです。確かに現在のラインナップを見れば、ほぼ隙がないのでEOS R Mark IIを発売する可能性は低いように感じます。
しかし、いくつかの機能として、特に肩部にある設定確認用の液晶が欲しいということのようですね。
ですが、全般的にイメージプロセッサやセンサーなどは高価格化しているでしょうし、ボディ内手ぶれ補正も今ではほぼ必須の機能になっていますのでカメラ本体が高くなってしまうのは仕方がないのかなと思います。それぞれの部品や機能をなくせばある程度は安くできると思います。ボディ内手ぶれ補正は今時は絶対に必要な機能でしょうし、そう考えると天板の液晶を削ることになるのでしょうね。
さらに「EOS Kiss X10 Wズームキットが終売 これでX10、X10iの全キットが終売に」ではEOS Kissシリーズが終売になっていることについて詳しくお伝えします。
(記事元)DigitalCameraWorld
- カメラのキタムラ売れ筋ランキング Nikon Z30が首位 EOS R5 IIが2位で猛追
- サムヤンのRF-Sレンズは正式認可を受けている!? キヤノンのレンズ戦略に変化か?
- EOS R1は報道スポーツ写真に理想的だが少し専門的になりすぎたかもしれない
- キヤノンが24-130mm f/4、24-80mm f/2.8のレンズ特許を出願
- キヤノン R6 III、積層センサーのR7 II、プロ向けRF-Sレンズ2本計画中か
- キヤノンRF50mm F1.4 L VCMの供給不足を告知 通常より時間がかかる可能性
- キヤノン EOS R1のテクノロジを解説する特設ページ公開 クロスAFの技術ほか
- RF70-200mm F2.8 L IS USM Zに白と黒のカラバリが設定された理由が判明
- キヤノンのRF200-500mmはf/4ではなくf/5.6になるという噂が急浮上
- RF35mm F1.4 L VCMは複雑なレンズで賛否両論になるのは明らか
コメント
コメント一覧 (6件)
私の場合EOS R5は高価で買えないので、まだEOS Rを使っています(壊れるまで使うつもりです)が、まあ誰が見てもEOS R mark IIは出ないでしょうね(笑)
個人的にはボディ内手ぶれ補正とマルチコントローラーがついていればより良かったのですが、EOS 5D mark IVから受け継いだセンサーとDIGIC8の組み合わせで画質も良く、造りも高級感があり、発売当時の実売価格はEOS 5D mark IVの6~7割くらいと戦略的商品だったと思います。
今の時代では肩液晶はもう必須ではないと思いますが、個人的には肩液晶があってモードダイヤルがないのが好みなので、このデザインは継続してほしいと思います。
EOS RはEOS 5D mark IVと同じセンサーなので、Rの後継機は5Dの後継であるR5でしょう。
R5では高すぎる、画素数が多すぎるという方向けに、R6を用意したということだと思います。
R5 markⅡが出れば、終売になるまでR5が買いやすい値段になるように思えます。
EOS R Mark IIは出ないだろうと思っているのでレビュアーさんの
言う通りかもしれません。
EOS R5,R6には上部LCDスクリーンが搭載されているのでほとんど
省略しているとは下位機種の事でしょうね。
EOS Rの写りの良さは価格コムのレビューをみても分かります。
内部は分かりませんが外観に使っている部材は現行品より高級です。
ボディ内手ぶれ補正は一長一短でレンズ内補正のようなスイング+
シフトが出来ないので望遠と明るいレンズは不利ですね。
(センサーシフトでは左右及び上下でレンズからセンサーまでの
距離が端で変わってしまう)
また放熱に関しても同様です。
自分の使い方ではレンズ内補正のみで十分です。
EOS R5は肩液晶があるんですけど、EOS R6(mark II)には無いんですよね…
EOS R6 mark IIは新しいセンサーを搭載して24M画素になり、解像感もEOS Rの30M画素にそん色ないという評判なのですが、実勢価格も30万円台になってしまい、ここ1年くらいはMFT機への投資がたてこんだこともあり、現状EOS Rでなにも困っていないので、壊れなければ当面これでいいかという気分です。
YWさん
おはようございます。
EOS R6シリーズには肩液晶が無かったですね。
私の勘違いです。
申しわけありませんでした。
市場の反応を見るための観測気球、PoC的な一面があったように思います。5D4譲りの画質や発色をR5よりも好む人も結構いるようですが、直接後継機は出ないでしょう。ビルドクオリティや肩液晶はR5へ、価格面はR6(日本は円安影響ありR8の方が近い)へ分化したのかな、と。
とまぁ、Rは予想の範疇でしたが、(海外価格では)直接後継機と言えるR8が出たRPの方は、こうも長生きすると思っていませんでしたね……わからないものです。