NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR 発表
型式 | ニコン Z マウント |
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焦点距離 | 16mm–50mm |
最大口径比 | 1:2.8 |
レンズ構成 | 11群12枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ2枚) |
画角 | 83°–31°30′(撮像範囲 APS-Cサイズ/DXフォーマット) |
ピント合わせ | IF(インターナルフォーカス)方式 |
手ブレ補正 | ボイスコイルモーター(VCM)によるレンズシフト方式 手ブレ補正効果:5.0段(中央)※CIPA2024規格準拠 VRモード:NORMAL/SPORT 三脚使用時ブレ補正:有り |
最短撮影距離 | • 焦点距離16mm時:0.15m • 焦点距離24mm時:0.18m • 焦点距離35mm時:0.21m • 焦点距離50mm時:0.25m |
最大撮影倍率 | 0.24倍(焦点距離50mm) |
絞り羽根枚数 | 9枚(円形絞り) |
絞り方式 | 電磁絞りによる自動絞り |
最大絞り | f/2.8 |
最小絞り | f/22 |
アタッチメントサイズ(フィルターサイズ) | 67mm(P=0.75mm) |
寸法 | 約74.5mm(最大径)×88mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで) |
質量 | 約330g |
レンズ構成図
MTF曲線
10月31日発売予定
ニコンがNIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRを発売すると発表しました。発売日は2025年10月31日で、予約は10月22日10時から開始。ニコンダイレクトでの販売価格は11万5500円となっています。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VRはAPS-C用のf/2.8通しの標準ズームとなります。主な特徴は以下の通りです。
1. 汎用性の高い焦点距離と明るさで、幅広い表現に対応 広角16mm(35mm判換算24mm)から中望遠50mm(同75mm)までをカバーし、風景からポートレートまで自在に撮影可能。ズーム全域で開放F値2.8を維持し、大きなボケを活かした印象的な写真が撮れる。
2. クローズアップ撮影にも強い 最短撮影距離は広角端で0.15m、望遠端で0.25m。テーブルフォトや花の撮影など、被写体にぐっと寄って背景をぼかす表現が可能。
3. 高画質設計で細部まで美しく描写 EDレンズ1枚と非球面レンズ2枚を最適配置し、色収差を抑えてシャープでクリアな画像を実現。絞り開放でも高い描写力を発揮。
4. 暗所でも安心の撮影性能 開放F値2.8により、暗い場所でも速いシャッターで撮影可能。ISO感度を抑えつつ、ノイズの少ない画像が得られる。
5. 強力な手ブレ補正機構(VR)搭載 最大5.0段(中央)の補正効果を持つレンズシフト方式VRを内蔵。対応カメラとの組み合わせで最大5.5段の補正も可能。夜景や手持ち撮影でも三脚不要でシャープな画像が撮れる。
6. 軽量コンパクトで持ち運びも快適 約330gの軽量設計で、日常使いにも旅行にもぴったり。小さなバッグにもすっぽり収まり、撮影の自由度が広がる。
7. 動画撮影にも配慮した設計 STM採用で静音性に優れ、フォーカスブリージングも抑制。コントロールリングで絞りやISOなどを滑らかに調整可能。対応カメラではハイレゾズームにも対応。
8. 上質なデザインと安心の防塵・防滴性能 金属リングによる高級感ある外観。ローレット加工で操作性も向上。シーリングによりホコリや水滴の侵入を防ぎ、様々な環境で安心して使用可能。
事前に何の噂もなく発表されたAPS-Cの大三元レンズです。APS-Cの大口径の純正ズームレンズを希望していた人にとっては待望のレンズの登場ということになりそうですね。手振れ補正もあるのでボディ内手ぶれ補正のないカメラでの利用も可能となっています。
–ニコン
コメント
コメント一覧 (6件)
急な話ではありますが、前々から噂のあったレンズですね。
ソニーのE 16-55mm F2.8 G SEL1655Gに対応するレンズです。
ただ、それに比べるとお値段もお安めで、重量も330g程度とソニーの2/3程度と軽量で小型。
VR付きでもあるのでAPS-Cで明るいレンズを求めている人にはジャストフィットな製品だと思います。
シグマ18-50/2.8やタムロン17-70/2.8を拒否ってた理由は、やはり自前で出したかったからでしたか。
手ブレ補正付きかつ16mmスタートながら、18-50/2.8より40g重いだけなのは競争力あります。全長と直径はそれなりの差ですが、それでも小さいので問題にはならなそう。
18-50/2.8の手ブレ補正無し、致命的じゃないけど地味に不便なので羨ましいですねぇ。
VR付きなので現行機種に何ら違和感がないですが同時発表の50mm共に金属マウントになり価格もボディに対して高額ですからZ50Ⅱの上位機種が登場するのではないかと期待してしまいます。
APS-C機出してる中でIBIS付きが無いのはニコンだけなので、搭載機を出す可能性はある(というより、出さないとずっと言われ続ける)と思います。
それがD500後継機に直結するか、は個人的には懐疑的です。出す旨みが大きいならとっとと出してると思うので……R1みたく「この水準を超えねば出せない」があったのかもしれませんが。
以前から噂のあったレンズですね。
DX 16-80mm f2.8-4E VRが出たあと、D500が出ました。10年前の話です。
Z70のようなDX上位機が出るのでしょうか?
なんの噂も無いことはないよ
9/17のタイトル「ニコンから次に期待できる1台のカメラと6本のレンズのリスト」にもう出てるから
ただ10月上旬に発表なかったから、てっきり11月発売とは思ってたけど