いまなぜかSIGMA fpが売れている
発売から5年が経過しようとしているSIGMA fpですが、なぜかいまその人気が再燃して製品が売れているそうです。なぜこのような現象が起きているのでしょうか?
(前略)
山木社長によれば、実際の売り上げも同様の動きを示しているそうで、「最初パッと売れて、その後は売れ行きも下がって、在庫が積み上がったけど、最近また売り上げが増えた」という。現在は当初積み上がった在庫も解消し、新規の生産も始まっているという。
(中略)
ただ、この急に売り上げが伸びた理由について、山木社長も畳家氏も、その他のシグマの社員も揃って首をかしげる。いくつかの理由は想定できているものの、どうもこれという明確な理由が見当たらないようで、ここ1年、急に伸びているそうだ。
(後略)
記事によれば、SIGMA fpを利用して何年になるかアンケートを採ったところ、なんと1年目という人が40%超を占めていたそうです。つまり1年以内に購入した人が40%ほどいる計算になっているそうです。全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。
そしてこれはシグマが把握している実売数でも同様の傾向があるようで、ここ最近はかなりSIGMA fpが売れているそうです。そして、シグマ自身もその理由についてはわからないのだそうです。
SIGMA fpユーザがSIGMA fpを気に入っている点については、「コンパクトなフルサイズカメラ」「製品のデザイン」の順で評価されており、フルサイズであるのにコンパクトであること、そして製品デザインの良さが認められていることがわかります。
個人的に思うのは、ひょっとしたら国内でもそうですが世界中でレンジファインダースタイルのシンプルなカメラが人気となっている可能性が高いのではないかと思っています。例えばX100VIが人気となっていたり、特にアジアでOMデジタルのPENシリーズが人気になっているのは、そのようなデザインに関して流行の兆しを見せているのかもしれません。
そう考えると先日発表された、LUMIX S9も海外ではそれなりに話題になっているようですし、ひょっとしたら大化けする可能性もあるかもしれません。
(記事元)デジカメWatch
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コメント
コメント一覧 (2件)
ここ一年というと富士フイルムのXが高額化し供給不足になった時期と重なりますね。
小型でオシャレなカメラ需要の受け皿として富士フイルムのXやマイクロフォーサーズが弱くなってその分が
α7C2やZf, Fp, S9 などのフルサイズ機に流れているのだと思います。
箱型のカメラの購入者はレンジファインダーだからとか考えずにファインダーやグリップの分の出っ張りが無くていいぐらいにしか考えていないと思います。
前の記事のS9も売れているとなると、もはや何が売れて、それはどうしてなのか理解できない状況に突入していますね(笑)。
まさに「いくつかの理由は想定できているものの、どうもこれという明確な理由が見当たらない」というのに同感です。