パナソニックはAPS-Cミラーレスは検討しておらず、シグマは検討しているようです。
DpreviewはLマウントのプロジェクトに関わった3社にインタビューした。以下が興味深い一節だ。
APS-C Lマウントレンズについて
シグマ:YES。Lマウント用のAPS-C用レンズを開発する計画がある。
パナソニック:No。我々はフルサイズセンサーのLマウント用製品のみを開発する。Lマウントのフランジバックについて
ライカ:フランジバックはもっと短くすることもできたが、例えば誰かプロフェッショナル向けのLマウントビデオカメラを発売したいと考えたとしたら、カメラボディにフィルターやその他を取り付けるために、もう少し広いスペースがあるほうがベターである。20mmがちょうどいい。もし少し小さくしたら、それを実現することがとても難しくなる。マイクロフォーサーズとの類似性について
パナソニック:このアライアンスは結婚に似ている。以前のオリンパスとの協定は、ちょうど”同居していた”という関係に近いものであった。なので義務に関しては少しハイレベルのものになる。(記事を一部意訳しています)
Lマウントについて、パナソニックはフルサイズに専念するようです。
上記の記事によればパナソニックはAPS-CミラーレスをLマウントで展開する予定はないようです。このあたりは、恐らくマイクロフォーサーズとの兼ね合いがあるものと思われますね。パナソニックはマイクロフォーサーズでかなりの製品を展開していますので、APS-Cを発売してしまうと、フルサイズにもマイクロフォーサーズにも影響がでてくるものと考えられます。
実際、より高画質で撮影したい場合はフルサイズで、気軽に撮影したい場合や、望遠の撮影、報道などの記録写真を撮影したい場合はマイクロフォーサーズを選択するというのはいい選択のように思えます。
逆にシグマですが、こちらはAPS-C用のレンズを発売していくそうです。それはシグマがAPS-CのLマウントミラーレスを発売しようと計画しているからなのかどうかはわかりませんが、思わず期待してしまいますね。少なくともシグマはLマウントの協業をきっかけに、いよいよカメラメーカへの本格的なステップアップをしようと考えているように見えますね。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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