EOS R10がKissブランドにならなかった理由
価格的にもEOS KissブランドになってよさそうなEOS R10ですが、なぜEOS R10がKissブランドにならなかったのでしょうか。そんな疑問に答えるような記事が投稿されています。なぜEOS R10はEOS Kissにならなかったのでしょうか?
では、早速記事をみてみましょう。
APS-Cサイズセンサーを搭載したEOS Kiss Mシリーズが現役モデルとして生きているので、ここで「Kiss」とは付けづらかったのか、あるいは「Kiss」は日本だけの品名(海外では使ってない)であることから、将来は使わないという方針なのか、あるいはどこかのタイミングでKiss Rが登場するのか分からないけれども、製品発表会で担当者に聞いたところでは、Kissと名付けるにはちょっと本格的なカメラだということだった。
ITmedia NEWS
レビューはかなり詳細ですので、EOS R10に関してもっと情報を知りたい人は、上記の記事元リンクからご覧ください。
さて、レビュー記事によれば、EOS R10がKissブランドにならなかった理由として、キヤノンの担当者に聞いたところ「Kissと名付けるにはちょっと本格的なカメラ」だったからということがわかったそうです。
とにると、ここから裏読みになるわけですが、”kissと名付けるには本格的すぎる”ということは、Kissというブランドとして発売しようと名称を検討したことはあると暗に認めたという解釈をしてもいいのでしょうか。それともちょっと裏読みとしては強引でしょうか?
もし検討していたとしたら、キヤノンがRFマウントでKissシリーズのカメラを発売する可能性がでてきたということになるので結構、重要なポイントではないかと思います。
EOS Kiss Mはコンデジ開発チームが主に関わっているとも言われていますので、案外、開発チームによってKissなのかKissでないのかと単純に分けられている可能性もないわけではありません。
ただ、いずれにせよEOS R10は、やはりEOS Kiss MやEOS Kissと比較すると機能的には一定程度高い製品で、Kissシリーズとは差別化されている製品ということはわかりましたし、仮にRFマウント版のEOS Kiss、仮称EOS Kiss Rが発売されるとしたら、EOS R10との差別化としてEOS R10の機能には及ばないような製品として発売されることも明らかになりました。
個人的には、いちど廉価なRFマウントミラーレスを発売してみて、もし既存のEOS Kiss Mと同程度のシェアを得ることができたり、ユーザからの反響がよかったりしたら、RFマウント版のEOS Kissを発売するのではないかと思いますね。
そして、もしEOS Kiss Rが発売されるとなるとKiss Mがどうなるのか?という話にもなるわけですが、EOS R10の売れ行きによっては将来的にかなり左右されることになるのかもしれません。
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コメント
コメント一覧 (3件)
R10は厚み他で、ちょっとEOS M 系と比べれば大きいと言えば大きい感もあります。ただマウント径他バランスからいくとしょうがないのか? 記事では発表会での担当者やり取りがほんのちょっとだけ書いてありますが、EF-Mどうする話はあったのでしょうかね。しかしRF16mmが似合うとか、RFレンズを付けてもよい関係はやめてもらって、何とかRF-Sレンズ促進話をしてほしいですね、個人的には。32mm F1.4や28mmマクロはできれば発売してほしいとか、ソニーが15mm F1.4 を出したのだから、RF-S 14mm F1.8 を出すべきとか。EF-Mより高級系機種を出したのだから、EF-Mよりもう少し上級のレンズをとか。
2012 年に EF-M マウントが始まってから 2018 年に Kiss M が出るまで6年かかっています。
今時点では R7 も R10 も成功といえる状態ですが、EF-M を抱えている中 RF-S を展開するのはリスクがあったはずです。その段階で Kiss と RF-S を同時に展開した場合、最悪 RF-S だけでなくて Kiss のブランドを毀損するリスクすらあったはです。
Kiss と RF-S を同時展開しなかったのは企業として正しい判断かと思います。
EOS R10はジョイスティックとサブ電子ダイヤルがありバッテリーもLP-E17なので、もしRF (RF-S) マウントでKissを出すとしたらKiss Mと同じくダイヤルはシャッターボタン周りだけでバッテリーもLP-E12になると思います。
ボディのサイズや質量ももっとKiss Mに近づけてくると思いますし、望遠ズームも出してダブルズームキットも用意するでしょう。
ただソニーとニコンが最廉価機にVLOGCAM (ZV-E10 / Z 30) を据えているので、もしかしたらキヤノンもRF (RF-S) マウントの最廉価機はEVFなしのVLOGCAMをラインナップするかもしれませんね。
そのVLOGCAMにKissの名を付けるかはわかりませんが。