依然あいまいなα7IVの発売日
α7IVの発表はまだ非公式に10月末を目標にしているが・・しかし確信はない
α7IVはZV-E10と同じ苦しい物語を歩んでいる。世界的な半導体不足は、発売スケジュールを立てることを難しくさせている。とにかく今のところは、α7IVは10月末までに発表されるはずだが、それは100%確実ではないと言われている。
確かにありそうなのはα7IVの出荷が10月に行われるが、それは大量ではないということだ。需要次第では、製品を手にするのがクリスマス後まで待たないといけない人がいるかもしれない。
期待されているソニーのα7IVについての噂が掲載されています。アイキャッチ画像はα7IIIです。
記事によれば、まだ正式な発表はないけれども、10月末の発表が予定されているとしています。ただし、世界的な半導体不足や新型コロナウィルスなどの影響から、実際に公式発表があるかどうかわからない状態にあるようです。
そのため、仮に10月に製品が発売されるとしても、最初の出荷数はかなり限られたものになる可能性があるようで、予約しても来年にならないと手に入らないような可能性もあるようです。このあたりはキヤノンのEOS R5、EOS R6と似たような状況になるのかもしれません。
このサプライチェーンの影響は様々なところで影響がでているようで、タムロンは先日発表されたレンズについても、新型コロナウィルスの影響で発売が延期されたり供給が遅れる可能性を指摘しています。
またニコンも生産上の都合で、一部製品の受注を停止しています。
新型コロナ以外の影響の可能性も
新型コロナはアジアでも再感染が広まっていましたが、ここのところは落ち着いてきています。例えばインドネシアの感染者数の状況はこのようになっていて、タイの感染者数の状況はこのようになっています。タイはニコンも含め様々な企業の工場がありますので、タイなどアジアの感染状況によってロックダウンなどの影響によりサプライチェーンに問題が発生する可能性があります。なので、やはり新型コロナウィルスの影響はいまでも製造業にとってはリスク要因となりそうです。
ただ両国とも、それぞれ急速に感染者数が減っていることがわかります。日本も同じように急激に感染者が減っているのですが、なんでこのように感染者が減っているのでしょうね。不思議です。
半導体不足については言うまでもなく、去年からずっと継続しており、カメラやレンズの製造に様々な影響が発生している可能性がありますし、そして、この他にもナイロン不足の影響によりプラスティック製品の一部が製造できなくなっている可能性があり、こちらも心配されています。
さらに、中国では温暖化防止のため二酸化炭素の排出量を削減しようとしている中央政府の命令により、地方政府が発電を停止させているという話もあります。これにより、様々な工場に影響がでているようで、一部の工場では赤字を覚悟で自家発電をして乗り切っている企業もあるようです。このことは中国のサプライチェーンに問題が発生する原因になるかもしれないと言われていて、かなり問題視されています。将来的には、これらの問題が波及してくる可能性があるかもしれません。
そう考えると新型コロナウィルスの蔓延を発端に、様々な状況が絡んで、これまでではあり得なかった問題が様々でてきているなという印象ですよね。製造メーカとしては、非常に苦しい状況になっているので、大変だなと思います。
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