富士フイルムX-H2レビュー
富士フイルムのX-H2のレビュー記事が掲載されています。どのような評価になっているのでしょうか?
それではレビューをみてみましょう。
X-H2は、富士フイルムが開発発表をして以来、ある程度知られていた。取り扱いはX-H2Sとおなじで、AFシステムは高度な被写体検出システムがあり同じように動作し、4000万画素の画像にはより多くのディテールが含まれている。
他の高解像度のカメラと同様に、最高のディテールと画質を得るためには、使用するレンズの品質に気をつかう必要があることに注意しなければならない。我々は推奨されているレンズである16-55mm f/2.8を使用したが、単焦点レンズを使用したほうがより鮮明で詳細な画像を撮影できることができることが明らかになった。これは、もちろん、等倍鑑賞時に最も顕著で、クロップ撮影をしたり、風景やその他の静物の撮影に興味がある人や、より多くの解像度やディテールが特に重要な場合には利益をもたらすだろう。
画素数が増加したことを考慮するとノイズ性能は印象的で、このカメラは富士フイルムのトレードマークである色再現を実現することが、富士フイルムに多くのファンをもたらしている。
8k動画も魅力的で、4000ドル/4000ポンド以上を費やすことなく8k動画にステップアップしたい場合には、富士フイルムX-H2は非常に廉価に提供されているため、検討する価値がある。このカメラはAPS-Cセンサーを採用したミラーレスカメラとして初めてとなる8k 30pの動画撮影に対応している。また、X-H2の価格は1899ユーロ/1999ドル/2199ポンド(ボディ単体)であり、XF 16-80mm F4 R OIS WRレンズ付きで2299ポンド/2499ドルだ。
連写撮影には2600万画素のX-H2S、高解像度には4000万画素のX-H2が対応しており、X-H2の高速連写や、X-H2の高解像度を必要としない一般的な撮影の場合には、X-T4が2600画素のセンサーの高速撮影(クロップで30コマ/秒まで)を提供しながら、さらに手頃な価格となる選択肢となっている。
モダンで先進的、充実したサポートを受けられるシステムを探している人にとっては、富士フイルムのXシリーズのカメラのラインナップは特に印象的で、ほぼすべての人にあう価格で、手頃な価格の単焦点から望遠ズームレンズまで素晴らしいレンズを利用できる。これ以上望むものがあるだろうか?
画素数の増加のメリットとデメリット
X-H2のレビュー記事が掲載されています。APS-Cセンサーながら4000万画素という画素数を採用した意欲作とも言えるカメラですが、レビューでは概ね好意的に受け取られているようです。
画素数が増えたことで処理能力に不安を感じていたようですが、実際に撮影してみると、あまり違いはわからないという程度で利用できるようですね。
そして、X-H2は入手可能な最も高い解像度のAPS-Cセンサーのカメラで、8k動画も撮影することができ、コストパフォーマンスが優れていると評価されています。
フルサイズでなくて、キットレンズ以外にも自分のほしいレンズを何本か購入したいと考えると、現時点では富士フイルムのAPS-Cカ、ソニーのAPS-C、OMデジタルやパナソニックのマイクロフォーサーズのほうが魅力的なのは事実だと思いますね。
特にキヤノンとニコンは、やはりAPS-Cラインナップが少ないので、多くの人がほしいと思うレンズの期待に応えられていないのが実情だと思います。
今後はキヤノンやニコンのAPS-Cレンズの拡充はあるのでしょうか?
一方で、X-H2を効果的に使える状況は限定的だと批評するレビューは「富士フイルム X-H2レビュー 非積層センサーの欠点が顕在化か??」について詳しくお伝え。
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コメント
コメント一覧 (2件)
X-H2を使っていますが、この記事のとおり、16-55mm f/2.8よりも18mm F1.4等の新しい単焦点レンズの方が解像します。
2400万画素や2600万画素時代は単焦点並みと言われ、単焦点レンズを数本揃えるなら16-55mm f/2.8を1本という話もありましたが、4000万画素では等倍で見るとやや眠いです。
しかし、3000万画素相当くらいに縮小すれば単焦点との差がわからなくなるほど解像感があるため、利便性を考えて16-55mm f/2.8は使っています。
解像の弱いXF 16-80mm F4がキットレンズなのは疑問ですが。
H2のセンサーはどこも評価が高いですね。同業者にも所有者がいるので少し覗かせてもらいましたが、剛性感もあり、EVFも大変見やすくシビアな撮影にも対応出来そうな感触を受けました。AF性能についてはまだまだ課題が残されていますが、ポテンシャルは十分ある性能ですのでなんとかファームupでの改善を期待したいですね。
フジのハイエンドラインはH2 (高画素機)とH2s (高感度機)の二段構えで大変素晴らしいと思います。ニコンやキヤノンもハイエンドラインは、筐体はそのままに高画素・高感度の2way展開を強く望みます。筐体やクラスが違うと使い勝手も変わりますから。
また両社ともX-H2、H2sのような本気のAPS-C機があればなぁと常日頃思うところです。