最初の瞳AFの機能実装としては印象的
Dpreviewは「新しいAF機能を強化したファームウェアのNikon Z6/Z7はさらに競争力を増した」という最新のNikon Zのファームウェアのアップデートを解析した記事を公開した。
この記事の目標は、新しく導入されたNikon Z6/Z7の瞳AFが、どのようなとき、どのような場所でうまく動作するか、そしてどのような時にうまく動作しないのかを正確に決めることである。私はソニーのα7R IIIと並行して性能テストを行ったが、ソニーのα9とα6400のシステムがユーザビリティの観点からベストな実装だとも考えられた。
これはテストが複雑なので、我々が発見したことを4つの基準に分解してみた。
瞳の検出性能:Nikon Z
誤検出の少なさ:ソニー
瞳AFの使い勝手:ソニー
瞳AFの精度:ソニーZ6とZ7のアップデートが、ニコンの最初の瞳AFの機能であることを考えると、これはとても印象的だ。
(記事を一部意訳しています)
DpreviewがNikon Zシリーズの瞳AFの機能を評価しています。Dpreviewはアメリカのデジカメに関するサイトですが、世界的にとても有名なサイトで世界のトップサイト2000にランクインするような有名なサイトです。確か、現在はAmazonの傘下になっているはずです。というわけで、レビューに関しては一定の評価がされているサイトですね。そのサイトがNikon Zシリーズの瞳AFの機能をレビューしています。
記事によれば、テストは複雑で難しい側面があるため、包括的に判断するのではなくいくつかに分類して評価するとしています。そして、結果的には上記のように評価されたということのようですね。
瞳AFの評価に関しては、それぞれ上記のように4つにわけて評価していますが、例えば瞳の検出性能、瞳AFの精度というのは似た評価の尺度のようにも思えますよね?どのような違いなのでしょうか。次でまとめてみます。
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瞳の検出性能に優れるNikon Z
まずは、瞳の検出性能ですが、こちらは人の瞳を検出する性能です。この性能が高いほど、様々なシーンで人の瞳を検出できる可能性が高くなるという性能のようですね。この性能はソニーよりニコンのほうが優れているという評価のようです。
次に誤検出の少なさですが、これは人間とは異なる被写体を人間の瞳と誤検出してしまうことが少ないのはどちらかという指標です。以前に動画をみましたが、ニコンの場合は服のしわなどを人の顔と判断してしまうことがあり、誤検出が多いなと思った記憶があります。ただ、検出性能を高めると必然的に誤検出も増えるというジレンマの関係にありますので、このあたりはある程度は仕方ないのかな?と思います。今のところはですが。
瞳AFの使い勝手というのはシステム上の使い勝手のようですね。例えば顔をタップすると瞳AFモードに入るとか、いちど被写体がカメラが見失ったとしても次にファインダー内に表示されたときに、自動的に瞳AFモードに戻って追跡されるなど、使用上の様々な問題点についての使い勝手ということのようです。
で、瞳AFの精度というのは、本当に瞳にピントが合っているかどうかの精度のようですね。等倍でみると若干の違いがあるようで、ニコンのほうが精度は落ちるようです。
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最初の瞳AFの機能としては印象的
ソニーが瞳AFを実装して時間がかなり経過しているわけですが、ニコンは初めての瞳AFということで、これだけの機能を実現できていることは、かなり印象的なようですね。機能的にはこなれているソニーのほうがまだ機能的には上のようですが、それでも瞳の検出性能ではニコンが上回っているようです。
なので、このまま正常進化すれば、かなり優れた瞳AFになる可能性は高いと考えられそうですね。また記事にはEOS Rの瞳AFよりかなり優れているらしいです。そのあたりでは安心できるわけですが、今後の機能向上は必要になりそうですね。また瞳AFだけでなくプラスアルファの機能もあるといいのかなと思います。
詳細は本記事下部の記事元リンクからどうぞ。
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