PowerShot V10が生まれた理由
キヤノン初のVlogカメラとなるPowerShot V10ですが、なぜあのような縦型でスタンドが内蔵されているタイプのカメラになっているのでしょうか?そんなことがわかるインタビュー記事がありました。興味深いので紹介したいと思います。
それでは記事をみてみましょう。
(前略)
阿部「実はヒアリングしてみると、通常のカメラタイプでは三脚が必要で、レストランやカフェなどで『‟撮ってる感‟がすごく出てイヤだ』という声も多かったんです。このV10は、コンパクトなので、さりげなく撮れてあまり目立たないんですよ」
――カメラ単体で自立、撮影できるのは使い勝手がいい
島田「今回の開発の検討を進めるに当たってアンケートを取ったところ、カメラを使われている方の不満点の1位が『アクセサリーを別に持たなきゃいけない』ことだったんです。その点、V10はほかに何も要らずに撮影できて非常にコンパクト。カメラに限らずスマホでも、立たせるには三脚が必要ですから」
(後略)
さらに詳細なインタビュー記事がありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
キヤノンのマーケティング担当者によれば、PowerShot V10は、いつでもポケットやバッグに入れておき、撮影しようと思ったときにすぐに撮影できるカメラとして開発されたそうです。
そう考えると縦型のスタイルにも納得ですよね。普通の横型のカメラを持って自撮りをするのは結構大変で、どうしても最低でも自撮り棒がほしくなるところです。しかし、縦型のカメラであれば本体をスマホのように持つことができるので、自分を簡単に撮影することが可能です。
またVlogをしている人の大きな不満として、機材が大きくなったり、複数を持ち歩いたりしなければならないことがあるようです。スマホでも最低で小さな三脚式のスタンドのようなものが必要になりますが、V10ならあらかじめスタンド付きなのでテーブルに置けば撮影することになります。
最近では食べ物関連のVlogも多いですが、狭いテーブルで大きなカメラを乗せて撮影するのは厳しいものがありますが、V10ぐらいのサイズならスマホを立てかけてある程度に見えるので、まわりからみても不自然でなく恥ずかしさもないと思うのでいいと思いますね。
こう考えると、キヤノンはPowerShot V10を設計するにあたり、様々な人から話を聞いて、よく練っているのだなと、当たり前かもしれませんが、改めて感心しました。
(記事元)https://ascii.jp/elem/000/004/143/4143140/
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