ニコン デジカメ、露光装置好調で業績を上方修正 今期2回目

ニコンが業績を上方修正

ニコンは29日、22年3月期の連結純利益見通しを290億円(従来予想は220億円)に上方修正した。売上高は5350億円(同5200億円)、営業利益も340億円(同270億円)の予想に引き上げた。

堅調な需要に加え、円安も収益拡大に寄与する。半導体関連を含む部品調達や東南アジアでの新型コロナウイルス感染症の影響で生産上の制約はあるが、下期も需要は堅調に推移すると見込んでいる。

ロイター

ニコンが22年3月期の純利益を従来予想の220億円から290億円に上方修正したことがわかりました。売上高の予想は従来の5200億円から5350億円に、営業利益は270億円から340億円の修正です。

実は、ニコンが業績を上方修正したのは2回目です。

ニコン 2022年3月期業績を上方修正 デジカメ需要が堅調

前回は純利益を160億円から220億円、売上高を5100億円から5200億円、営業利益を200億円から270億円に修正していますので、実質的には以下のように上方修正されたことになります。

・純利益 160億円→290億円
・営業利益 200億円→340億円
・売上高 5100億円→5350億円

この上方修正ですが、やはり新型コロナの影響が大きかったようで、上方修正の理由はデジタルカメラの需要が堅調、リモートワークや半導体不足などでフラットパネルディスプレー・半導体露光装のサービスなどが堅調だったことが理由のようです。

黒字化を今後も実現できるのか

ニコンは、これまで中国工場を閉鎖したり、日本国内のカメラ製造を取りやめたりして、より少ない販売台数でも利益が出せるような仕組みを整えてきました。その結果が今回の業績につながっているのだと思います。

ちなみにコロナの影響を最も受けた2021年通期の業績は以下のようになっていました。

 (株)ニコン(TSR企業コード:291142346、東京都港区、東証1部)は5月13日、2021年3月期(連結)の営業利益が562億4100万円の赤字だったと発表した。カメラ市場の縮小や新型コロナの影響で販売台数が大幅に減少した。ミラーレス製品の拡充や事業構造改革などで2022年3月期は黒字転換を見込んでいる。

2021年3月期連結(国際会計基準)は、売上高4512億2300万円(前期比23.7%減)、営業利益562億4100万円の赤字(前期67億5100万円の黒字)、当期純利益344億9700万円の赤字(同76億9300万円の黒字)だった。

ニコン 2021年3月期 562億円の大幅赤字 カメラ販売台数激減で

このことから大幅な回復を見せていることがわかりますが、2021年3月期の損失分を埋めるには、もう1年、同じような結果を残さないといけないような厳しい状況にはかわりありません。

しかし、当初の予想が厳しかった可能性もありますが、とりあえず黒字化できたことは大きいかなと思います。Nikon Z fcのようなカメラ、Nikon Z 9の機能を盛り込んだ普及価格のフルサイズミラーレスなどが投入されて、カメラ市場で存在感をさらに高めることができるといいなと思いますね。

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