APS-C シネマカメラ登場か?
Nikon Z RCの噂が加熱しており、新たなリークによれば、ニコンの動画特化型APS-Cエントリーモデルが2026年に登場する見込みだ。このNikon Z RCは、人気の高いNikon Z50IIの「動画ファースト」なDNAを受け継ぎ、Nikon Z30に似た超小型ボディ設計を採用している。製造コストの削減と生産ラインの簡素化のため、メカシャッターや電子ビューファインダーは非搭載。Nikon Z50IIと同様に4K 60p録画に対応し、10bitの内部記録も可能。RED風のカラープロファイルも搭載され、プロフェッショナルな動画制作ニーズにも応える。
噂が正しければ、Nikon Z RCの発売は2026年第4四半期、価格はボディ単体で649〜799ドルと予想されており、EOS R50Vと同様の価格帯で市場にインパクトを与える狙いがあるようだ。
Nikon Z RCのデザインに関する噂
- Nikon Z30のスリムさを継承、携帯性に妥協なし
- Nikon Z RCのボディサイズは、既存のNikon Z30とほぼ同等になる見込みだが、操作性、全体的なデザイン、放熱性能が2026年のクリエイター向けに大幅に改善されるとされている。
- 言うなれば、「ミニ Nikon ZR」といった位置づけだ。
Nikon Z RCの主な噂仕様(デザイン面)
- 軽度のアウトドア使用に対応する前面の防塵防滴シーリング
- Nikon ZRシリーズに着想を得たダイヤル配置と専用の動画ボタンで直感的な操作性
- 前面・背面のタリーランプで録画中を明確に表示—撮影ミスを防止
- SDカードスロットとUSB-C PD充電に対応し、スムーズなワークフローを実現
- バッテリーはNikon Z50 IIと同じEN-EL25aを採用、CIPA基準で約330枚の静止画撮影、または4K動画75分の撮影が可能
センサーとプロセッサーに関するリーク情報 20.9MP DXセンサー+EXPEED 7搭載
Nikon Z RCは、Nikon Z50IIと同じ2090万画素のAPS-Cセンサーを採用する見込みだが、今回はNikon Z9のAFアルゴリズムを活用することで、動体追尾性能が大幅に向上し、複数の被写体がいても顔認識を維持しながらの動画撮影が可能になるとされている。
なお、ニコンがエントリーレベルの2000万画素シネマカメラのプロトタイプをテスト中との報告も複数あり、
これはEOS R50Vへの対抗を意識したものと見られている。また、2600〜3300万画素クラスのDXフォーマット機(α6700の競合)も開発中とされており、これについては「Nikon Z90」に関する投稿で取り上げられている。したがって、高解像度センサーはNikon Z RCではなく、2026年登場予定のZ90に搭載される見込みだ。
Nikon Z RCの動画仕様に関する噂:Z50 II譲りの4K/60p・10bit、発熱問題なし
このDXフォーマット機のプロトタイプを実際に使用した人物からの報告によれば、Nikon Z RCはNikon Z50IIのシネマ機能をそのまま小型ボディに移植しているとのこと。 ただし、これはあくまで初期段階のプロトタイプであり、ニコンのマーケティング部門による最終承認はまだされていない点に注意が必要だ。
Nikon Z RCは、Nikon Z30の8bit制限を打ち破り、4K UHD 60p(1.5倍クロップ、ジンバル使用時の安定性を考慮)や、ノンクロップの4K 30p 10bit H.265記録に対応。 N-LogやHLGプロファイルにより本格的なカラーグレーディングが可能で、Full HD 120pでは滑らかな4倍スローモーションも実現する。
Nikon Z RCの注目される動画機能(噂)
- 最大125分の連続録画が可能で、熱による制限なし
- ウェーブフォームモニター/ゼブラ表示/フォーカスピーキングなど、露出管理に便利なツールを搭載
- プロダクトレビュー・モード:AIによる自動フレーミングでVlog撮影が簡単に
- マイク/ヘッドホン端子を搭載し、外部リグ不要で本格的な音声収録が可能
これらの仕様により、Nikon Z RCは2026年のコンテンツクリエイターにとって理想的な選択肢となり、小型ながらも高ビット深度で競合をリードする存在になる可能性がある。
その他の注目機能(噂)
- Nokia OZO Audio(5つのピックアップパターン): アプリやファームウェア経由で統合可能なソフトウェア駆動の空間音声機能。 無指向性/カーディオイド/スーパーカーディオイド/双指向性/8の字パターンに対応し、H.265/H.264モードで臨場感ある音響を実現。
- ブリージング補正機能: フォーカス操作時の画角変化(フォーカスブリージング)を自動補正し、より滑らかでシネマライクなフォーカス遷移を実現。
- 高度なLUT管理(最大10個のカスタムLUT対応): 最大10個の17/33/65ポイントLUTを読み込み、N-LogやRED Log3G10などのLogモードでリアルタイムにカラーグレーディング可能。
- デュアルベースISO(800/6400): Logプロファイル使用時に、シャドウやハイライトのノイズを抑えた最適な低照度性能を実現。
Nikon Z30後継はNikon ZRシリーズに?
Nikon ZRcの噂をNewCameraさんが伝えています。NewCameraさんは、あまり情報の確度が高くないので、そのあたりは差し引いてご覧ください。
PetaPixelなどでも予想されていますが、2026年に登場するカメラとして、ニコンのAPS-Cシネマカメラが予想されています。これはもともとNikon Z30の後継と言われるカメラで、REDのカラーサイエンスを搭載し、本格的な映像制作者向けのカメラになるのではと考えられているようです。
基本的な仕様としては上記にもあるように、Nikon Z50IIの機能そのままでREDの機能を搭載し、EVFやメカシャッターがないようなカメラとして登場するのではないかと見られているようです。
ただ、Nikon Z30は廉価なことから人気のカメラとなっていることから、価格設定が難しいところかもしれませんね。既存のNikon Z30に近い価格で発売できればいいと思うのですが、REDの機能を搭載することで価格が上昇したり、動画向けに特化してしまうと既存のターゲット層から外れてしまうかもしれません。
なので、Nikon ZRcが高価格で販売されるようだったら、従来のようにNikon Z50IIをベースにしたNikon Z30IIも検討したほうがいいようにも思えます。
ただ、この噂はあくまでまだ確認がとれていない噂ですので、こういう噂があるんだな程度で理解してください。
さらにNikon Z90の噂を「Nikon Z90 試作機が生産ライン投入段階 2026年中旬に登場との新情報」で詳しくお伝えします。
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コメント
コメント一覧 (1件)
センサーに部分積層を搭載してZRの妹分として登場すると価格設定が問題となりますし、今のZ30にEXPEED7を搭載してブラッシュアップするだけなら今のモデルの後継機となりますがシステムの展開としては面白くないのでどの様なタイプで出てくるか楽しみです。