α7 IVは検討リストの一番最初にある
ソニーのα7 IVのレビューが掲載されています。どのように評価されているのでしょうか?
ソニーはα7 IIIの後継機種を作るという難題に直面した。しかしα7 IVでは既存のユーザが買い換えを検討するだけでなく、一眼レフユーザがミラーレスへの移行を考えてる人も振り向かせるような、大幅に改善されたカメラを製造した。
実際、α7 IVは表面的には前モデルと非常に似ているが、どれをとっても大幅なアップデートと改善が施されている。3300万画素のセンサーは2400万画素や2000万画素の競合他社よりも有用なほど高いディテールを撮影し、クロップや大型プリントのためのより大きな汎用性を提供している。実際、これは高解像度のα7Rの3600万画素に近く、α7Rの最新バージョンはα7 IVの解像度の実質2倍の6100万画素であり、α7R IVはまだ2998ドルで販売されているので、α7 IVの価格よりもそれほど高くない。
ソニーはコンパクトでハイスペックな二つのフルサイズモデルの新製品で、さらに混乱を招いている。同じ画素数で本体のみが2099ドルと安価なα7C IIと、3199ドルの6100万画素センサーのα7C Rだ。それにも関わらずα7 IVは以前として印象的なダイナミックレンジと高ISOでの画質を提供している。
アップグレードされたEVF、完全に可動式の背面液晶、改善されたグリップ、そして待望のタッチインターフェースの組み合わせにより、撮影体験も大幅に向上している。
多くのα7 IIIユーザは、まだ自分のカメラに満足しているだろうが、α7 IVは古いモデルのユーザに非常に魅力的なアップデートを提供する。一眼レフユーザにとっては、その全体的な能力が、特に互換性のあるレンズが膨大であることを考慮すると、同じブランドを使い続けるという重大な選択肢になる。
ここでサードパーティメーカにEマウントのライセンスを供与するというソニーの決定は、サムヤン、シグマ、タムロン、ツァイスなどから多くの優れたレンズを入手可能にし、ソニー独自のかなりの規模で印象的な製品を補完するため、キヤノンやニコンの閉鎖的な手法に比べてかなりのメリットをもたらす。
競争相手と比較してα7 IVは高解像度のセンサーと洗練されたオートフォーカスのおかげで価格が上昇している。私はまだ、キヤノン、ニコンの競合製品のほうが手に馴染みやすく、撮影も快適で楽しいと感じているが、α7 IVが最も有用な機能を提供するという強い議論がある。新しいカメラを購入することを検討している真剣な愛好家にとって、それはリストの一番上にあるはずだ。
レビューによればα7 IVは画素数が増え、また洗練されたオートフォーカスを搭載するなど、前モデルから機能的に大幅に改善しているとしています。バリアングル液晶やタッチインターフェースの搭載で撮影の快適さも改善しているとしています。
しかし機能的には優れているものの、キヤノンやニコンのカメラには、キヤノンやニコンが長くカメラを製造してきたことの知恵が活かされているとして、主に使用性についてはキヤノンやニコンのほうが手に馴染むと評価しているようですね。
背面液晶についてはバリアングルになったことが残念だと思う人も多いようで、α7 IIIのチルト式のほうがよかったという人もいるようです。
しかし機能面だけを考えた場合、他の競合製品よりも一歩進んでいると判断しているようで、購入を検討するならそのリストの一番上にあることは間違いないとしていますね。かなり評価が高いです。しかし、これだけ性能が向上すると、まだ伸びしろはあるのでしょうか。今度は電力消費量がボトルネックになりそうです。
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(記事元)https://amateurphotographer.com/review/sony-alpha-7-iv-review/
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コメント
コメント一覧 (1件)
ソニーのミラーレス機を勧める上で真っ先に思い浮かぶカメラですが、実売30万って地味に初心者に勧めにくい価格なんですよね。それでいてAIAFも非搭載ですので、今となっては旧世代感が否めない。
α7Ⅲもあるかもしれませんが、ソニーユーザー的にBIONS XR以前のチップ搭載機を今勧めるのもちょっと気が引けますし。そういった意味ではα7c Ⅱの登場で風向きが変わった感じです。箱型筐体にアレルギーがなければ、今後エントリー向けはCになるのかな。