コダックのコンデジが流行中
コダックのコンデジが月間の販売シェアで、キヤノンやソニーを抑えて1位になったことが大きく話題になりました。なぜコダックのカメラが売れているのかその理由がわかるかもしれません。
「FZ55」人気の理由は大きく3つある。1つ目は、「平成レトロなフィルムカメラっぽい写真が手軽に撮れること」。「FZ55」の有効画素数は1635万画素。現在展開されている最新型の「iPhone 15 Pro Max」の有効画素数は4800万画素なので、物を鮮明に写すという点においてはiPhoneに軍配が上がるが、「光と影の境界がはっきり綺麗に写る」というカメラ本体の特徴や、手ブレ補正の効きがやや甘いといった理由などから、オートモードで撮影しても平成初期~中期を連想させるような「エモい」写真が撮れるのが特徴だ。
以前、コダックが一眼レフやミラーレスカメラを含むカメラメーカのシェアで月間1位を獲得したことをお伝えしました。

どうやらコダックのこれらの製品が指名買いされているようで、通販サイトではプレミア価格として定価以上の価格で販売されている例もあるようです。なぜそのような人気になっているのでしょうか?
まず安いコンデジが売れている理由は3つあると記事では述べています。一つ目はフラッシュ付きで、さらに画素数が少なく手振れ補正効果も弱いため、昔のコンデジのようなエモい写真が撮影できることに魅力を感じている人が多いとしています。
二つ目はそのサイズ感だとしています。スマホが巨大化して片手で撮影できないなかでも、片手だけで撮影し、もう一方の手でライティングができるなど撮影にも携帯にも便利であるとしていますね。
そして3つ目は価格やサポートがあるとしています。価格が安く、いま販売されている製品なのでサポートがあり、バッテリーも劣化しておらず、さらに変換アダプタを利用するとインスタグラムなどに投稿できることも魅力として挙げられています。
今、価格.comなどで調べると廉価なコンデジは多数販売されています。ケンコーやナガオカなどのカメラもあるのですが、いちおうそれなりに有名メーカであること、インスタに画像を簡単に投稿できること、ちょうどいい画質の悪さ、光学ズームなどで、コダック製品が指名買いされている可能性がありそうです。
そのため同様にネットに接続しやすい古いiPhoneなどもカメラとして利用する人が増えているようですね。
エモい写真が撮影できるということで、フィルムカメラやインスタントカメラが流行し、そこからオールドコンデジやオールドスマホに人が流れ、さらにいま販売されているカメラでも適度な写り具合になりSNSに投稿しやすいコンデジが売れているという状態になっていることがわかります。
少なくともカメラブームが起きているということで、やはり写真そのものを撮影したいという欲求はかならずあるので、問題は人に刺さるカメラを作るかどうかということが必要なのかもしれません。
いずれにせよ、これで撮影の楽しさを知ってもらって、次にもう少し良いカメラで写真をという流れができてくればいいなと思いますね。
(記事元)Yahooニュース
- LUMIX S 24-60mm F2.8 は小型、軽量で汎用性があり画質も良い しかも安い
- LUMIX S1IIの価格設定は間違っている しかもS5IIに似たカメラばっかり
- カメラのキタムラ 売れ筋ランキング ソニー7製品入賞と圧勝も1位はNikon Z5IIが獲得
- パナソニック LUMIX S1II、S1IIE、S5IIXの仕様の主な違いは何かまとめる
- パナソニック LUMIX S 24-60mm F2.8正式発表 希望価格14万3000円
- パナソニック LUMIX S1IIEを正式発表 主要機能はS1IIを踏襲 EはエッセンシャルのE
- LUMIX S1II正式発表 LUMIX初部分積層型搭載で読出し速度が3.5倍向上
- キヤノン 高機能ながら低価格のEOS R9を検討している!? 魅力的なコスパを実現か!?
- Nikon Z6、Nikon Z7の新ファームが公開 軽微な不具合を修正
- EOS R5 Mark IIのAF不具合の原因が判明か 特定の設定で問題なく動作する模様
コメント