中古カメラ市場も重要
マップカメラの中古カメラ売れ筋ランキングでニコン製品が多くランクインして話題になっています。この記事では中古カメラ市場について詳しくお伝えします。
見た目で判断すると、ニコンは中古カメラの理想的な選択肢だ。その理由は、信頼性、より良い性能、またはブランドへの忠誠心など、様々な要因が考えられる。ソニーについても同様で、今でも重要なミラーレスカメラのブランドと見なされている。キヤノンは新しいカメラにおいて支配的な地位を占めているが、中古カメラのランキングのリストにはわずか1台しか名前が挙がっていない。おそらく人々は新しいカメラほうがより良い選択しのように見えるため、古いキヤノンのカメラには簡単には切り替えないのかもしれない。
興味深いのはニコンとキヤノンのミラーレスカメラが少しずつソニーに追いついていることだが、同じタイミングでこの市場に参入したにもかかわらず、ニコンはキヤノンを上回っている。少なくともニコンの古いモデルは顧客にとってそれほど魅力的ではない。
いずれにせよ、この傾向は日本に限られており、アメリカやヨーロッパでは異なる影響を及ぼす可能性がある。しかし、これらの主要地域では、中古カメラは理想的な選択肢だ。古いフルサイズカメラを機能がほとんど優れていないAPS-Cモデルよりも少しだけ高い価格で購入することができるからだ。また、多くの愛好家がスマホからカメラに切り替えようとしている場合、古いフルサイズカメラは新しいレンズを撮影後編集で試す自由を与えてくれるる。予算に限りがあるコンテンツクリエイターにとっては、Nikon Z50のようなAPS-Cがより良い選択肢かもしれない。最新のNikon Z50IIは約900ドルだ。
ある意味、ニコンの中古カメラ市場で水からの居場所を切り開いており、非常に興味深いことだ。次回はソニーがこの流れに続くかもしれないが、それは今後のことだろう。今のところニコンが自身のブランドとして成長することを見ることができて嬉しい。
中古市場で人気のニコン?
マップカメラの中古カメラ売れ筋ランキングでニコン製品が多くランクインして話題になっています。
以前、当サイトでもマップカメラの売れ筋ランキングを紹介していましたが、このときは新品のランキングで中古のランキングについては触れていませんでした。今回はこの中古ランキングを取り上げた記事を海外で見つけ、興味深い解説がありますので、紹介したいと思います。
記事では、中古カメラの売れ筋ランキングで、ニコンとソニーが多く、キヤノン製品があまりランクインしていないことを指摘しています。
1位:α7 III
2位:EOS R5
3位:Zf
4位:α7C II
5位:Zfc
6位:α7RV
7位:Z50
8位:X-T5
9位:Z6
9位:Z5
上記のランキングを見るとわかりますが、EOS R5がランクインしています。これは、皆さんもお気づきのように、キヤノンがEOS R5 Mark IIを発売したため、既存の大量のEOS R5ユーザが製品を売却したからだと思われます。製品が多くなったため供給が増えて入手しやすくなったり、需給バランスの関係で価格が低下して購入しやすくなったこともあるかもしれません。
ただ、上記の中古カメラランキングでニコン製品が上位に入っているというのは、実際どのように評価すればいいというのは微妙なところかもしれません。
確かに売れているということは、それだけ古い機種だとしてもまだ魅力的な製品が多いことを意味しています。しかし一方で、それだけ売れるためには製品供給がないとならないわけで、ニコン製品が売られていると解釈することもできるかもしれません。このニコン製品が売却されている理由としては、既存のニコンユーザがニコンの最新機種に買い換えたという人もいるでしょうし、ニコン製品を売却して他のシステムのカメラを購入したとも考えられるので、判断が難しいところです。
またキヤノン製品が少ないことに関しては、キヤノンの多くのユーザはすでに今持っているカメラで満足しているから売らないし中古で購入もしないと解釈することもできますし、キヤノンの新製品に魅力的なカメラがないので手持ちのキヤノンのカメラを売却せずに手元に残しているため製品の供給が少ないと解釈することも可能です。
このようにランキングの読み方は難しいわけですが、ランキングに入るということはそれだけ購入する人もいると単純に解釈すれば、ニコン製品は中古市場で魅力的だから売れているのは間違いないところだと思います。
そして「Nikon Z70には この4機能は絶対に必要だがZ70が登場する可能性は低い」ではNikon Z70の発売の可能性について詳しくお伝えします。
(via)ThePhoblographer
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コメント
コメント一覧 (1件)
キヤノンのミラーレスは多くがDIGIC Xを載せており、それなりに満足している方が多いのではないでしょうか。買い替え需要がそれほどない。
対して、ニコンはEXPEED6機種からの買い替えが多いのでしょう。
ZfはEXPEED7ですが、結構重いし持ちにくいので、フルサイズの大きなレンズとの相性が良くないのかもしれませんね。操作性もある意味独特ですから、好みが分かれるでしょう。
よくセンサーの内製が話題になりますが、ニコンはセンサーよりもEXPEED6の処理能力不足が、ミラーレスで出遅れる原因になりましたね。