キヤノンが来週にもRF 200-800mm f/6.3-9 ISを発表か?
キヤノンが廉価な超望遠レンズを発表する可能性があるようです。どのようなレンズになる可能性があるのでしょうか?
複数の情報筋によれば、キヤノンはRF 200-800mm f/6.3-9 ISを2023年11月2日に発表する。Jan Wegener氏は3週間前にキヤノンがRF 200-800mmを発表すると述べ、その直後にSonyAlphaRumorsは、販売店の情報筋によると11月初旬に発表すると述べた。
SonyAlphaRumorsは、RF 200-800mmはf/6.3-9というf値になるが、Lシリーズのレンズではないと述べた。小売価格は2500ユーロで、これは2200ドルから2300ドルになるだろう。
これにはいくつかの疑問点がある。レンズは防塵防滴になるのか、キヤノンのテレコンバーターと互換性があるのか、そしてオートフォーカスはスポーツや野生動物の撮影にとって十分に速いかどうかだ。
2000ドル以上のほとんどのキヤノンのレンズは、普通は防塵防滴仕様だが、それらは通常はLシリーズのレンズだ。レンズに防塵防滴性能がある可能性はあるが、Lシリーズのレンズと同じレベルの性能はないかもしれない。
RF 800mm f/11はキヤノンのテレコンバーターと互換性があるため、RF 200-800mm f/6.3-9 ISにも互換性がある可能性が高い。残された疑問は、AFがスポーツ撮影や野生動物の撮影に十分な速さがあるかどうか、または800mm f/11のように遅いのかということだ。
私たちはこの噂を検証中だ。近日中に仕様や写真を入手することを期待している。いずれにせよ発表の時期に近づくので来週までに知ることができるだろう。またRF 10-18mmも発表されると噂されている。これはRF 200-800mm f/6.3-9 ISと同時に発表されるのだろうか?
キヤノンがRF 200-800mm f/6.3-9 ISを発表するかもしれないとTHE CAMERA INSIDERが報じています。
噂によれば、キヤノンはRF 200-800mm f/6.3-9 ISを11月2日に発表する可能性があるようです。キヤノンの新製品の噂に関しては、特にレンズについての噂がかなり多いのですが、RF 200-800mm f/6.3-9 ISに関しては最近、流れてきた噂で、あまり多くの噂はありませんでした。
直近では10月10日に噂されていたもので、比較的新しい噂です。
レンズの仕様に関しては意見のわかれるところと思いますが、キヤノンは廉価な超望遠ズームを多く発売していて、汎用的な廉価な超望遠ズームとして人気がでそうなレンズではありますね。ただ、性能が高く明るいかなり高額なレンズと、開放f値がそれなりで性能もそれなりで廉価なレンズという両極端になっているような感じがします。
キヤノンの新製品としては、現在、以下のような製品が噂されています。
- EOS R5 Mark II
- 視線入力AF、可変解像度センサー搭載?
- EOS R5 C Mark II
- RF200-500mm F4L
- 年内に発売で250万円以上にもなる?
- f/2通しのズームレンズ
- 2024年の前半に登場?
- 来年3月までの8~10本のレンズ
- EL-10
- スピードライト。23年後半に発売か
- RF70-200mm F2.8L IS USMの後継機種
- インナーズームで2024年に発売される可能性
- RF 200-800mmレンズ
- 11月2日に発表と噂
一番最後にRF 200-800mmが11月2日に発表という噂があるわけですが、この他にも来年3月までに10本程度のレンズが発表されるということが噂されています。
もし仮に10本のレンズが発表されるとして、このうち10-20mmがすでに発表済みで、200-800mmも発表されるとしたら、残りは最大で8本のレンズが発売されることになります。レンズ祭りになりそうな予感ですね。
さらにキヤノンからAPS-C用レンズが発売されるという噂について「キヤノン 年末までにRF-Sレンズ2本、Lレンズ1本発表か」にて詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (7件)
相変わらず暗いレンズですね…。もうRFマウントを使う上ではf2桁以下は許容範囲というふうに認識をアップデートする必要がありそうです。とはいえ600mmF6.3なら1.4テレコン使用でこのくらいになりますからテレ端を多用する場合は気にならないかもしれません。
AFモーターですが、600mmf11や800mmf11に採用されていたSTMでは動き物は厳しいので最低でもナノUSMですね。RF100-400mmをそのまま大きくした感じが理想です。
黒レンズは確定のようなので安価になりそうですが、SARではサイズが大きいとありますね。用途と客層的にサイズにもある程度はアジャストしないと訴求力が足りない気がしますが、待望の純正お手軽超望遠ですし贅沢は言えないんでしょうかね。
元記事では2200ドルか2300ドル辺りかも的に書いてあるので、33万円から35万円辺りになるのでしょうか。それなら800mmまであっての4倍ズームですし、200-600mm系に対抗したレンズと何とか言えそうな気がします(個人的にはもう一声ほしいですが、しかしニコンが安すぎのような気も)。ただどうも100-400mm F5.6-8がちらつくと、心配する面もありますね。260mm辺りからF8表示になる100-400のようですが、200-800mmも同じような比率でF値表示が変化するなら、520mm辺りからF9表示という 可能性も出てきてしまいますし。
CanonRumorsが続く形で追加情報出してますが、どうも白レンズになるようですね。防塵防滴があるかは不明です。
RF10-20mmがキヤノンフランスで2699ユーロ、日本で約34万円なので、同じレートなら2500ユーロ→約31万円ってとこでしょうか。非Lなのでもう一声安くなってほしいところですが、100-400ほどの本数的需要は見込めないでしょうから難しいですね。
DOレンズも採用してかなり小型化しているとも言われています。RF-S10-18共々の登場が楽しみです。
キヤノンの一眼は使ったことがないのですが、RF 100-400mm F5.6-8やこのRF 200-800mmなど個性的なレンズがあり、興味は持っています。
野鳥撮影でEOS R7とRF 800mm F11を持っている方をよく見かけるようになりました。
キヤノンはEFとは焦点距離やF値が異なるレンズをあえて出しているようですね。
まあ、ニコンの180-600mmに1.4倍テレコンでも840mm F9になるのですが。
数十人〜数百人規模の野鳥撮影現場に時々行きますが、こちらではRF800mmF11を持っている人はほとんど見かけませんね。個人的に干潟など広域での撮影では重宝すると思っていたのですが、そういった現場でも全く見かけません。多くがEFレンズとの併用でした。次に多いのがRF100-500mmですね。ここに200-800mmが入ってくることを期待したいですが。
800mmf11は中古市場でもかなりの玉数が出回っているのが色々物語ってますね…。f11シリーズはちょっと市場とミスマッチだったのかなと思うので、もう少し明るめのズーム、単焦点に期待したいですね。
LCさん
湖ではよくRF 800mmを持っている方を見かけますよ。昼間は明るく、対岸まで1000mmでもまだ足りないので、EOS R7とRF 800mmがちょうどよいのでしょう。
もっとも100-400や100-500と併用される方が大半と思いますが。
ちびちば さん
なるほど〜そちらは湖ですか。参考になります。