NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR レビュー
絞り全域でディテールは非常に優れており、多くのレンズと同様に絞れば画質は向上するが、その改善幅はわずかだ。これは少し絞ってもレンズが良くならないという意味ではなく、F2.8の時点でこのレンズがすでに非常に優れているからだ。ディテールはシャープで、背景ボケも良好で、色再現はニコンのレンズ全般と同等、つまり非常に優秀だ。
ニューヨークのMario Cuomo Bridgeを長時間露光で撮影したこの写真では、厳しい条件にもかかわらず支線がしっかり描写されている。
錆びた支柱のような被写体でもディテールは良好で、色も実際に目で見たものに忠実だった。
画像品質という観点では、このレンズは非常に優れている。APS-Cセンサーはフルサイズセンサーより低照度性能が劣るが、16-50mm F2.8はセンサーの性能を最大限に引き出している。
このビーチの写真では、穏やかな青い海と明るい太陽が青空の下に広がっている。興味深いことに、この写真や他の十数枚を太陽に向けて撮影した際、撮影時には太陽の角度に対して画像下部にフレアが見えていた。しかしCapture Oneで確認すると、フレアはまったく存在しない。Nikon Z50IIはミラーレスカメラであり、ファインダーで見た映像がそのまま記録されるはずだが、フレアは残っていなかった。おそらくカメラ内のレンズ補正が何らかの形で処理したのだと推測するが、理由はどうあれ興味深い現象だ。
とはいえ、水面にはかなり目立つ色収差が発生している。オンラインのJPEGでは圧縮の影響で見えにくいが、元画像では強いパープルフリンジが確認できる。このように太陽へ向けて撮影する状況は一般的ではないが、ニコンのプロ向けFXレンズであればこのような問題は発生しなかっただろう。
- 購入する理由
- 低照度と被写界深度をコントロールするf/2.8通しの解放F値
- インナーズーム設計により長さが一定
- 光学手ぶれ補正は低速シャッター速度でも手ぶれを軽減します
- 避ける理由
- 真のマクロパフォーマンスを発揮するレンズではない
- 一般的なDXキットのズームよりも大きい
- 他のDXレンズに比べて高価
非常に優れたレンズ
NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRのレビューをImagingResourceが公開しています。上記はまとめ部分を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR最大の特徴は、F2.8通しの明るさだといわれています。APS-C用の標準ズームでは珍しく、キットレンズに多いF3.5-6.3と比べると、暗所での撮影や背景ボケの表現で大きなアドバンテージがあるようです。
レビューでは、NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRは開放F2.8からでも中央だけでなく周辺まで安定した解像感が得られると評価されています。EDレンズや非球面レンズを効果的に配置した光学設計により、風景撮影から日常スナップまで幅広く対応できる描写性能を持っているようです。
One Point!:EDレンズってなに?
色にじみを抑える特別なレンズ素材のことです。風景や明るい場所でも、くっきりシャープな写真が撮れるようになりますよ!
One Point!:非球面レンズって?
レンズの表面が球じゃない特殊な形をしていて、ゆがみやぼやけを減らしてくれるんです。コンパクトなのに高画質なレンズに使われることが多いよ!
NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRには光学式手ブレ補正が搭載されており、手持ち撮影での安定感が高いとされています。特に室内や夕景など、シャッタースピードを落としがちな場面では安心感があるとのことです。F2.8通しのズームレンズというと、大きく重いイメージがありますが、NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRはAPS-C専用設計らしくコンパクトで軽量なのも評価ポイントです。
旅行や街歩き、日常スナップなど、「今日はカメラを持ち出そう」という気軽さを損なわないサイズ感だと伝えられています。インナーズーム構造のため、ズーム操作時にレンズの全長が変わらない点も好印象とされています。
One Point!:内部ズーム構造って?
ズームしてもレンズの長さが変わらないタイプのことです。見た目もスッキリしてて、バランスも取りやすいんですよ〜!
NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRは9枚羽根の円形絞りを採用しており、ボケは自然で滑らかだと評価されています。ズームレンズとしては十分にきれいなボケが得られるものの、単焦点レンズや上位プロ向けズームほどの立体感までは求めにくいともいわれています。
また、NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRの最短撮影距離は比較的短く、簡単な物撮りやテーブルフォトには便利ですが、本格的なマクロ撮影を期待するレンズではないとされています。
一方でデメリットとして挙げられているのは、価格とポジションです。NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRはAPS-C用としては高性能な分、キットズームと比べると価格はやや高めだと感じる人も多いようです。また、NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRの操作系はシンプルで、フォーカスロックスイッチなどの物理ボタンは省かれており、操作性は実用重視でプロ仕様というほどではないとも言われています。
One Point!:フォーカスロックスイッチって?
ピントを固定するためのスイッチです。動く被写体を撮るときや、構図を変えてもピントをキープしたいときに便利なんだよ!
総合的に見ると、NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRは、APS-Cでも画質に妥協したくない人、明るい標準ズームを一本で使い倒したい人、スナップ・旅行・日常撮影を高品質に楽しみたい人、に向いたレンズだといわれています。逆に、軽さと価格を最優先したい方や、強いボケ表現やマクロ撮影を重視する方は、他のレンズも検討したほうがよさそうですね。
さらにニコンの特許について「ニコン AF検出性能を高めるイメージセンサーの特許」で詳しくお伝えします。
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NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR 主な仕様
| 型式 | ニコン Z マウント |
|---|---|
| 焦点距離 | 16mm–50mm |
| 最大口径比 | 1:2.8 |
| レンズ構成 | 11群12枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚) |
| 画角 | 83°–31°30′(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) |
| ピント合わせ | IF(インターナルフォーカス)方式 |
| 手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:5.0段(中央)※CIPA2024規格準拠 VRモード:NORMAL/SPORT 三脚使用時ブレ補正:有り |
| 最短撮影距離 | • 焦点距離16mm時:0.15m • 焦点距離24mm時:0.18m • 焦点距離35mm時:0.21m • 焦点距離50mm時:0.25m |
| 最大撮影倍率 | 0.24倍(焦点距離50mm) |
| 絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
| 絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
| 最大絞り | f/2.8 |
| 最小絞り | f/22 |
| アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 67mm(P=0.75mm) |
| 寸法 | 約74.5mm(最大径)×88mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
| 質量 | 約330g |







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