異なる海外の撮り鉄事情
日本では”撮り鉄”による問題がよく報じられていますが、海外の撮り鉄事情はどのようになっているのでしょうか?
(前略)
2023年11月12日、30年以上に渡って市民生活を支えた旧東ベルリンのSバーン(市街電車)車両、485型が引退し、ドイツや近隣諸国から多数のファンがベルリンを訪れた。
(中略)
脚立や三脚を持参するファンも多く、なかには白線から大きくはみ出して、ホームの端ギリギリのところで撮影する人たちも多く見られ、警備員から下がるように促されていた。もっとも、パニックと呼べるほどの混雑ではなく、日本の駅で見られるような立すいの余地もないほどの状況とは程遠い。
イタリアはもう少し緩い。列車が到着した後、堂々と線路に降りて撮影をする人がいるほどで、これはもちろん違法なことだが、乗務員も駅員も誰も止めはしない。行き止まり式の駅で、折り返し時間まで列車は動かないから、多少は大目に見ているところもあるのだろう。
(後略)
海外の撮り鉄事情をMerkmalが伝えています。日本の事例や他の国の事例も紹介されていますので、全文は記事元リンクからご覧ください。
列車、電車を撮影する趣味は世界各国でごく普通にあるようで、日本独自の文化というわけではないようです。では海外の撮り鉄は日本のように問題を起こしているのかというと、どうも様子は異なるようですね。
記事によれば、海外では日本のようにニュースになるような問題は起きていないようです。しかし、その撮影は日本と異なり結構、適当に行われているようですね。ホームギリギリで撮影する人もいれば、さらに線路の中にまで入って撮影してしまう人がいる国もあるようです。日本だったら大問題になったかもしれません。
しかし日本ではかなり状況は異なるようです。異なる状況というのは撮影をしている人の数です。鉄道を撮影することを趣味としている人も多いのも事実ですが、その背景には日本ではまだ誰もが簡単にカメラを購入できる経済環境にあるため、鉄道を撮影する人のすそ野も広くなっていることがあるようですね。確かに頑張って数ヶ月ほどバイトをすれば、それなりのフルサイズミラーレスと廉価な望遠ズームぐらいは購入できます。
そのため一つの場所に人が多くなり、場所取りや小競り合いになったり、群集心理で攻撃性が高まったり、中には問題を起こすようなことをする人が増えてくるというのが実情のようですね。
海外では今はまだあまり問題視されていないようですし、鉄道の運用そのものが結構ゆるいから問題がないのかもしれませんが、人が増えてくると日本のように問題になってしまう可能性があるのかもしれませんね。
さらに次の記事「カメラ市場が小型カメラとフルサイズへの二極化が進む理由とは」ではカメラ需要の二極化について詳しくお伝えしています。
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(記事元)https://news.yahoo.co.jp/articles/15fb93ce622be99e3bbd93582fa69bc103855229
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コメント
コメント一覧 (2件)
最近JR のホームでも「撮影は黄色い線の内側で〜」と言うアナウンスを聞きます。
まるでホームから撮影すれば何も問題ないかのように聞こえます。
ホームで並んで待ってる人からすれば撮影してるだけで事故の可能性が高くなると言うだけで迷惑なのですが。
そやはりホームでも撮影を禁止するべきだと思います。
ルールを守り安全に配慮し、駅員の指示に従っていれば、ホームで列車を撮影してもいいと思います。