GR IV Monochrome ダイナミックレンジテスト
ノイズリダクションされていない?
GR IV Monochromeのダイナミックレンジテスト結果をPhotons To Photosが公開しています。今回は、同じAPS-Cセンサーを搭載したレンズ交換式カメラであるEOS R10、Nikon Z50II、そして旧モデルのGR IIIと比較してみました。画像はタップで拡大できます。
One Point!:モノクロセンサーってなにが違うの?
通常のセンサーはRGBのカラーフィルターを通して光を受けるけど、 モノクロセンサーはカラーフィルターを持たず、すべての画素が光をそのまま受け取るんだ。
まずはグラフの見方についてです。●(丸)はノイズリダクションが適用されていない測定結果、▼(下向き三角)はノイズリダクション処理済み、▲(上向き三角)はスケーリング処理が行われたデータを示しています。また、黒塗りのマークは常用ISO、白塗りは拡張ISOを意味しています。
One Point!:ダイナミックレンジのグラフってどう読むの?
縦軸は“どれだけ明暗差を記録できるか”、横軸はISO感度を表してるよ。 グラフが高くてなだらかに下がっていれば、広いダイナミックレンジを維持しているということ!
グラフを見ると、まず気になるのが旧モデルGR IIIのダイナミックレンジの挙動ですね。直線的ではなく曲線を描いており、下向き三角のマークからノイズリダクションが適用されていることがわかります。そのため、実際のセンサー性能よりも見かけ上のダイナミックレンジが高く表示されている可能性があります。EOS R10やNikon Z50IIが高ISOでのみノイズリダクションを適用しているのとは対照的ですね。
今回のGR IV Monochromeは、ミラーレスカメラと同様に高ISOのみノイズリダクションを適用しているようで、より実測に近い結果が得られているようです。さらに、ISO8000でデュアルゲインコンバージョンが働く設計になっており、そのポイントでダイナミックレンジが向上しているのが確認できます。
One Point!:デュアルゲインって?
センサーには感度を切り替える“ゲイン”という仕組みがあるんだけど、 デュアルゲインはあるISO値を境に、回路を切り替えてノイズを抑える技術なんだ。
全体的に見ると、EOS R10やNikon Z50IIと比較してもGR IV Monochromeのダイナミックレンジはやや優秀な結果となっており、これはモノクロセンサーならではの特性、つまりカラーフィルターが不要なため画素補完がなく、ノイズが少ないことが影響しているのかもしれません。少なくとも、測定データからは高画質な写真が期待できそうですね。
リコー・ペンタックス 最新情報!
GR IV Monochrome 主な使用
| センサーサイズ | 種類:モノクロ/CMOS、サイズ:23.3mm x 15.5mm |
| 画素数 | 約2574万画素 |
| レンズ | 18.3mm(35ミリ判換算28mm相当)F2.8 |
| センサークリーニング | 超音波振動による撮像素子クリーニング機能 |
| イメージプロセッサ | GR ENGINE 7 |
| 手ぶれ補正 | 撮像素子シフト方式 (Shake Reduction)(5軸補正) |
| 手ぶれ補正効果 | 6.0段 |
| 高速連続撮影 | - |
| 動画撮影 | Full HD 60p |
| シャッター速度 | 1/4000~30秒 |
| ISO | ISO160~409600 |
| フォーカスポイント | - |
| EVF | - |
| 背面液晶 | 3.0型TFTカラーLCD 約103.7万ドット |
| メモリカードスロット | microSD/microSDHC/microSDXCメモリーカード |
| サイズ | 約109.4(幅)×61.1(高)×32.7(厚)mm |
| 質量 | 約262g(バッテリー、microSDメモリーカード含む) |



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