ごく僅かな製品のみ影響か
要約
ニコンは本日、ZR向けの新しいファームウェア1.11を発表し、修正が必要だった2つの問題に対応した。しかし同時に、特定のNikon Z5II、Nikon Z6III、Nikon ZRに関するプレスリリースも発表した。
すべてのNikon Z5II、Nikon Z6III、Nikon ZRがこの問題を抱えているわけではなく、この問題はカメラの動作停止を引き起こす可能性がある(これは、おそらく3機種に共通する電源系またはデジタル基板の部品が原因であることを示唆している)。
米国では、NikonUSAのサイトにアクセスし、シリアル番号を入力することで、自分のカメラがアドバイザリーの対象かどうかを確認できる。これは米国正規品だけでなく、並行輸入品でも機能するようだ。
この種のアドバイザリーは、ニコンが継続的に行っている製品検証としてはかなり典型的なものだ。ニコンはすべての修理における部品故障を監視しており、問題が見つかると、生産サプライチェーンに遡って、どの部品ロットがどのカメラに使用されたかを特定する。ニコンはこれについて公に語ることはないが、私は、こうした大規模リコールに対応するための契約を部品サプライヤーと結んでいると考えている。そしてニコンは、過去にも顧客への影響を最小限に抑えながら対応してきた。実際、部品故障の発生を判断する明確な仕組みと、無償修理の案内を一貫して行う電子機器メーカーは、私の知る限りニコンくらいだ。
私が確認できる限りでは、問題のある部品を含んでいたのは比較的限られたロットのカメラで、すべて同じ月に製造されていた。
すべて同じ月に製造されていた?
ニコンがNikon Z5II、Nikon ZR、Nikon Z6IIIを実施していることについてZ SYSTEM USERが意見を述べています。
記事では、今回のカメラのリコールについて、すべての製品が問題を抱えているわけではなく、一部の製品のみが影響を受けているようだとしています。その理由について今回のリコール対象のカメラの3機種に共通する何かしらの電子部品が問題を抱えていたのではないかとしています。
これらのカメラの共通する部品はかなり数が多いと思いますので、問題となった部品の特定は難しいと思われます。それでも、Nikon Z5II、Nikon ZR、Nikon Z6IIIに共通する部品かつ、Nikon Z9、Nikon Z8、Nikon Z50IIと共通しない部品と考えるとある程度は想像できるかもしれません。
まず、EXPEED 7プロセッサはリコール対象のカメラ以外にも利用されていますが、リコール対象となっていないため今回の問題とは関係ないのではないかと想像することができます。また、イメージセンサーについても、それぞれ同じセンサーが利用されているわけではないので無関係と思われますね。
EVFについてもNikon ZRには搭載されていないですし、背面液晶もそれぞれ異なるので、これも無関係と言えそうです。そう考えるとWiFiやBluetoothなどの無線関連、メモリカードスロット関連、バッテリーまわりなどの共通している部品とおもわれるものが、いろいろ考えられますね。
ところで、記事によればニコンはしっかりと使用した部品に関してトレーサビリティーを実施しており、問題が発生した部品を使用した製品を特定可能であるとしています。また、今回の問題となったカメラについては、特定の月に生産したロットだけが問題であるようだとし、非常に多くの製品がリコール対象になっているわけではなく、比較的に少数の製品が対象になると述べています。
どこからの情報かわかりませんが、そのような情報を入手しているようですね。
多くのカメラが対象になると、ユーザーもカメラをわざわざ郵送するも大変ですし、ニコンも無償回収のコストが莫大になってしまう可能性があるわけですが、どうやらごく少数に限られるようで、どちらにとっても少し安心というところかもしれません。
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Nikon ZR 主な仕様
| 型式 | レンズ交換式デジタルカメラ |
| レンズマウント | ニコン Z マウント |
| 有効画素数 | 2450万画素 |
| 撮影素子 | 35.9×23.9mmサイズCMOSセンサー(フルサイズ/FXフォーマット) |
| ボディー内手ブレ補正 | イメージセンサーシフト方式5軸補正 |
| シャッター | 電子シャッター、電子シャッター音あり |
| シャッタースピード | 1/16000~30秒 |
| フォーカスポイント | 273点(シングルポイントAF時)、299点(オートエリアAF時) |
| 連続撮影速度 | ・低速連続撮影:約1~7コマ/秒 ・高速連続撮影:約16コマ/秒 ・高速連続撮影(拡張):約20コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー +(C15):約15コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー +(C30):約30コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー +(C60):約60コマ/秒 ・ハイスピードフレームキャプチャー +(C120):約120コマ/秒 |
| ISO感度(推奨露光指数) 動画撮影時 | 撮影モードM:ISO 100~51200、ISO 51200に対し約0.3、0.7、1段、2段(ISO 204800相当)の増感が設定可能 感度自動制御が可能、制御上限感度が設定可能(R3Dモードを除く)※動画記録ファイル形式R3D NE 12-bit(R3D)設定時は、ベースISO感度として低感度(ISO 800)または高感度(ISO 6400)を選択可能※階調モードHLG設定時は、ISO 400~51200※階調モードN-Log設定時は、ISO 800~51200 ISO800に対し約0.3、0.7、1段、1.3段、1.7段、2段の減感が可能撮影モードP、S、A:感度自動制御(ISO 100~Hi 2.0)、制御上限感度が設定可能オート:感度自動制御(ISO 100~51200) |
| ダイナミックレンジ | 15+stops(Log3G10) |
| 映像圧縮方式 | R3D NE(12bit)、N-RAW(12bit)、Apple ProRes RAW HQ、Apple ProRes 422 HQ、H.265/HEVC(8bit/10bit)、H.264/AVC(8bit) |
| 画像モニター | バリアングル式/4.0型LCDモニター(タッチパネル)、アスペクト比16:10、約307万ドット、表示最大輝度1000cd/m2 |
| 記録媒体 | CFexpress(Type B)、XQD、microSD |
| 寸法(幅x高さx奥行き) | 約134×80.5×49mm |
| 質量(重さ) | 約630g(バッテリー及びメモリーカード2枚を含む、ボディーキャップ、デジタルアクセサリーシューカバーを除く)、約540g(本体のみ) |





コメント
コメント一覧 (1件)
今回購入したZ5Ⅱはリコール対象機種だったので手続きを済ませピックアップ待ちです。
無いに越したことは無いのですが、きっちりリコール対応してくれるのは助かります。
でも、使用できなくなる期間が出てしまうのは痛いので、どのくらいで返ってくるかですね。