パナソニック社長が”有料写真”を使用した問題に言及
LUMIX S9の製品サイトで、ストックフォトサービス、いわゆる有料で写真の使用を許可するサイトの写真を利用していた問題で、パナソニックの社長がこの問題について言及しました。
パナソニックの品田正弘社長は7日、カメラの新商品紹介のサイトに不適切な写真を使っていた問題について、「我々の信頼を失墜させる重大な事象だった」との認識を示した。他の家電で類似の事例はないと説明した。
(中略)
7日にあった経営説明会で、品田氏は「(外部の写真が)カメラのスペックそのものの説明で使われ、大きな誤解を招いた」と述べた。
(後略)
記事によれば、今回の問題は「信頼を失墜させる重大な事象」であるとし、カメラのスペックを説明するための写真として利用したことを認め、大きな誤解を招いたとしています。
まず今回の経緯ですが、その発端についてはこちらで別記事にしていますので、下記の記事をご覧ください。

カメラの製品サイトには様々な画像が掲載されています。例えば、そのカメラの本体を撮影した画像、そのカメラを利用している人を撮影した画像、そしてそのカメラの性能を説明する画像、そのカメラで撮影した写真の画像など様々です。
上記の写真のうち、製品として宣伝しているカメラそのものを撮影した画像について、それがそのカメラそのもので撮影しなかったとしても誰も文句を言わないと思います(例えばLUMIX S9をLUMIX S5IIで撮影してLUMIX S9のサイトに掲載するなど)。また、そのカメラを利用している人々の姿を撮影した画像について、別のカメラで撮影した画像を掲載しても、やはり誰も文句は言わないと思います(例えばLUMIX S9を利用している人をLUMIX S5IIで撮影してLUMIX S9のサイトに掲載する)。
逆に作例として提示されている画像に、LUMIX S5 IIで撮影された画像を掲載していたら論外です。今回の問題は、LUMIX S9の性能について説明する画像に、LUMIX S9で撮影した画像以外の画像、しかもLUMIXでないキヤノンやニコンで撮影したと思われる画像を利用していたということで問題視されました。
製品の性能を説明する画像というのは文章で説明するのは難しいですが、例えば、こんな風に高画質です、みたいな写真とか、このように被写体を追尾してフォーカスを外すことなく撮影ができますとか、EVFにはこのように被写体を認識している様子がわかります、とか実際の機能を説明する際に利用する画像については、実際の製品や実際にEVFで見える画像を掲載しなければならないのは、当たり前といえば当たり前だと思いますね。
今回の社長の発言では、カメラの性能を説明する写真に、その製品で撮影されたもの以外の写真を使うことは問題であることを認め、今後は修正していくということです。
今後はより分かりやすい表記がなされて、購入を検討している人の助けになるといいなと思いますね。
(記事元)Yahooニュース
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コメント
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社長が言ってることは当たり前すぎること。もちろん同意する。
だけど、何でこんな当たり前のことが、外部からの指摘を受けなければわからなかったのか?社内にこれおかしいだろと思う人はいなかったのか?
当たり前すぎて、不思議です。