EF17-40mm F4L USMがディスコンに
キヤノンがEF17-40mm F4L USMをディスコンにしたことが明らかになりました。
今年、当サイトでキヤノンがEFマウント用レンズ4本が在庫僅少になったことを報告しました(キヤノン EFレンズ4本を新たにディスコン 一眼レフ撤退間近か??)。今回の調査で、そのうちの1本、EF17-40mm F4L USMがディスコンになったことが明らかになりました。現在のキヤノンEFマウント用のレンズのラインナップはこちらから確認することができます。
ディスコンというとがっかりするかもしれませんが、このEF17-40mm F4L USMは2003年の発売というかなり古いレンズで、その後に同様の焦点距離、開放f値のレンズは発売されていませんが、似たような焦点距離をカバーできるEF16-35mm F4Lといったレンズがありますので、このレンズがなくなることによる影響は、さほど考えなくてもいいのかなと思います。
むしろ、これだけ旧設計のレンズが2022年まで存続していたのが不思議という感じですね。
ですが、依然として以下の3本のレンズは在庫僅少の状態が続いています。
- EF24mm F1.4L II USM
- MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト
- TS-E135mm F4L マクロ
これらのレンズも、同様にいつディスコンになってもおかしくない状況になっていると思いますね。
自分がキヤノンの経営者だとしたら、焦点距離が被っているレンズで設計の古いもの、光学性能が相対的に悪い廉価なレンズといったもの、今後の売上は余り見込めないレンズについてはディスコンにして、最低限のラインナップしていきます。キヤノンも一眼レフ用のレンズについては、ほぼ在庫のみで実際に生産しているのは需要があるレンズのみで、それ以外のレンズについては次々とディスコンになる可能性も高いのかもしれません。
ただ職業的にシフトレンズやマクロレンズなどはどうしても必要な人はいると思います。そのような需要のためにミラーレス用のシフトレンズ、魚眼レンズなどの特殊なレンズの拡充も期待されるところだと思います。
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コメント
コメント一覧 (2件)
遂に消えましたか……在庫僅少になった時点で生産は終わっていて、あとは売れる度に出荷してキヤノンから手持ちが無くなったら旧製品入りでしょうから、何だかんだで在庫は捌けたってことでしょうかね。
下記を見ると、生産完了から7年のサポートなので今年2〜3月には終わっていたようです。そうは言っても2022年まで生産し続けていたのは驚きですが……。
https://canon.jp/support/repair/repair-products?pr=1707
レンズついては何が残るのか予想がつかないですね。売れ行きもランキング等がないですし。でも本当に何を残していくのでしょうね。しかし一眼レフのカメラの方も分からずで、あっさりEF-Mの Kiss M2 が販売終了か?という雰囲気も出てきている中、キャノンの一眼レフ販売終了がないですよね。Kiss X90 はとっくに日本では販売終了しても大丈夫なのではと思っているのですが、ながらくKiss3機種体制を保っていますし。90DもR7の影響を受けてかBCNの50位ランキング外になって久しい?ですが、どうするんでしょうね。