パナソニックの”有料画像問題”を釈明
パナソニックがLUMIX S9の製品サイトで、LUMIX S9で撮影されていない画像をLUMIX S9で撮影した画像と取られかねないような表示をしていた問題について、日本の国内メディアでも報道されています。
(前略)
同社の担当者は「20年以上前のビデオカメラの宣伝で実機のものではない画像をはめ込む手法があり、そのときの意識のままサイトを作ってしまった」と釈明。
(中略)
今回のS9を含むカメラの製品サイトはマーケティングと開発の部門が協力して内容を考えており、現行機種の全サイトで誤解を招きかねない有料画像の使用例があったという。
(後略)
パナソニックがLUMIX S9で撮影していない写真を、LUMIX S9の製品サイトで利用していたことが問題となっていました。経緯は当サイトでも記事にしていますので、下記の記事をご覧ください。
パナソニックは誤解を招いたとして謝罪していますが、その他の作例にも見える画像の多くで有料画像サイトの画像が利用されていたり、無関係の写真を利用したことについて「新製品で撮影した写真ではないことへの注釈がお客様にとって、分かりにくい内容と場所での表記となっておりました」という釈明をしたことや、他の製品でも同様の写真の使い方がされていたことから、さらに批判が強まる状況になってしまっていました。
他の製品ページをみると、共通する画像が利用されていたりして、基本的に機能の説明にはその製品ページで紹介しているカメラで撮影されていないとみられ、もとからそのことを知っていた人からは、「何をいまさら」という意見もあがっています。
今回の報道によれば、担当者は20年以上前にビデオカメラの宣伝で実機で撮影したものではない画像をはめ込む手法があり、そのときの意識のままサイトを作ってしまったと述べているようです。よくテレビや液晶に写っている画像が「画像ははめ込み画像です」などという表記がされていることがありますが、そのときの感覚と同じ感覚でサイトを作ってしまったということのようですね。
せっかくLUMIX S9というカメラのお披露目だったのにちょっと残念なことになってしまいましたね。しかし、今後はしっかりと作例ページを常設するなどしてユーザに高画質であることを訴求すればいいのではないかと思います。
(記事元)YAHOOニュース
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