2025年カメラ関連メーカー評価ランキング
1位:シグマ(評価:A+) 2025年の圧倒的勝者はシグマだ。「素晴らしい一年だった」と絶賛され、シネマレンズを除く9本の新レンズをリリース。中でも「完璧」と評された135mm f/1.4と、スポーツやポートレートに最適な手頃な価格の200mm f/2が注目を集めた。さらに、ソニーのリアルタイムトラッキングに匹敵するAFアルゴリズムを搭載した新型カメラ「BF」を発表し、業界を驚かせた。ブランドとしての飛躍が際立った一年だった。
2位:ニコン(評価:A- / B+) ニコンはZ50 IIとZ6 IIIのリリースで堅実な評価を維持した。特にZ50 IIは「驚異的なバランスの良さ」と評され、RED買収を活かしたシネマカメラ「ZR」も登場。名玉24-70mm f/2.8のアップデートも「偉大さをさらに高めた」と評価された。ただし、フラッグシップZ9は「やや古さが目立つ」との指摘もあり、今後の刷新が期待される。
3位:ソニー(評価:A- / B+) 年末に登場したα7 Vによって評価が上昇。3300万画素の部分積層センサーを搭載し、プリキャプチャやA1 IIの90%のスピードを半額で実現。4軸マルチアングルモニターも搭載された。一方で、エントリーモデルの停滞や「退屈なデザイン」には批判も。とはいえ、100mmマクロや50-150mmなど、光学設計の実力は依然としてトップクラスだ。
4位:キヤノン(評価:B / A-) キヤノンは評価が分かれた年だった。EOS R6 Mark IIIやシネマC400(ついにオープンゲート対応)など、ハードウェア面では優秀だった。45mm f/1.2というユニークなレンズも登場。しかし、サードパーティ製AFレンズの締め出しという「反消費者的」な姿勢が大きな減点対象となり、トップの座を逃した。
6位:パナソニック / LUMIX(評価:B-)
7位:富士フイルム(評価:B-)
8位:OM SYSTEM(評価:C+)
10位:タムロン(評価:D+)
シグマが高性能レンズの発売で1位に
2025年のカメラ関連メーカーの評価ランキングをPetaPixelが公開しています。上記は4位までを引用したものになり、上記のメーカーのほか、OM SYSTEM、パナソニック、富士フイルム、タムロンなどの評価もありますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
今回のメーカーランキングで見事1位になったのはシグマのようです。評価はA+で、圧倒的な勝者であると評価されています。シグマは9本のレンズを発売し、そのいずれも特徴のある素晴らしいレンズであると評価されているようですね。またSIGMA BFの発売も非常に印象的だった様子がわかります。
2位から4位までは、ニコン、ソニー、キヤノンがランクイン。ニコンが堅実に製品をアップデートし機能向上させたことが評価されているようです。3位のソニーはα7 Vで評価が急上昇したようですね。キヤノンについては意見が別れた年だったとしています。ハード的には好印象のようですが、フルサイズRFマウントを解放していないことが悪印象になっている模様です。
さらに下位になるとパナソニックと富士フイルムがB-、OM SYSTEMがC+、タムロンがD+と低評価となってしまっています。パナソニックはAF性能が他社より劣ること、富士フイルムは既存技術の焼き直しが多かったこと、タムロンはOEMレンズの発売に注力しており好調のシグマとのコントラストが目立つ1年だったようです。
とはいえ、パナソニックはLUMIX Sシリーズで大幅に機能向上していますし、富士フイルムもX halfなど実験的なカメラを発売していて、それほど評価が劣るようには思えないですけどね。
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