コダックがカメラ販売で初の月間1位
コダックのカメラがレンズ交換式を含むカメラ販売でシェア1位を獲得したそうです。なぜシェア1位を獲得することができたのでしょうか?
2024年4月、コンパクトデジカメ(コンデジ)、ミラーレス一眼、一眼レフを合算したデジカメ全体の市場で、KODAKが22.5%の販売台数シェアを獲得。BCNがデジカメのデータ集計を始めてから、初のメーカー別シェア月間1位となったことが、家電量販店・ネットショップの実売データを集計する「BCNランキング」から明らかとなった。
コダックのカメラ販売が初めて月間で首位になったと話題になっています。記事では、シェアランキングの推移グラフがありますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
さて、記事では、コダックのカメラがカメラ市場で22.5%のシェアを獲得して1位になったと報じられています。これは、ミラーレス、一眼レフを含めたシェアのランキングなので、とても売れていることになりますね。2024年4月のランキングでは以下のようになっています。
- コダック 22.5%
- キヤノン 20.2%
- ソニー 16.5%
- 富士フイルム 10.6%
- ケンコー・トキナー 6.9%
コダックのカメラのシェアは2023年10月には12%前後でしたので、ここ半年で2倍のシェアを獲得したことになります。
なぜここまでコダックのカメラが売れているのでしょうか?
実は、コダックのカメラは、いまSNSなどで若い人に非常でバズって人気となっています。人気になっているのはFZ55という機種で、撮影するとフィルムカメラのような写真が撮影でき、エモい、趣があるということで人気になっているようですね。そしてFZ55の入手が難しくなっていることから、兄弟機種のFZ45も人気となっているようです。
これは以前から言われているように、フィルムカメラやオールドコンデジが売れているのと同様に、新品でも同様の写真がとれるカメラとして売れているのだと思いますね。
ここまでくるとカメラの流行は本物と言えるかもしれません。
(記事元)BCN
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昨日、京都に行きましたが、中学生の修学旅行生でどこもいっぱいでした。
スマホは禁止されているのか、皆さんコンパクトデジカメを手にしていました。
エモさをねらって古い中古を購入するという人もいますが、修学旅行の思い出写真をスマホカメラ同等に残したいニーズがあるとしたら、最新機種で一番安いものという選択になるのではと思います。
1万円台で買えるズーム付きコンパクトデジカメはコダックぐらい
でしょう。
もうコダックしか選択肢がないのかもしれません。
FT45は中身はキヤノンのPowerShotA1200と同じ基板を
使っているようでOEM先から権利を買い取ったのかも知れません。
画像処理が同じでしたらエモい(エモーショナル)な写真は望む事は
出来ず唯々まともな写真が撮れるだけです。
ポジフィルムにに設定すれば記憶色に近い発色なので修学旅行の記録等には
良い選択かもしれません。
但し派手すぎる事はありません。
※PowerShotA1000を使ったことがあるのでその使用感からの感想です。
カメラの能力の主戦場は SNS で、SNS で受けるような色味を出せるかどうかが重要なのでしょう。
LUMIX の LUT 機能もそうしたニーズを捉えたものでしょう。
また写真を確認するのはスマホの画面が中心なので、
解像度はそれほど重要でなくなってきているのかもしれませんね。
そして、カメラ機能に力を入れたスマホも結局高額になってきたので、
手が届く価格帯のコンデジに回帰しているのでしょうね。