SIGMA BFは20年愛用できるデザインを頼んだ カメラへの反応は驚くほど好意的

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SIGMA BF
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SIGMA BFの開発秘話

SIGMA BFの開発秘話が公開されています。この記事ではSIGMA BFがどのような意図をもって開発されたのか、ユーザの反応はどうだったのか詳しくお伝えします。

(前略)

このユニークなデザインはどうやって思いついたのですか?

デザインに関してはデザイナーに任せました。しかし、私は彼らに、時代を超えて愛されるカメラ、5年、10年、20年と愛用できるカメラを作ってほしいと頼みました。本当にそんなカメラを作りたかったんです。

(中略)

まだ数日しか経っていませんが、ユーザーや小売店からの初期フィードバックはありますか?彼らはそれが成功すると感じていますか?

反応は驚くほど好意的でした。発表前、私はかなり緊張しており、さまざまな反応があることを予想していました。肯定的なフィードバックは 60% 程度、否定的なフィードバックは 40% 程度になると思っていました。実際には、否定的なコメントはほとんどなく、フィードバックの大部分は非常に肯定的なものでした。嬉しいサプライズでした。

(後略)

ユーザの反応は上々

SIGMA BFがどのような意図で開発されたのか、シグマの山木さんへのインタビュー記事が掲載されています。

インタビューではいろいろと質問されているのですが、当サイトで取り上げたいのは上記の質問内容です。上記は機械翻訳したものになりますので、全文は記事元リンクからご覧ください。

さて、インタビューでは、SIGMA BFのデザインについてどのように思いついたのかを聞いています。その返答としてはデザイナーにすべて任せたとしていますが、任せたデザイナーには今後、20年愛用できるようなデザインのカメラにして欲しいと頼んだようです。その結果、いまのSIGMA BFのカメラが開発され販売されたことがわかります。

本来であれば、ちょっと格好良いデザインで大量生産すれば、ある程度の利益を得られて成功ということになるのだろうと思いますが、ここまで贅沢に筐体を加工して製品を作ることを考え、さらにそれを認めたシグマの経営陣の決断力はすごいなと思うしかないですね。

さらに、そのSIGMA BFに対しての反応についてですが、否定的な反応も多いのではないかと予想していたようですが、実際にはほとんどなく好意的に受け止められている印象だとしています。確かにこれだけ尖ったカメラであれば、必要とする人、欲しい人は限られると思いますので、欲しい人は買うし、そこまでと思わない人は購入しないと思いますし、そのことをお互いに理解できるので、それを否定することすらできない製品になっているのかもしれません。

カメラ市場が底を打ったと言われていますが、そのような中で登場したこのSIGMA BF、確かに賛否両論あると思いますが、挑戦したことは確かにすごいと思いますし、シグマのようなメーカだからできたことなのかもしれませんね。

SIGMA BFの主な仕様
スクロールできます
センサーサイズ35mmフルサイズ裏面照射型センサー
有効画素数約2460万画素
センサークリーニング
イメージプロセッサ
手ぶれ補正電子式(動画のみ)
手ぶれ補正効果
高速連続撮影最大8コマ/秒
動画撮影最大6k 30p
シャッター速度電子シャッター:最大1/25600~30秒
ISO標準:100~102,400 拡張:ISO 6/12/25/50
フォーカスポイント
EVF
背面液晶210万ドット3.15インチタッチ式
メモリカードスロット
サイズ約130.1×72.8×36.8mm
重量約446g(バッテリーを含む)

(source)photorend

SIGMA BF

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コメント

コメント一覧 (0件)

  • 月産270台、年に稼働的に3000台しか供給出来ないカメラなんて微々たる存在
    年間561万台昨年ミラーレスカメラは出荷され、今年は600万台はゆうに超える対前年比になる中で、1万分の1にも満たないカメラを相手にするとか馬鹿げてる
    R1が少ないと言っても3500台の月産
    もう少し現実的な話をすべきだと思うよ
    それならOM3やS1RⅡでももっと取り上げた方がマシに思える

  • 話題性も有りそうですし、価格はライカほど高くないので発売されれば熱狂的なファンが争奪戦を繰り広げそうですね。

    私は普通の操作性を持ったカメラの方が自分には合っていると思っているので、事の推移を楽しみに見させて頂こうと思っています。

    こういう少し尖ったカメラがあっても面白いですね。

  • ソニーのNEXも無駄を削ぎ落としたミニマルデザインでした。
    ただ、操作性が良くない、グリップが小さいなど、使い込んで来ると不満が多くなる機種でした。
    今のαは小さく見えますが、ダイヤルも増え厚みが増し、ゴテゴテした感じになりました。
    ミニマルだと、結局は長く使い続けられないのではと思います。

  • 機能的に見てスナップショットには最適かも知れません。
    シンプル、カジュアルで街の雰囲気にも溶け込むかも。
    但し大きさは横幅がもう少し小さい方が良かったかなと思う。
    20年先でも使えるとなればデバイスやバッテリーはかなり
    厳選した物になりますね。
    特にバッテリーは純正で購入後15年以上経過しても
    使い続けられるメーカーもあれば3年程度で使えなくなる
    メーカーもある、コストは掛かりますね。

  • 20年先でも見劣りしないデザイン(実際に20年も使えるかは別として…)ということで、確かに他メーカーにはないデザインですよね。他の日本メーカーでは発想こそあってもいざ実現するとなると難しいかと思われます。たまにこういうデザインのカメラがあったほうが盛り上がるので個人的には良いと思っています。また数を売るようなカメラではないことなど、最初からシグマ自身が理解しているでしょう。
    なんだかんだで話題には事欠きそうにないカメラですね。さすがに購入するには至りませんが、資金に余裕があったら欲しいと思えるカメラです。

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