若い人はカメラにビンテージな雰囲気を求めコンデジを購入している!?

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若い人がコンデジを購入する理由

最近、なぜコンパクトデジタルカメラが流行しているのでしょうか?それを考察した記事が公開されています。ここで詳しくお伝えします。

今の10代や若い大人は、スマホが人生の全期間にわたって存在していたため、シャッターを切るだけで撮影できるコンパクトカメラを手に取ったことがない可能性がある。そして、それにはもっともな理由がある。iPhone 16のような最高のスマホは、ポケットにすっぽり収まる便利なスマートデバイスとして、必要なことをすべて実現できるからだ。

スマホは驚くべきものであり、今ではスマホで撮影された映画も数多く存在している。それでも、若いコンテンツクリエイターたちは専用のコンパクトデジタルカメラを使う利点を見いだしているのだ。

その理由としては、より優れた機能、フラッシュ、光学ズーム、操作性、バッテリー寿命などが挙げられる。これだけでもコンパクトデジタルカメラに戻る素晴らしい理由となるが、私としては、若者たちが美的な理由からコンパクトデジタルカメラに戻り、個性のあるレトロな魅力や2000年代初頭のアナログ感があり、ビンテージな雰囲気を求めているという考えのほうが正しいのかもしれない。これは、多くの私の世代がデジタルの音楽アルバムからテープやレコードに回帰している現象と似ている。

多くの現代的なカメラやレンズは、画質やシャープさを追求するあまり、過度に処理されて無機質な見た目になっていると言えるのかもしれない。

(中略)

また、多くの若者はスマホの閲覧時間を減らそうとしており、2000年代や2010年代の専用ビンテージコンパクトデジタルカメラにはWi-Fiが搭載されていないことが多いため、通知に気を取られることなく写真撮影に集中できる。

(中略)

ストリートフォトグラフィーを愛する者として、いつ奇跡のような瞬間が訪れるかわからないため、常にカメラを持ち歩くことの重要性を痛感している。

最良のカメラとは手元にあるカメラという言葉は本当に真実だが、私は手元にあるカメラを、より高品質で自分が必要とする機能があるものにしたいと思う。これが、リコーのGR IIIや最新のソニーのRX1R IIIといったプレミアムコンパクトが非常に魅力的に見える理由だ。

スマホの写真はキレイすぎ?

なぜ若い人がコンパクトデジタルカメラを購入しているのか、その理由をAmateur Photographerが伝えています。

記事では、若い人は物心が付いた頃からスマホが存在していて、デジタルカメラを利用したことがない人がほとんどだとしています。さらに、スマホの画質は非常にシャープで美しく撮影できてしまうため、完璧な写真でないほうがレトロな魅力があるのではないかとしています。そして、この動きはレコードやカセットテープに回帰する若い人と同様の傾向であるとしています。

最近は中古コンパクトデジタルカメラが従来の中古価格の2倍で取引されることもあり、流通量や製品在庫も極端に減っているといいます。カメラが欲しいけれど安いものがいいとか、古いカメラのほうがレトロっぽい写真に仕上がるということで人気が出ているようですね。

また、デジタル疲れを感じている人も多く、スマホからの通知を気にすることなく写真撮影に集中できるという理由もあるのではないかとしています。

今はほとんどの人がスマホを所有しています。それはつまり、ほとんどの人がデジタルカメラを所有していることと同じです。スマホで写真撮影をして撮影の楽しさを知り、写真撮影を趣味にしようとカメラを購入する人がスマホ所有者の1%でもいれば、かなりの販売台数になると思いますね。スマホのカメラを入り口として写真を趣味とする人が増えればいいなと思います。

AmateurPhotographer

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • キヤノン PowerShot G7 X Mark III が転売ヤーさん達の餌食に
    なってしまったようで121,000円で売り出してアッという間に
    売り切れですね。
    今は17,000円超えです。
    なにしろ某国人が多く来ているのでこの傾向は今後も続くかも
    しれません。

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