SIRUI、Meike Zレンズ販売停止は偶然の一致とは言い難い

当ページには広告が含まれています。
Nikon
  • URLをコピーしました!

Zマウント互換レンズの状況

要約

1月、ニコンがZマウント技術に関連する特許についてViltroxを中国で提訴したというニュースが報じられた。数週間後、Viltroxは訴訟にもかかわらずレンズ開発のロードマップを変更しないと述べた。今週の新たな報道によると、レンズメーカーのSirui(中国)とMeike(香港)がともにニコンのZレンズの取り扱いを停止したとされており、Viltroxとの継続中の法的状況を踏まえるとかなりの偶然の一致といえる。

ZマウントのMeikeレンズのみが一部の小売業者から姿を消したこと、そしてそれがニコンとViltroxの訴訟が中国の裁判所で正式に始まったのと同じ週に起きたことは、非常に興味深い。

影響を受けた可能性のあるレンズ会社は公式にはそのようなことを述べていないが、Weiboでの報告によると、Viltroxだけでなくニコンから法的警告を受けた中国の光学ブランドが他にも存在し、補償的な救済策に関する企業間の交渉が始まっているという。

繰り返すが、これは企業自体が確認していない中国からの情報である。それでも注目に値し、ニコンのViltroxレンズに関する法的問題が特定のレンズ特許、またはサードパーティレンズがZカメラや同社のオートフォーカスあるいはレンズ通信技術と連携する方法に関連するものであれば、辻褄が合う。

ニコンのカメラユーザーの間では、サードパーティレンズがZマウントシステムから消えてしまうのではないかという懸念がいまだにあるのは理解できるが、こうした心配は時期尚早である。ここで考えられるすべての結果のなかで、ニコンがZマウントから多数のレンズを完全に排除するというのは考えにくい。

本日改めてニコンに問い合わせを行ったところ、同社は1月の立場を繰り返した。

「ニコンは常に公式ライセンスを受けたパートナー企業と協力してZマウントエコシステムを拡大してきました。私たちは健全な競争を通じた技術の進歩を推進し、ニコンがライセンスを付与したメーカーのサードパーティレンズの使用を奨励しています。」

一部のサードパーティZマウントレンズが、非常に偶然とは言いがたい、率直に言って不審なタイミングで店頭から一時的に姿を消してはいるものの、ニコンとViltroxの間の法的プロセスが進行する中で各社が追加的な予防措置を講じているという問題である可能性もある。

参考までに、本稿執筆時点において、オートフォーカス搭載のViltrox、Sirui、MeikeのZマウント向けレンズは、B&Hをはじめとする米国の小売業者でいずれも購入可能である。

偶然の一致か必然か

中国のZマウント互換レンズの販売が続々と停止されていることをPetaPixelが伝えています。上記は一部を引用したものになりますので、全文は本記事下部の記事元リンクからご覧ください。

記事ではSIRUI、Meikeがほぼ同時にZマウントレンズの販売を中止したことについて、これは偶然の一致とは言えないのではないかとしています。その理由はニコンがZマウントレンズの特許に関してViltroxを提訴したことにあるのではないかとしています。

ご存知の通り、ニコンは特許に関してViltroxを提訴しており、その裁判は先日始まりました。

もしViltroxの問題がオートフォーカスに関するものやレンズとカメラの通信に関するものであれば、互換メーカーが互換レンズの販売を停止したのも辻褄が合うとしています。

一方で、Zマウントの互換レンズがすべて排除されるとは限らない可能性があるとも指摘。SIRUIやMeikeはニコンとViltroxとの間の裁判が決着するまで、またはライセンスを得るまで販売を停止しているだけの可能性もあるとしています。

ここで疑問がいくつかあります。それは、なぜニコンは中国だけで互換レンズを問題視しているのかということと、ニコンはライセンスの締結で本当に互換レンズの販売を認めるのかということです。

ニコンがレンズの販売そのものを問題視しているのであれば、日本や欧米でも販売の取りやめを要求する可能性があるはずですが、現時点ではその様子はありません。ひょっとしたら問題視している特許に関して日本と欧米ではまだ審査に通っていないため選考して中国で提訴した可能性はあるのかもしれません。

また、ライセンス料を支払えばだれでもZマウントレンズを販売することができるのかといった保証は現在のところまったくありません。RFマウントのように販売するレンズを完全にコントロールする可能性は捨てきれないため、多数のレンズが販売中止に追い込まれる可能性は捨てきれません。

そうなると互換レンズメーカーは、事実上、Eマウントという選択肢しかなくなってしまい、経営にかなりの影響を受けることになりそうです。Lマウントやマイクロフォーサーズに関しては加盟が認められれば販売することはできると思いますが、加盟が認められるかどうかは未知数です(一部のレンズメーカーはすでに加盟済み)。

今後、国内でも販売が停止されるのか、ニコンがライセンスを付与する条件は何かなど明らかになってくるかもしれません。

さらにこの記事の関連記事を「Zマウント特許問題 Viltroxから中国全体に波及か? 全メーカーに影響の可能性」で詳しくお伝えします。

PetaPixel

ニコン 関連情報アーカイブ !

ニコン 最新情報

Nikon

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする