X100VIの噂を検証
先日、富士フイルムがX100Vの後継機種となるX100VIを発表しました。このカメラは発表直後から非常に人気となっていて、イギリスの富士フイルムによれば、富士フイルム史上で過去最大の予約数があったと述べています。
それにしてもインスタントカメラのチェキといい、X100VIといいインフルエンサーに取り上げてもらったりして人気がでて運が良いというか、若い人に刺さるカメラを作るのが上手いというか、爆発的人気のでる製品を作ることが上手いですね。
さて、話をもどして、これまでX100VIに関する噂がかなりでていたのですが、その噂が本当に正しい噂だったのかどうか検証していきましょう。
以下が、発表前までに噂されていた内容です。
X100 VIに関する噂
- ボディ内手振れ補正を搭載
- 新しいイメージプロセッサ
- 4000万画素X-Trans 5センサー
- X100Vと同じレンズ
- ISO125
- シャッター速度1/180,000
- 369万ドットEVF
- 6.2k 30p、4k 60p
- UHS-Iスロット
- X100Vよりわずかに重い
- 中国製
- X100Vより300ドル高い可能性(1699ドル)
- 価格は1599ドル(約24万円)
- 2月20日開催の富士フイルムX Summitで発表
- X100VIの流出した画像
X100VIの噂の検証
それでは実際の製品と比較して、噂が正しかったのかどうか確認していきます。
X100 VIに関する噂
- ボディ内手振れ補正を搭載
- ボディ内手ぶれ補正搭載
- 新しいイメージプロセッサ
- 最新のX-Processor 5
- 4000万画素X-Trans 5センサー
- 最新のX-Trans CMOS 5 HRセンサー
- X100Vと同じレンズ
- 同じレンズを採用
- ISO125
- 常用ISOは125スタート
- シャッター速度1/180,000
- 電子シャッターで1/180,000秒
- 369万ドットEVF
- 369万ドット
- 6.2k 30p、4k 60p
- 6.2k対応
- UHS-Iスロット
- SDメモリカードスロット
- X100Vよりわずかに重い
- 40gほど重い
- 中国製
- 中国製
- X100Vより300ドル高い可能性(1699ドル)
- アメリカでは1599ドルだった
- 価格は1599ドル(約24万円)
- アメリカで1599ドル
- 2月20日開催の富士フイルムX Summitで発表
- 2月20日に発表
- X100VIの流出した画像
- 流出した画像はX100VIだった
上記のように、初期の価格情報(1699ドル)だけ異なりましたが、あとからでてきた価格情報は1ドル単位で正確なものでした。このことを考えても、ほぼすべての点で噂の内容は実際に正しかったといっても間違いないだろうと思います。
ただし、富士フイルムの製品の場合は世代でイメージセンサーとプロセッサ、その性能が一緒なので、ある程度は他のカメラから予想できた内容であることも事実です。それでも今回の噂はかなり正確でした。さすがでしたね。
さらに「X100VI 歴史的セールス 富士フイルム史上最大の予約数 販売店も記録更新過程」ではX100VIが歴史的に売れていることについて詳しくお伝えしています。
X100VIの主な仕様
センサーサイズ | APS-C X-Trans CMOS 5 HRセンサー |
画素数 | 約4020万画素 |
センサークリーニング | 圧電素子による超音波方式 |
イメージプロセッサ | X-Processor 5 |
手ぶれ補正 | 5軸ボディ内手ぶれ補正 |
手ぶれ補正効果 | 6.0段 |
レンズ | 23mm f/2.0 |
高速連続撮影 | 最大約20コマ/秒 |
動画撮影 | 最大6.2k 30p |
被写体検出 | 人物の顔や瞳、更に動物・鳥・車・バイク・自転車・飛行機・電車・昆虫・ドローン |
シャッター速度 | メカシャッター:Pモード: 30秒~1/4000秒 Aモード: 30秒~1/4000秒 S/Mモード: 15分~1/4000秒 バルブ: 最長60分 電子シャッター:Pモード: 30秒~1/180000秒 Aモード: 30秒~1/180000秒 S/Mモード: 15分~1/180000秒 バルブ: 1秒固定 |
ISO | ISO125~12800 (1/3ステップ) |
EVF | EVF: 0.5型有機ELファインダー 約369万ドット |
背面液晶 | 3.0型チルト式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター |
メモリカードスロット | SD/SDHC/SDXC USH-II対応 シングルスロット |
サイズ | 128.0×74.8×55.3mm |
重量 | バッテリー、 メモリーカード含む: 約521g |
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コメント
コメント一覧 (2件)
CP+の数少ない目玉新商品の一つで常時列ができる人気製品でした。
品質、レスポンス良く、欲しいカメラとなりました。
最低時給が5,000円だったり、ビッグマックセットが5,000円くらいの国なら、五万円くらいの感覚で買えるのでカメラは安い買い物なんでしょうね。