Nikon Z9 月へ行く
月へ行くことが決定しているNikon Z9ですが、宇宙で操作するために様々な改良が加えられるようです。この記事では、どのような改良が加えられるのか詳しくお伝えします。
Nikon Z9はどのように改良されたのか?
月は写真撮影において、多くの困難をもたらす。例えば、月の温度は-130度から127度まで変化し、カメラに損傷を与える可能性がある。また月のチリもカメラに傷を付け、害を及ぼす可能性がある。そのため、ニコンは高度な断熱ブランケットを使用し、極限の環境に耐えうるカメラボディを設計することで、これらの問題に対処しようとしている。もしニコンが成功すれば、Nikon Z9はより長期間の使用が可能になり、ミッション全体を撮影できるようになるかもしれない。
さらにカメラは宇宙放射線に耐えうるように改良され、内部のハードウェアが損傷しないようにしている。例えば、Nikon Z9の電子回路は放射線に耐えられるように変更されている。ニコンはカメラが地球から32万3000キロメートル離れた場所でも動作するよう、真空と熱試験を実施する予定だ。
宇宙飛行士向けに設計された機能
宇宙飛行士が宇宙ステーションの外で宇宙遊泳や月面歩行を行うときにカメラを使用するため、ニコンは彼ら向けに専用のグリップを設計した。これは宇宙服の手袋が分厚く、設定の切り替えやシャッターボタンの操作が難しいからだ。このグリップには動画撮影用のボタンやシャッターボタンなどのコントロールがあり、10ピンの端子を通じて接続される。
その他の改良には、宇宙飛行士の作業フローを簡素化するカスタムファームウェア、バッテリー消費の削減、ノイズリダクションの改善によってより良く撮影できる写真が含まれている。これらの変更はミッションの一部となる特定のZレンズにも適用される予定だ。
過酷な宇宙環境に耐えられる性能
Nikon Z9がアルテミス計画により月に行くことが決定しているわけですが、そのNikon Z9には様々な改良が加えられるようです。
現在、アメリカのNASA、日本のJAXAなどを含め海外の宇宙機関が共同で人類を再び月へ送るプロジェクトを実施しています。計画は3段階に分けられ、最初の計画のアルテミスIはすでに実施され成功に終わっています。このミッションは無人の月探査船で月を周回して戻ってくるという計画です。そして2025年9月に有人の月周回ミッションのアルテミスIIが行われ、それ以降には実際に月に着陸するアルテミスIIIを実施する予定となっているようです。
国際宇宙ステーションでも活躍しているNikon Z9ですが、今回は宇宙服の着用前提になるため、様々な改良が加えられているようですね。大きな手袋をしているため、それでも撮影しやすいような工夫がされているようです。もし、Nikon Z9が宇宙で機能した場合、ミッション全体を静止画で撮影できるほか、動画での撮影も可能になるはずなので、実際に月で撮影された高解像度の写真が見られるかと思うとわくわくしますね。
たぶんネット中継されることは間違いないので、特に月への着陸シーンや、地球に戻ってくるシーンは世界中の多くの人が視聴するのではないかと思います。
(source)ThePhoblohrapher
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コメント
コメント一覧 (2件)
元記事の写真にニコンボディにタムロン製のレンズとは配慮が
足りませんね。
また月には空気層がありませんので地球上で考えられるチリもありません。
月の表面にはあるでしょうが飛散させても浮遊はせず重力加速度により
すぐ落ちます。
強烈な放射線環境での対策は大変ですね。
原子炉付加機器のセンサーを開発するために使用素材の暴露試験から
したことがあります。
発注元に依頼し試験をして貰いました。
ケーブルのテフロン被服が粉末になったのはビックリでした。
CES2025でも展示されているという改良型Z9。
ぱっと見EVFは取り外されて、筐体もかなりゴツくなっているような感じですね。
保護ブランケットを外した姿を見てみたいものです。