シグマレンズの噂を徹底検証
シグマから、かねてから噂されていた2本のレンズが発表されました。それが、500mm F5.6 DG DN OS | Sportsと15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE | Artです。
この2本のレンズについても、かなり前から噂として流れていて、500mmレンズのほうは詳細な仕様や製品画像も流れていましたね。
今回はこの2本のレンズの噂が正しかったのかどうか検証してみたいと思います。
まずは流れていた噂の確認です。発表前までには、以下のような情報が噂として流れていました。
シグマレンズの噂
- SIGMA 500mm f/5.6の仕様
- 軽量なレンズで、1500g以下で購入できる望遠単焦点で最も軽量
- α1でとても高速(リニアモーターがある)
- 悲しいことにフレームレートは依然として12コマ/秒に制限されている(これはソニーのせいで、ソニーがこのポリシーを変更することを願う)
- ソニーの200-600mmGよりも画質がよい
- テレコンバーターは使用できない
- とても少ない色収差
- Eマウント、Lマウント用レンズが登場
- 価格は3000ドルを少し下回る
- 発表は2月21日
- SIGMA 15mm f/1.4 対角魚眼レンズ
- レンズは現行の14mm f/1.4とほぼ同じように見える
- 同じ形、同じような重量
- Eマウント、Lマウントに対応予定
概ね正しいが検証待ちの余地も多い
それでは、この噂が正しかったのかどうか、それぞれ確認してみましょう。
シグマレンズの噂を検証
- 流出したと言われる画像
- 流出した画像は製品画像だった
- SIGMA 500mm f/5.6の仕様
- 軽量なレンズで、1500g以下で購入できる望遠単焦点で最も軽量
- Eマウントで1365gと1500以下と超軽量
- α1でとても高速(リニアモーターがある)
- 検証待ちで判断不可能
- 悲しいことにフレームレートは依然として12コマ/秒に制限されている(これはソニーのせいで、ソニーがこのポリシーを変更することを願う)
- 検証待ち
- ソニーの200-600mmGよりも画質がよい
- レビュー待ち
- テレコンバーターは使用できない
- Eマウント版ではテレコンは利用できない
- とても少ない色収差
- 宣伝文章ではそのように記述されているが実際は不明
- Eマウント、Lマウント用レンズが登場
- Eマウント版とLマウント版を発表
- 価格は3000ドルを少し下回る
- アメリカで2999ドル
- 発表は2月21日
- 正しい
- 軽量なレンズで、1500g以下で購入できる望遠単焦点で最も軽量
- SIGMA 15mm f/1.4 対角魚眼レンズ
- レンズは現行の14mm f/1.4とほぼ同じように見える
- 形は非常に似ている
- 同じ形、同じような重量
- 15mmのほうが約200g重いがサイズはほぼ同じ
- Eマウント、Lマウントに対応予定
- Eマウント版とLマウント版が発売
- レンズは現行の14mm f/1.4とほぼ同じように見える
というわけで、流出した画像や、仕様に関する部分では、ほぼ噂は正しかったということが言えそうです。ただし、色収差、AFが高速といったところは、すでにインフルエンサーなどが動画を公開しているようですが、レビュー待ちの部分も多く、現在では判断できない部分も多いです。
Eマウント版で12コマ/秒なのも間違いないと思いますが、このあたりも実際のレビューが欲しいところですね。
なので、今回の噂は主観部分と仕様外で判断できないところ以外は正しかったということになるのだろうと思います。今回の噂もかなり正しかったですね。情報を提供した人はさすがという感じです。
さらに「シグマが語るFoveonセンサー開発の現状 3段階プロセスの中間にて停滞」ではシグマのFoveonセンサーの開発状況について詳しくお伝えしています。
500mm F5.6 DG DN OS | Sportsの主な仕様
15mm F1.4 DG DN DIAGONAL FISHEYE | Art主な仕様
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コメント
コメント一覧 (0件)
500mm、CP+で触ってきましたが、想像を超える軽さとコンパクトさでした。
もちろん予約済です。
私もCP+で見てきましたが、驚くほどのコンパクトさでした。すぐ近くにあったレフ機用のゴーヨンと比べると天と地の差です。
Eマウント版はfpsとテレコンの制限が惜しいですね……どちらもシグマの責ではないからこそ本当にもったいない。ソニーがこの制限を撤廃・緩和する日は来るのでしょうか。