ニコンのティルトシフトレンズはいつ発売される?
Fマウントレンズではニコンが発売していたティルトシフトレンズですが、しばらくは登場しないのではないかと考えている人もいるようです。この記事ではなぜ登場しないのか詳しくお伝えします。
Zマウント用のティルトシフトレンズはどこにあるか?
中国(Atralab、Astrhori、Laowa、TTArtisanなど)
新しいNIKKORのティルトシフトレンズがオートフォーカス機能を搭載するまでは、登場するとは期待していない(キヤノンとニコンはそれに取り組んでいるという噂がある)。理由は、これらは非常に低ボリュームのレンズであり、多くのリソース(開発や生産の両方)を必要とするからだ。ニコンは、そのような努力を「ステートメントレンズ」に留める傾向がある。これは現在存在しないタイプのレンズ(例えばNoct)であり、新しい設計上のハードルを克服する必要がある。
さらにもし将来的にティルトシフトレンズを作ることになるのであれば、ボディ内手ぶれ補正を悩ませることになるだろうが、それには「ステートメントカメラ」も必要になると思う。前回、ニコンは19mm f/3.5 PC-Eの発売をD850と結びつけることはなかったが、それはマーケティング上のミスだった(ちなみに、それは素晴らしい組み合わせだった。シフトによるさらなる高画素数、ティルトによるミディアムフォーマットに近い外観を提供し、当時の20mmまでのレンズとして光学的には最高だった)。私の予想では、Nikon Z8IIや、高解像度カメラが登場する頃に、少なくとも1本のZマウントPC-AFレンズが登場するだろう。
高画素カメラとともに発売する?
ニコンはしばらくティルトシフトレンズを発売しないのではないかと考えている人もいるようです。記事によれば、ティルトシフトレンズは非常に開発や生産にコストがかかる割には販売数が少ないためだとしています。
また、そのようなレンズを「ステートメントレンズ」に留めるとしていますが、このステートメントレンズの意味は少しよくわかりません。ニコンのアイコン的なレンズという意味なのでしょうか?
そして、もし発売されるとしたら、より高画素のカメラが発売される頃の同時期に発売されるのではないかとしていますね。
ティルトシフトレンズについてはAFがあるレンズをキヤノンが開発しているという噂もありますが、ニコンも同じようなレンズを発売するのでしょうか?このあたりは気になりますね。
(via)Z SYSTEM USER
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コメント
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一眼レフ時代のティルトシフトレンズは光路が斜めに入るため
AFが出来ずMFのみでした。
それを前群、中群、又は中群のレンズをスライドさせ見かけ上
左右の焦点距離を可変にしティルトシフトレンズのような効果を
出すというのがキヤノンの特許だったと思います。
間違っていたらごめんなさい。
そうすれば光路が斜めにならないのでAF機能が損なわれる事は
ありません。
ニコンがティルトシフトレンズを発売するとすれば似たような構造で
開発しているのかなと思います。
収差の少ない可変二重焦点レンズなので開発はかなり大変そうです。
価格も上がりますね。
通常のめがねを例にとれば視力の補正に+して乱視の補正を入れ
なおかつ可変にしたレンズと考えれれば分かりやすいかもしれません。