SIGMA BFは見逃すかもしれない被写体を持ち歩きながら探し撮影するカメラ

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SIGMA BF
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SIGMA BFレビュー

SIGMA BFのレビュー記事が掲載されています。このカメラがどのように評価されているのか、この記事で詳しくお伝えします。

SIGMA BFは、私たちが今まで出会ったカメラの中で最も異質なカメラの一つだ。仕様上はLUMIX S9やα7C IIより劣るライバルのように見える。あるいは少し再利用されたSIGMA fpのようでもある。しかし、コンポーネントを共有し、小さな長方形のボディがあるにも関わらず、SIGMA BFはこれらのカメラとはまったく異なる。

シグマのCEOはカメラのインターフェースを完全に見直し、カメラが提供すべき基本的な機能に絞り込むことで、使いやすさを追求し、日常使用のためのカメラを作ることを目指したと語った。SIGMA BFを使えば使うほど、この意図を理解できるようになってきた。

専用の設定表示を用意して、メイン画面の画像を構図やフォーカスポイントの位置決めに使うというアイデアは、明るい光の中では固定された背面液晶が見にくいという課題を除けば、非常にシンプルで新鮮だ。設定やアイコンをすべて表示するのではなく、1つの設定のみ表示するという決断で非常に素早く理解できるようになり、より従来のツインダイヤルのカメラでは考えられないような、撮影ごとに設定を変更することを考えるきっかけになった。絞りリングを使うのではなく、カメラから絞りを設定するほうが好ましいと気がついたとき、特にこのことを実感した。設定ディスプレイからすべてを制御したほうが、制御のポイント数を増やそうとするよりも、カメラが最もよく機能すると思う。

もう一つの驚きはSIGMA BFのオートフォーカスが非常に優れているように見えるということだ。被写体追尾は非常に使い安く、粘り強く印象的だ。また瞳の検出もよく機能し、カメラが選択した異なる被写体よりも近くの顔を優先するリスクも最小限で、常にオンにしておくことができる。

ただし明らかな欠点もいくつかある。メカシャッターがないためローリングシャッター歪みのリスクがあるだけでなく、これはフラッシュと一緒に利用できないこと、人工的な光源によるバンディングが発生しやすいことも意味している。長秒撮影ではあまり目立たないが、短いシャッター速度ではより明らかになり、低光量でうまく機能するセンサーにもかかわらず、屋内撮影のカメラとしての使用は制限される。

(中略)

SIGMA BFのバッテリー寿命もかなり短い。外部充電器が利用可能でセカンドバッテリーを充電しておくことができれば便利だが、主にスマホのように定期的に充電することを思い出す必要がある。

持ち歩くカメラで手軽な撮影を

SIGMA BFのレビュー記事が掲載されています。上記はまとめ部分を一部引用したものになり、作例やより詳細なレビューがありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

さて、レビューではSIGMA BFは非常に特徴的でユニークなカメラだとしています。そして、その特徴的なものがコントロール体系やボタン類であるということのようですね。最初に慣れるまでは大変なようですが、慣れるとその設計思想が理解できるようになり、楽しく撮影ができるらしいことが文章からわかりますね。

また引用外になりますが、このカメラは何かを撮影しようとしてこのカメラを持ってでかけるようなカメラではなく、写真を撮影することを促すためのツールとなっているとしています。つまり、普段から持ち歩き、何か撮影したいものを見つけたときにサッととりだして撮影しようというスタイルになっているとしています。

しかし、それでも欠点がいくつかあるとしていて、それがバッテリーを交換できないこととメカシャッターでないということのようですね。ローリングシャッター歪みに関しては、このカメラはスナップ的に撮影することがほとんどでしょうから、あまり気にならないとは思うのですが、バッテリーは交換できないのでカメラを長く使おうと思うときに、問題になることがあるかもしれません

さらに「シグマ “フルサイズFoveonの発売は2025年内には難しい状況”」ではFoveonセンサーの開発状況について詳しくお伝えします。

SIGMA BFの主な仕様
スクロールできます
センサーサイズ35mmフルサイズ裏面照射型センサー
有効画素数約2460万画素
センサークリーニング
イメージプロセッサ
手ぶれ補正電子式(動画のみ)
手ぶれ補正効果
高速連続撮影最大8コマ/秒
動画撮影最大6k 30p
シャッター速度電子シャッター:最大1/25600~30秒
ISO標準:100~102,400 拡張:ISO 6/12/25/50
フォーカスポイント
EVF
背面液晶210万ドット3.15インチタッチ式
メモリカードスロット
サイズ約130.1×72.8×36.8mm
重量約446g(バッテリーを含む)

(source)DPREVIEW

SIGMA BF

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コメント

コメント一覧 (0件)

  • SIGMA BFはバッテリー交換できますよ
    バッテリー容量が少ないことが問題なだけです

    • ご指摘ありがとうございます。当サイトの認識不足で間違った記述をしておりました。
      早速、修正、お詫びさせていただきました。
      お手数をおかけして申し訳ございませんでした。
      今後とも当サイトをよろしくお願いもうしあげます。

    • ご指摘ありがとうございます。当サイトの認識不足で間違った記述をしておりました。
      早速、修正、お詫びさせていただきました。
      お手数をおかけして申し訳ございませんでした。
      今後とも当サイトをよろしくお願いもうしあげます。

  • 個人サイトなのだからもうちょっと優しく指摘してあげてもいいような……言われる側は結構辛いと思いますよ。

    あのバッテリーは見た目からしてあまり容量大きくないだろうなと思っていましたが、やはり撮影枚数は少なめみたいですね。元々望遠を付けたり連写するようなボディではないと思われるので、実用面ではさほど心配しなくても良さそうですが。
    AFも他記事でもあったように思ったより良いといった印象ですね。操作性は慣れが必要そうですが、日常使いとしても十分に使えそうです。(日常使いするにはやや趣味性と値段が高い気もしますが・・・)

  • 交換できないのはメモリーカードですね。

    普段は支障ないでしょうが、撮った写真をSDカードで渡す使い方をしたい場合、少々不便かと思います。

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