デジカメ普及率50%を切る
家庭でのデジカメ普及率がどんどん下がっている・・・そんな調査結果が報告されています。どのような調査なのでしょうか?
2023年度末のデジタルカメラの家計への普及率が04年度末以来、19年ぶりに5割を切った。スマートフォンの保有が増えコンパクトデジタルカメラの需要が落ち込んだ。かつて日本勢はデジタル家電で強い存在感を示したが、今は衰退が著しい。
記事によれば、内閣府の調査で家庭でのデジカメの普及状況を調査したところ、19年ぶりに50%を割ったそうです。つまり、カメラと呼ばれるものを持っている家庭は2件に1件になってしまったということになりますね。理由はもちろんスマホの普及によるコンパクトデジタルカメラの落ち込みで、これにより普及率は下がっているようです。
ただし、ここで注意しなければならないのは、調査対象は「全国の2人以上世帯」となっているところです。最近はチェキ、オールドコンデジ、フィルムカメラなどが流行しているようですが、これは若い人が中心の流行で、若い人には一人暮らしをしている人も多いことから、調査対象に含まれていない可能性があります。もちろんすべてが一人暮らしではないですが、一定の割合の人は”普及率”に含まれていない可能性もあるのかなと思いますね。
またCIPAなどのデジカメ出荷台数をみると、明らかに底は前々年で今はミラーレス、チェキなどが好調で上向きつつあります。デジカメメーカは数量を追わずに高価格商品で勝負しているので、普及率はそれほど関係ないのかもしれません。
(記事元)日本経済新聞
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