ソニー 革新的なセンサーを開発中 αシリーズ搭載で高性能化を実現か

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ソニーが革新的なセンサーを開発中か

1)新しいセンサー技術が登場

ソニーは現在、新たに導入された先進的なプロセス技術に取り組んでおり、これにより新しいマルチレイヤー積層(3層)の製造が可能になることを明らかにした。加えて、ミラーレスカメラ向けのグローバルシャッターセンサー技術も改良される予定だ。

以下はソニーの公式文書だ。

さらなる特性の進化を促すと期待されるトレンドは、高密度化だ。高密度化は新たに導入された先進的なプロセス技術によるプロセスノード適応と、積層技術におけるI&SSセグメントの強みの進化によって実現されたマルチレイヤー積層(3層)によって達成される。同セグメントは、これらの2つの技術を活用してセンサーの価値を高めることで、さらなる事業成長を目指している。

特に交換レンズカメラ用のイメージセンサーに関しては、同セグメントのグローバルシャッター技術が業界内でも強い関心を集めており、グループ内での緊密な協力を通じてさらなる開発を推進している。

(中略)

私の見解

先日、ソニーのFXシリーズの担当マネージャーが「少し辛抱が必要だ。ソニーは大きなアップグレードとサプライズを用意している」と語ったことについての記事を公開した。ソニーの事業計画では、すでに3層センサーやグローバルシャッターを含む新しいセンサー技術が開発中であることを確認している。これにより来年後半には、本当に革新的なセンサーを搭載し、競合他社にはない独自かつ比類なき性能を持つカメラが登場する可能性があると思う。

また、ソニーが新しいレンズ設計で常に限界に挑戦し続けている姿勢も非常に気に入っている。これまでの実績を見ても、これから登場する製品はきっとワクワクするような製品になるだろう。

ミラーレス用2層トランジスタ画素積層型センサー量産化か

ソニーの企業レポートについてSonyAlphaRumorsが伝えています。

企業レポートには、イメージセンサーと新しいレンズのことについても触れられています。まず、イメージセンサーについては、新たな先進的なプロセス技術に取り組んでおり、3層のマルチレイヤーとなるセンサーを開発していることが明らかになっています。また、引用型になりますが、革新的なレンズのラインナップを拡充していくとも明言しており、今後のソニーから革新的なカメラやレンズが登場する計画であることがわかります。

3層のマルチレイヤーセンサーに関しては、以下のような2層トランジスタ画素技術が含まれるものと見られています。

2層トランジスタ画素技術
画像タップで拡大します

同じ平面上に設置されたいた画素トランジスタとフォトダイオードを積層化することで、フォトダイオードの面積を最大化することができる

これは、従来のイメージセンサーの構造を根本的に変える画期的な技術です。従来のCMOSイメージセンサーでは、光を電気信号に変えるフォトダイオードと、その信号を処理する画素トランジスタが、同じ基板上に形成されていました。

この新しい技術では、フォトダイオードと画素トランジスタを別々の基板に独立して形成し、それらを重ね合わせる(積層する)ことで、より多くの光を取り込み、ノイズを低減することを可能にしています。

これが実現すれば、裏面照射型センサーのダイナミックレンジが向上したり、低ノイズ化が実現したりしますし、ダイナミックレンジが悪化すると言われている積層型センサーの画質についても改善する可能性もあるかもしれません。

ソニーは次世代のセンサーを搭載することで、αシリーズを一気に一つ上のレベルに引き上げようとしており、現在はその前段階であるため、既存のセンサーやその改良版で製品を開発している状況なのかもしれませんませんね。

さらにソニーのα7 Vの流出した画像について「ソニーα7 Vの画像が初流出 その画像から分かること 3300万画素センサー採用か!?」で詳しくお伝えします。

SonyAlphaRumors

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